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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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ああ、麗しの君は白銀の


お話書くのが落ち着いて、本を読むのも一段落。
そしたら次は、この手に、針と糸。


久し振りにお裁縫でまったりしました。
ずっとこればかりだと、肩は凝りますし腰も痛くなりますが。
たまに、だと良いものです。
しかも今回は殊に、『おくりもの』なわけですから。
俄然、こめる気合いも心も普段とは違ってきますね。

どうしてもお贈りしたかったのです。
今月末、わたしは舞台を観に帝都へ赴くわけですけれど。
紐育の方々は、勿論みんな大好きです。
けれどもおひとり、格別に。
「あなたの歌を聴きたいのです」と心から言える方がいらして。
あまりに素晴らしい歌声なので。
最初にDVDで聴いた時、わけもなく涙が零れて。
ああ、『うた』とは、こういうものなのだと。
目をひらかせてくださった、歌声なのです。
紐育に輝く一等星。
その歌に、声に、どうしてもお礼を申し上げたくて。伝えたくて。
思わず針と糸を手に、作ってしまいました。
様々に絢爛豪華な宝石を見慣れた貴女の目には、さぞ粗末なものでしょう。
それでも。つくらずにはいられなかったのですよ。
どうか、麗しい銀の星。
貴女の手元へ捧げることを、お許しくださいますよう。






そんなこんなで、くるみボタン作りが楽しかったです。
しかもこんな大きいサイズ初めて作りましたー!
いっつも18ミリので遊んでいたのですけれど。
今回は38ミリですよ38ミリ! おっきい! いっぱいあそべる!
ほんと18ミリだと、生地の種類とかで遊ぶくらいですのに。
流石に倍以上大きくなると、細工が凝らせて面白いです。
ビーズなんかのパーツ類を縫いつける余裕があるのも楽しい。

一応経験が積めて、しかもかなり興味を持てましたので。
しばらくこの大きいサイズくるみボタン遊びは続けていそうです。
そして友人への贈り物にも応用できそうだと気づいたのです。
お誕生日に用意できなかった謝罪もこめて、頑張って作ります!
さあどんな素材が必要かしらうきうき。
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嵐に揺れる電波とこころ


ゲーム音楽三昧を聴きながら日記を書くしあわせ。
ううん、なんという贅沢。


しかも台風の真っ只中、というおまけつき。
久し振りに直撃コースとなった地元ではありますが。
上手いこと、ラジオ開始までには峠を越してくれました。
ただ、さっきからずたずた災害情報で細切れに。ああもう。
これ特に思い出補正のある曲とかでないなら、耐えられますが。
好きな曲がずだーんと切られたらKUAAAAAてなりそうです。
ゼノは。ゼノはやめてくださいな。ゼノはそのままでどうか……!

しかしせっかくゲー音三昧あるなら、お話書けば良かったです。
これほど作業用BGMに相応しいのも、そうそうないでしょうに。
しかし今から何か書くのも…それこそ日記書いてるくらいですよ。
聴きながらできること、と思い、お裁縫の予定でしたが。
うっかり使用予定の生地を姉に貸していることに気づきうわあ。
くるみボタン作るつもりでしたのにー!
仕方がないので、デザイン案だけ煮詰めています。
銀の星を使って…でもうるさすぎずシンプルにきれいに……。
お贈りしたいのです。
紐育のあの方に、感謝をこめて、贈れたらと。
ああ月末の観劇が楽しみですー。
そして帝都観光どこ行くべきか悩み中。
雑貨屋さんとか本屋さんやカフェでおすすめあったら教えてやってください。


うーん、やっぱりお話書きたくなってきました!
今からそわそわ設計図引いてみようかしら。
ここ数日、ずっと、しゅんみりしておりまして。
どれだけしゅんみりしているかと申しますと……そうですね。
最も適切な脳内BGMがDODの『尽きる』なあたりでお察しください。
とにかく。しゅんみり、していたのですよ。
それが、その、ぴくしぶさんでえらくびっくりすることがあり。
驚くやら嬉しいやら慌てるやらうろたえるやらで。
どよんどよんしていたものが、急に吹き払われたようで。
目が覚めるようで、おろおろして、うれしくて。
ひょっこり立ち直りかけたとこへ、本日のゲー音三昧です。
随分と、気持ちが持ち直してきた気がします。
よろめいては、おりますけれどね。

