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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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『ヴィクトリアの小路をきみとオムニバスで(後半)』


早速ですが、続きですー。後半戦!
このオムニバス、前半と後半、順番間違えないようにお気をつけを。
や、その、ちょっと仕掛けといいますか繋がり方といいますか。
ともあれ、続きからどうぞー。



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『ヴィクトリアの小路をきみとオムニバスで(前半)』


でーきまーしたー!
ヴィクトリアンなお話四つ、まとめられました。


書きながら、幾度「……わたし何書いてるんやっけ?」となったことか。
ジョジョですのに。ジョジョのはずですのに。
なぜわたしはアフタヌーンティー作法にはじまり階級による文化的な違いやら爵位の成り立ちだの継承に関する決まりやカントリージェントルマンの正しい意味とその暮らしぶりについてなどなど調べていたのか。
そして調べるたび「この国めんどくさいな!」と漏らしていたのはひみつ。
や、でも今も書いたり読んだりしながら思います。
あの国めんどくさい。英国めんどくさい!
とはいえ。なかなか楽しく、書くことができました。
一人タイムアタックも、なかなか面白かったですしね。
多少は粗くても良いなら、三日でいけるものだと判明しましたし。
指の速度の現時点限界が、少しはつかめてきたでしょうか。

ヴィクトリア朝資料、読むのとても楽しかったのですよ。
……まあ、全ての本がそうでは、ありませんでしたけれど。
幾つかは大変楽しめたのです。
自覚がないだけで、あの時代に関る本を、そこそこ読んでいたようで。
さらっと読んだ時は気づかなかった細かな点が色々と判明して。
やっとのことで正確な意味に気づけたのやもしれません。
オルコットはどんぴしゃであのあたりのようですし。
モンゴメリはもう少し時代がくだるのでしょうか?
でも参考資料なんかにもありましたし、繋がっているのですね。
そして更に驚いたのは、ド・モーガンでした。
わたしここ数年で知った作家さんですけれど、モーガン大好きで。
そしたらとっても有名な家系だそうじゃないですか。
何気なく読み返したモーガン作品の後書きに、記述がありまして。
ヴィクトリア朝の作家とも繋がりのある有名人と知りました。
改めて知る予想外な事実に、すっかり嬉しくなってしまって。
ついつい、今回のお話にも加えてしまいました。
だって、もしかしたら紳士たちと出会っているのやもしれません!

短編集のつもりが予定よりやや長くなり「ああ…」となりましたが。
次のお話へ繋がる、種も幾つかしかけられました。
ただ題名のつけかたにはやや不満が残りますが。
こんなものかしら、と全体は納得しつつあります。
また後日、単語の解説つけますね。
解説などは、無粋になるかなあと思うのですけれど。
ええ、いちいち後で説明するより、きちんと本文で語れということです。
ただ今回に限っては、ヴィクトリア朝由来の言葉も多いので。
蛇足やもですが、後日、こそこそ書いていようと思います。

例によって例のごとく前置きが長くなりました。
紳士と淑女のお話。続きにありますので、よろしければどうぞ。
……と思ったのですが、忍者さんに「続き多すぎるよ!」
と悲鳴を上げられました。うんごめんなさい長かったです。
しかも本文に載せても「無理!」と言われました。
ので。やむなく前編後編で分けました。二つずつ。
今度こそ、よろしければ、お進みください!



教訓を胸に刻みつつ次へ(理想)


よゆうなんてありませんでした。
むー、当初の予定では、二週間だったのですけれど。


予定は未定でした。
ええ。開き直ってますね。しかも悪い方向に。あかん。
妙に忙しくなったり、甥っ子が襲来したり、あと用事ができたりと。
不慮の事態が発生しまくり、足止めは幾度もくらいました。
が。それらは言い訳に過ぎません。
結局のところ、こなせなかったのですから……。

予定より、今日で二日オーバー。
そして恐らく、明日にはアップできそうなので、計三日オーバー。
つまり実際の所要日数は十七日ですか。
うう、半月を越えてしまいました。また反省しないとです。
今回の主な敗因は何かしら。や、その、突発的な事態を除いて。
設計図の引き方が甘かったのと……。
例によって例のごとく、目標文字数を越えたことでしょうか。
ええ。特に後者。
そもそも『短編だから三日で一本』という計画だったわけですが。
書き終えてから数えてみましたら、軒並み五千字越えでした。
酷いのに至っては八千字でした。ああもう。
設計図が短くまとまったこともあり、四千字程度が想定でした。
……いやでも今回、わたしこれは短くできたと思ったのですよ。
それさえ五千字突き抜けてしまって。
わたしの体感がいかにあてにならないかという嫌な証明になりました。
もうこれからはだいたい自分の予想に二千字は上乗せして考えます。


二週間で四本は、だめでした。
けれどこのぶんなら、二週間で三本はいけそう……?
今回の件で、自分の指と集中力のぎりぎりな瀬戸際を知れたような。
限界、とかではなくて。それは鍛錬次第でどうにかなりますから。
引き絞れる、範囲。きりきり糸が音を立てそうな、強度と悲鳴の挑戦。
途中まではそれなりにこなせていたので、後はいかに完走できるか。
今後の課題ですね。
ひとまず、明日にきちんと仕上げられるよう、最終確認がんばります。
あとすこし、おつきあいくださいね、ヴィクトリアンな紳士と淑女。

