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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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戦略的無条件降伏とはいいがたい敵前逃亡の果て


英国各公爵家の繋がり方が異様にややこしくて内心ないています。
分かりにくい…分かりにくい……!


何度読み返してもこんぐらがりますよ!
特にサマーセット公家とボーフォート公家あなたがたのことですよ!
前者の名字がシーモアで後者の名字がサマーセットで。
関係があるからこうなっているけれど実際は無関係とかもう。
このややこしさ。
日本と違って、頑ななまでの男子継承が原因なのでは。
一度男子が絶えてしまうと、そこでお家断絶でなく、遡るから。
酷い時は何代にも渡って、血を遡るものですから。
それで余計にぐっちゃんぐっちゃんになってしまうのでは。
いや、そもそもわたし英国史に疎すぎます。
これはもう根幹から勉強しなおすしか道はないのでは。
基盤、根っこの部分が把握し切れていないので。
そこへ知識を積みあげてゆこうにも、基礎が駄目では崩れるばかり。
うう、また適切な本を探さないとです……。

しかしわたしが英国史に触れなければと心がけるのは、初ではなく。
実は以前にも一度、ああちゃんと調べなきゃ、と思っていたのです。
つまり機会はあったのです。
それをさぼったばっかりに、現在このざまです。自業自得ですね。
因みにその機会というのは、アトリーの『時の旅人』読了時です。
すっかり大好きなアトリー作品、その代表作。
にも拘らず、わたしあのお話はちょっと苦手で。
……訳の問題も、多少はあると思うのですけれど。
理由を誰かへ押しつける以前に、自分の責任に目を向けなければ。
内容が呑みこみきれなかった、というか、浸りきれなかった、というか。
あの作品は濃密なまでに英国史が、物語の主軸として、含まれていて。
そこらへんの基本が、わたしはすっぽ抜けていたため。
訳がやや肌に合わないということも手伝って、はじかれてしまった。
再挑戦したいと思い続けてはいたのですけれど。
せっかくこうして、英国へ興味を持つことができたのです。
勉強しなおして、たっぷり色々ためこんで、理解してから。
もう一度挑んでみるのも、よさそうですね。

り、理論武装に笑顔を不可欠という名ゼリフを。
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分限を知れと鏡に向かい


……まさか地上波より、ネットで見るほうが早いとは。
無事に十三話視聴できましたよ。


そうして改めてこみあげる、らいよんちゃんねるへの怒り。
来週にまとめ放送で解消されるまで、延々続きますねこれは。
ひとの楽しみを奪うなんて、まったくもって罪深い。
なのでまだしばらくは放送局担当者さんへの祈りを継続です。
毎晩こむら返りしつつタンスの角に小指をぶつけ且つ深爪するといいです。
あんなに楽しいお話をお預けさせるなんて! ほんともう! 滅!


睡眠時間と翌日の作業効率を犠牲に、ゼノ一本勝負に参戦しました。が。
……万全の態勢でもないのに挑むのは、ひどく無謀なことでした。
反省しきりです。や、もう。ええ。
一応、直前になって23時就寝じゃなくても平気と判明はしました。
ただ普段は明らかにそこらへんで眠っているものですから。
時間的にはだいじょうぶとはいえ、体のほうが。
書いてて終盤あたりの記憶がもうろうとしてますよわたし……。
備えるならば、夕方とかにでも軽く、短く、眠っておけば。
そうして少しでも体力を回復させておけば。
完全とはいえずとも、もうちょっと迎撃態勢を整えられたものを。
あかちゃんさんの相手やら手伝いで、すっかりうっかり忙殺でした。
今からこれでは、年末あたりが思いやられます。
その頃は常時我が家にいるのですよあかちゃんさん……。

話がそれました。
ともあれ、そんな体力精神力集中力に不備のある状態で。
あの一時間で仕上げるという企画に、のっかってしまったのです。
なにせお題が。エリィだったものですから。
彼女のためなら横車なんていくらでも押しますよ。
わたしの何かが削られることなど欠片だって惜しくはありません。
理由は一つ。『だってエリィだから』。それ以外に何がありましょう。
わたしあなたたちばかり書いてきたのに。
何を言われても書いてきたのに。十六年。
大手をふって…なんてとても言えませんが。
世間様を恐れることなく、求められるまま書くことができる。
どうしてそんな機会を、逃すことができるの。