お茶漬けにあられを最初に入れたひとは天才


ここ数日なにやらしゅんみり。
や、自分がわるいから、仕方ないのですけれど……。


色々考えて、おなかがすかなければ良いのやわ、と思い至り。
決心したらきちんとお昼におなかがすかなくなりましたわーい。
人間の意志ってすごいですね!
あまり良いことではないのでしょうけれど、やむを得ません。
しばらくの間、おひるごはんはお茶漬けがお友達です。
お茶漬けおいしい。


ストレスがたまると、色んな方向に走りがちですけれど。
主に本か、針と糸、というのが多いように思います
今回の場合は本になっていますが、針と糸にもっていきたいところ。
そしてこっそり、お話も書きたくなっていたり。
こないだ書き終わったところですのにね!
ところがまたもや、そわそわ書きたくなっているのです。
傾向としては、良いことやもしれません。
あんまり毎日毎日書いていたので、書いていないと、落ち着かなくて。
常にあれやこれや指を動かしていたくなります。
指を動かせば、動かしていれば、必ず何かをつくれるでしょう。
形になるのなら、それはとても嬉しいことですから。
書きたいお話が、まだまだ、たくさん。
それら全てをこなしていければ、経験値にもなるでしょうし。
わたしのこの指。少しは、成長できたら、と思うのです。

前回でとにかく速度については学べたので、次は精度ですね。
三日で一本はややきつく、四日なら大丈夫そうな模様。
五千字前後が四日でいける、ということ。
今度の目標はこれでしょうか。さあ、また設計図引かないと。
……次はもう少し、しっかりしたものを。
こないだのはほんとわたし投げやりなくらい簡素でしたからね。
そんなだから予想に反して長くなったりしたのですよ……。
四千字前後予定がなぜのっけから八千字オーバーだったのか。
わたしの目測と体感全くあてになりません。

そしてまあ次もジョジョだったりするのですけれどね。
1部のご夫妻たっぷり書いて満足したのも束の間。
今度は仗助くんがむくむくと書きたくなってくるという。
何だか最近ずっとこのループにはまっている気がします。
ただちょっと、変化球にしたいなあと思います。
早い話がみんな書きたいのですよ。
みんな揃ってわいわいしていてほしいのですよ。
もっと言うなら、1部ご夫妻と三者面談してほしいのですよ。
歴代主人公たちで。ええ2部以降のみなさんで。
特にジョルノくんとお話してくれたらいいな! という願い。
短め(希望)のお話を連作で。みんなでわいわい賑やかに。
そしてまたこっそりヴィクトリア朝関係ネタも絡ませて。
書けたら、いいなあ、と。
そうすることで、このしゅんみりを振り落とせたら。

ややこしくめんどくさくもロマンスな世界

ジョジョの放送が関西圏だと不安定すぎてどうしてくれようかと思います。
まだ小指をタンスの角にぶつけたりないようですね担当者さん……。


太陽戦の日、新聞のテレビ欄に見当たらず「!?」となりまして。
またやらかしたからいよんチャンネルとなりかけたところ。
「翌日放送だよ」と聞き、すっ…と矛をおさめたのも束の間。
「でも来週お休みだから再来週に二話連続ね★」
と聞いてわたしの怒りが数週間ぶりに有頂天。
ほ…ほとけのかおもさんどまでというめいゼリフを……。
これはもういーかげん苦情メールの一つも送って良い気がします。
放送当初から、予定時間通り始まったことのほうが少ないのでは。
ほんまもうどうしてくれよう。
あ。でもわたし死神戦苦手なのでまとまるのは良いことやも。
……いやいやいや。怒る時は、きちんと怒らないとです。
取り敢えず放送担当者さんに、もっぺん念を送っておきましょう。
再来週のまとめ放送が終わるまで毎日タンスの角に足の小指を。
そして毎夜毎夜こむらがえりと、ツメ切るたびに深爪で。
呪いともいいます。ふふ。


うにうにするのもあれですから、こないだのお話の解説を少し。
……と、思ったのですけれど、少しでおさまらないような。
そのくせ資料一冊返却しちゃったのですよ。アホですね。
うーん、なので、ひとまず題名についてだけでも。