なつのあつさにもまけずおはなしを


一応、お話四本目まで、できましたー!
……まあ、まだ骨だけですけれど。


うーん、最初から、がっつり書きこもうとしましたのに。
途中で集中力が切れてしまいました。うかつ。
しかも最後の台詞でまだ悩んでいたりします。
四つのお話のラストを引き締めるものなので、気を遣わないとで。
そうですよわたし! この時のためにモノローグ封印してたのですよ!
きちんと効果を全力で引き出すためにも、よく吟味しなければ。
あと少しです。どうか、書かせてくださいね、エリナさん。

ジョジョ書いたお陰で腰痛がましに、と言うておりましたけれど。
ちょっと理由が分かった気がします。
や、今日なんだか背中側がぴりぴりするのですよ。
これはつまり背筋がどうにかこうにかなっているのでは。
具体的には知りません。多分なんやかんやしているのでしょう。うん。
腹筋と背筋はバランス良く鍛えなければ駄目なのですよね。
昔、腹筋だけしまくった兄が腰を痛めて入院したのを見ていましたので。
お話書く時の姿勢が、だいぶ良くなってきたということでしょうか。
腹筋と背筋がバランスをぐりぐり取り始めているのだと。
そう思うことにします。よみがえれわたしの腰。

お話四つのうち、題名決まったのまだ一つです。うわあ。
わたしいつだってそこで悩むのですから、今のうちに考えとかないと。
それに加えて、お話単品だけでなく、四つひっくるめての題名も。
わーい前途多難ー。ううん、でも頑張り抜いてみせます。おー!

三者に漂うあの品の良さは一体なんなのかしらと

自分でも、三日に一本ペースはやりすぎかと思っていましたが。
現在、八日目。三本目のおしまいまで、辿り着いています。


なんなの。我ながらどういうことなの。
疑問に思いつつも、内心は割りとひゃっはーです。
わあい。ちゃんと目標達成できてます。わーい!
短編効果って凄いですね。こんなにしゃきしゃき書けるだなんて。
これまで数日かけて延々書いていたのはなんだったの。
書き始めた初日に、最後まで到達できるよろこび。
短編書くのが、こうも嬉しく楽しいものだとは。
……今後に向けて、励みになりますね。
もっとも、短くまとめられれば、の話ですが。
しかもわたしこれ、あいた時間を全部書くのに回してはいないのですよ。
途中で本を読んだりも、きちんとできています。
それこそこうして、日記なんかも書けているわけですし。
時間配分に少し気を遣うだけで、違うものなのですね……。

今度のお話は、短編なオムニバス。お話四本。
上手い具合に起承転結になりましたね。
起と承は、見直し一周目が終わって、二周目地ならしもほぼ終わり。
最初から文章密度が高いお陰で、普段に比べると早い部類です。
……長いやつの時は、密度がちぐはぐなので、手直しが本番となりますが。
このたびは手直しがほんと楽です。
最初から最後まで一貫して頑張ることの大切さを痛感しています。
まあそんなこと言いながら初回見直しは四時間とかかかりますけれど!
転は、本日どうにか最後までいけました。
こちらも文章密度は結構みっちり。多分、一番書きたかったお話なので。
一周目見直しも、先の二つより更にましなことになりそうです。
きちんと全体を、整えていかなくてはです。
そしたら明後日からは、いよいよ最終決戦!
長さでいうと、最も短くなりそうな予感がします。
だからといって気を抜かないように、引き締めていかなければ。
腰痛もおかげさまで劇的に回復しております。
わたしの腰に狙いを決めてクレイジー・ダイヤモンド。


本を読む時間があるため、シェパートン大佐読んでます。
……ようやっと読むペースが上がってきました。
や。その。最初の二章くらいで、どうも引かれなくって。
少々遠ざかりかけていましたが、そろそろ面白くなってきました。

しかし神宮訳ってこんなに読みづらいものでしたっけ……?
全体にとても角ばっているといいますか、空間が非常に把握しづらい。
何度も指を止めて考えこむのですけれど、結局断念することが多々。
わたしの読解力がないためですね。反省です。
いや、だとしても、分かりにくい表現が多くって!
「スポークのリムって何!?」とかなって広辞苑引っ繰り返す始末です。
輻の車輪ってことなのですね…ほんと何かと……。
出版年を見たら1968年でしたよ。ちょっと納得です。
しかし先日読んだマーニーといい、わたし最近このあたり続きますね。
英国史の内容が含まれているため、少し前に触れた貴族本知識が助けに。
ああ王政復古だからあの王様…とか、ああヴィクトリア朝の後……とか。

内容に、かなりみっちりと教会関係の知識が含まれているので。
溢れ出す専門用語の数々に、非常なとっつきにくさをおぼえるのでしょう。
だってわたし今も正直クリアストーリちゃんと理解してるかどうか。
特殊な単語続出なのに対して、注釈は少なめ。
そして教会内部の細かな構造描写が入るものの図はなく。
わたしの頭では、なかなか対処しきれませんでした……。
それに加えて、マーニーと違ってこちらは大変に英国的な文体です。
子供とはいえ口から出るのは皮肉っぽく聞こえるほど斜に構えた言い回し。
あと、悪戯盛りの男の子たちのお話ですしね。
宮崎監督がお好きな一冊だそうな。とても納得です。
マーニー読後なので、切り替えに時間がかかっているのでしょう。
時代的にはほぼ同年代のはずですけれどね、この二冊。
むやむや言うておりますが、本自体はもう折り返しです。
次に借りるものを考えなければいけないほど、あと少し!

訳が古いゆえの読みづらさかしらと思うものの、なら村岡訳は何なのかと。
あと高橋訳。ああ、高橋訳は古風ですけれど品がよくて、優しいですね。
前にも言うた気がしますけれど。
個人的に大好き翻訳三傑は、村岡訳、高橋訳、瀬田訳です。
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