やけくそのように飛びついて。
頭ぐらんぐらんさせながらもがむしゃらに指を動かして。
結果。割と惨憺たることになりました。
ええ自業自得ですね。見事な空回りです。
……反省します。じくじくと胸が痛むほどに。
無理やりに叩きつけたって、ろくなものにはならないのだと。
それは書く対象についても失礼ですし、読み手に対しても失礼です。
後日、きちんと改めて書き直そうと思います。
ただしプロトタイプ版も消さずに残しておくつもりです。自戒。
ご覧になった方がいらっしゃいましたら、お目汚しを失礼しました!

穴ふたつの覚悟はできて


いやー先週末はらいよんチャンネルへの怒りでどうしようかと。
ふふ、ふふふ…まだ見られませんよ、3部十三話……。


うっかり怒りが有頂天でした。
サッカーそのものをきらいになりそうな勢いでした。
……まだこっそり恨みじみたものを抱いているのは否定できません。
ひとの楽しみを奪って何が楽しいの……と思えてならなくて。
しばらくは放送局の担当者の方が七夜連続こむら返り起こすよう祈ります。
それは呪いとも呼ぶやもしれません。
――もえぎさんほんとに怒ってたのですからね!


色々集中したいことはあるのですけれど。
ここ最近、続きまくる姉と甥っ子のお泊りにより軒並み潰されています。
うん…おなかおっきいから、お手伝いは当たり前やと思います……。
けれど、たまのお休みもどんな時間も取られ続けるのは。その。
耐えなくては。です。がまんがまん。
こらえ続けることには、慣れているはず。

それでも、こっそり本を読んではいます。
いやあ、久し振りに児童書を読みました。
何せ直近で触れた物語がまいじょうさんのジョジョでしたから……。
しみるしみる。色んな意味でしみわたります。
新書や児童書だったので、さっくり読み終わりましたし。
ふうと安堵の息をついてから、早速次に取りかかっています。
ええ例によって英国系の資料なのですけれどね。
前述のらいよんチャンネル悪行三昧によりストレスがかかり。
その発散のため、早くお話が書きたいのですよ。
1部のご夫婦でヴィクトリア朝な短編オムニバスにしたいところ。
取り敢えず、三つはネタがありますが。
オムニバスなら五つくらいは欲しいところですね。
譲歩しても四つ。うーむ、もう一度メモ帳めくりましょうか。
Regardの首飾り、姿見鏡、花嫁衣裳。
さて、次のお話は。


……録画してるダウントン・アビーがみたいよう(小声)

ボーク? 暴投? オーバーヘッドキック?


戦いを終えました…ながいたたかいでした……。
実質一週間程度なのですけれどね。何でしょうこの。この。


読み終えた解放感からか、うっかりお裁縫済ませちゃいましたよ。
作らなきゃ、作らなきゃ、と思っていた、甥っ子のお食事エプロン。
あらかじめ生地は裁っておいた、という要素があったとしても。
さっくさっく作り終わってしまいました。
まあその過程でミシン針とまち針が一本ずつ犠牲になりましたが。
……また折れましたよ。また折りましたよ。
着々とストックが減りつつあります。
何なの気合い入れてミシン踏みすぎたというの。
はあ、でもともあれ、すっきりした気がします。
生地は今回たっぷりめに買っておきましたので、もう一枚いけそう。
あかちゃんさんのエプロンは、たくさんあって困るものではなし。
ただ少し休憩挟みつつ、残りはのんびり縫っていこうと思います。
新しいバイアステープがないと、かかれないですー!