・ヴィクトリアの小路をきみとオムニバスで

お話ごとではない、四つひっくるめた、まとめタイトル。
シンプルにまとめましたが、シンプルすぎたきらいも。
ただ、後の題名がこみいってるので、バランス的には良いのやも。
本当は、各題名に全部ヴィクトリア朝関係単語入れようかと思いましたが。
結局、途中で断念してしまいました。
後の本文中にオムニバス出したので、意味が二重になれました。
乗合馬車、の意味もあるのだと今回の資料集めで知りました。


・物言わぬ狼はおしゃべり

スコーンのひび割れは、狼の口、と言うそうなので。
良い表現だなあと思って採用となりました。
因みに頭に『物言わぬ』とつけたのも、お茶関係から。
よくアフタヌーンティーで思い浮かべる三段スタンド。
あれはホテルやお店で使うので、お家では用いないもの。
代わりに、ダム・ウェイターと呼ばれる机みたいのを出したりするそう。
おもてなしに忙しい、女主人の大変な助けになるそうです。
訳が『物言わぬ給仕人』なので、そこから。
……でもあのスコーン話、時代的な裏づけないのですよ。
北部のほう(特にスコットランド)のスコーンが硬めなのは確か。
材料にもオートミールが多めになりますし。
ただこれがヴィクトリア朝にも適用されるのかはあやふや。
多分、大丈夫だとは思うのですけれど。うーん。


・輝石と沙礫の時計に針はない

砂時計のイメージが浮かんだのは、書いていて本当に終盤。
エリナさんが砂時計で、ディオさまが懐中時計なのだなあ、と。
そして気づいたらちょっと腹が立つような気もしたのはひみつ。
題名としては非常にシンプル。そのままですし。
ただちょっと、砂礫のままだと、硬すぎるようでしたので。
1部のお話でもあることを踏まえて、さんずいへん表記に。
リガードとディアレストは、資料で読んで、とても惹かれましたー。
けれど、これもスコーンと同じく時代的な裏づけが曖昧。
最後でやっと気づいた、みたいな書き方をしましたが。
もしかしたらエリナさん最初からご存知やもしれません!
どのくらい一般的なものだったのかが不明です……。


・明日のあしたはヒギンズ教授にごきげんよう

五つの題名のうち、最初に決まったもの。
因みに1888~1889年では、ピグマリオンまだ出てません。
もうちょっと後。だから『明日のあした』。
階級による言語の違いが興味深く、そして心底めんどくさく。
けれどそのぶん、書くのが一番楽しみなお話でもありました。
looking glassは、鏡の国のアリスの原題一部でもあるのですね。
今回のお話四つは、書きながら傍らに広辞苑と英和辞典がありまして。
英和を引くたび、上流階級の言葉はだいたい『古風』扱いと知りました。
そしてクィーン・アンで昔読んだ『プリザーヴ』の意味も、やっと知って。
読んだ資料で分かったのは、looking glassとcutleryだけ。
残り二つは、ネットで調べただけなのです。
英和でも見てみましたけれどね、やはり古風表現扱いでしたが。
ほんと資料はきちんと集めなければいけませんね……。


・二月の花嫁まもりゆく星に連なるトワレット

黒い花嫁衣裳の存在を知ってから、書こうと決めたお話。
トワレット。
綴りはtoiletteなので「……お手洗い?」と思われそうですけれど。
古い表現で、お化粧や身支度、だそうです。
人前に出るための身づくろいをひっくるめた便利な表現。
結婚式の花嫁の身支度さえ含まれるとか。なので、採用。
ぎりぎりまで嫁入り支度に関するトルソーと悩みました。
ただトルソーだとリネン類に特化した意味になるみたいでしたので。
花嫁の準備するもの! みたいな感じですね。
最後の黒に繋げるには、やはりトワレットかなあと思い、そっちに軍配。
そうそう。
全体のおしまいを引き締めるために、最後までモノローグは封印でした。
今回のあらゆる台詞の中で一番考えこんだのも、最後の。
成功していたら、良いのですけれど。

『ヴィクトリアの小路をきみとオムニバスで(後半)』


早速ですが、続きですー。後半戦!
このオムニバス、前半と後半、順番間違えないようにお気をつけを。
や、その、ちょっと仕掛けといいますか繋がり方といいますか。
ともあれ、続きからどうぞー。



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