さて。
まいじょうさんのジョジョ小説ですよ。
読み終わりましたよ。ええ。完走しましたとも。
繰り返しになりますが、わたしまいじょうさん初めてで。
これまでの作品や、本来の文体を殆ど存じませんでした。
ですので。今回、初めて触れて。
最初は粗悪としか思えませんでした。
言葉の軽さ、雑さ。
まさか嘲弄さえ含んでいるのではと、少々体を強張らせて。
―…本来、快い重みのある作品を。
ありえない軽佻浮薄さで塗り潰した前例を知っているものですから。
防衛本能じみたもので、咄嗟に警戒してしまうのですよ。
それはとてもとてもつらい思い出ですから。

話がそれました。
ともあれ、つらい記憶をちくちくされながら読み進めて。
途中で何か企んでいることをうっすら察して。
状況が混沌とし、そこへ元から混沌としている文体が拍車をかけ。
それでも馴染んで、いやむしろそうあったからこそ馴染んで。
敬愛や尊崇といった形をわたしは明確には読み取れませんでした。
ただ、哄笑しながらどろぐしゃに取っ組みあいをしているような。
少なくとも嘲弄とは縁遠いものは、感じました。

一言で表すならば、『ジョジョのチャンプルー』かと。
あと、そうですね。
読者の求めていたものが、ミットに吸いこまれるストライクだとすると。
4部小説も5部小説も、キャッチャーが待ち望んだ素晴らしい速球。
ディオさま小説は際どく弧を描いた外角寄りの変化球でしょうか。
そこへきてまいじょうさんのは。
異様にきびきびと俊敏に蛇行しながらサッカーボールがきたような。
しかもその上、消える魔球で。

キャッチャーたる読者の困惑がお分かり頂けるでしょうか。
しかし、あちこちで感想を見て回りましたけれど。
「いつもより押さえ気味」「さすがに空気読んだ」みたいな意見を見て。
今回の文章で自重しているって、普段はいったいどういうことなの……?

たまにはこんな触れ方も


こないだ、甥っ子に作ったものをつらつら挙げてましたけれど。
一つ、忘れてました。わたしお帽子作ったのでした!


あれだけ苦戦したものを、よくも忘れていたものです……。
ぽっすり大きめキャスケット。
首筋保護のため、取り外し可能な日よけ布つき。
しかも取り外し部分の、くるみボタンも手作りですー。
ただ飾りの位置が少しずれてしまったのが、いまだに不満。
見るたび反省の念が呼び起こされます。
けれどまあ、姉は気に入ってくれてるので、よしとします。
帽子がきらいなあかちゃんさんもかぶってるみたいですし。
でも、もっぺん作る? と問われたら、即座に「嫌!」と返します。
あれめんどくさいのですよ…ほんとめんどいのですよ……。
表布と裏布の合わせ方やらつば部分やらその取りつけ箇所やら。
まち針うちながら「めんどくさいよおおぉぉ!」て、なってました。
こんな念をこめてミシン踏んでてごめんさい甥っ子。
今度、新しいお食事エプロンつくったげるから。


本を一冊、はやく読んでしまおうとしています。
早く。はやく、はやく! と。
ちゃっちゃと次の本にかかりたいから、というのは勿論ですが。
文体が絶望的なまでに、肌にあわないからです。
ほんと、最初の百ページへ到達する前に心が折れるところでした。
ある意味、初めてではないでしょうか。
本を読んでいて内容ではなく文体で『つらい』と思うことなんて。
普通、読み進めるうち本が合わないと思えば途中でやめます。
ですから『つらい』という感情へ辿り着く前に、縁が切れます。
なのに、更にページを繰ったのですよ。繰り続けたのですよ。
そうして、とうとうたまらず『つらい』と思いました。
何故そこまでして読んでいるのかといいますと。
……これも、正式にコラボされたジョジョ小説だからです。

乙一さんの4部小説。かどのさんの5部小説。
にしおさんのディオさま小説。これらは全て読んできました。
最後の一冊。まいじょうさんのもの。
これでおしまいだから、と。食らいつこうとしています。
評価をくだすのは完走してから。
そうでないと、きちんとした感想などいえません。
ですから冒頭から全力で引きながら、めくる指を止めないで。
まあ途中で深くかんがえるのはやめていますが。
ギャグだ、パラレルだ、いやいっそジョジョではない何かだと。
必死に自分へ言い聞かせながら。
そんな暗示の効果があったか、徐々に耐性ができてきました。
いや、いっそ免疫? なんなのハンコ注射なの。
完全にわたしの好みには当たらない凄まじい文体。
正面から向きあおうとはせず、斜めに構えるようにして。
じわじわと滲み出てくる企みを、ほどけないかと見守りながら。
ひとまず、淡々と完走を目指します。



ただ流石にハートマークが複数飛び交った時は思わず憎悪をおぼえました。
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