とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
オートミール消費にスコットランドはお役立ち
まあーだ、次に書くものが定まっていませんよ。
ただあれやこれや本を探しながら、おぼろげに見えてきていたり。
紳士のお誕生日に、間に合えばなあ、と思ったのですけれど。
いくらなんでも資料集めが遅すぎましたね。
前のような突貫工事四日間は、今度は無理そうです。
なにせあれを可能にするのは『足元がしっかりしている』こと。
まだまだ資料を読み終えていませんし、流れも曖昧。
設計図を引く段階まで、辿り着けていないのです。
次に何かお祝いの日はあるのかしら……?
一部を書こうとしたら、知らないことがたくさんで。
前のお話は、かなり隙間をすり抜けつつ書いていました。
でも今度は違います。抜けられない。避けられない。
がっつり、調べないとです。
アフタヌーンティーのお作法や当時の道具、歴史や習慣や。
知らないことを知るのは楽しいことなので、それは良いのです。
調べるのが苦になることは、あまりありませんし。
あ、それに、おっきな手がかりを一つ、みつけたのです!
前に、アニメの一話を何となく見直しておりましたら。
冒頭でディオさまパパの持ってたお手紙の、宛名。
初見は全く気に留めませんでしたが、二度目となると何だか気になって。
よくよく見てみましたら、少しだけ読めました。
リヴァプール! 紳士、お住まいはリヴァプールだったのですね!
一つ手がかりが見つかっただけで、色んなことが次々に判明して。
ほんと芋づる式でした。とっても助かります。
貿易港として栄えた町ですから貿易のお仕事をしてはる卿の設定にきちんとした裏付けが入りますしイングランド北西部ということで地域の伝統お菓子の種類なども分かってきますしあとロンドンとの距離感や鉄道で繋がってゆく町と町の位置関係なんかもうっすら理解できるような気がするようなしないようなそれとディオさま決戦後にしばらく紳士とエリナさんが暮らすならきっとこの町よねとか考えると出航までの短い幸福な時間をどう過ごされたのかとかお屋敷燃えたあとどこで暮らされたのかとか想像がはかどりつつ「ディオさま! 滅!」という気持ちを新たにします。
これで「読み間違えてるよ。」と言われたらおしまいですが。
しかし、わたしが考えている以上に階級が重んじられる国ですね……。
エマを読んでいたので、少しはそういう傾向を知っていたはずですが。
それにしたって、明確ではなく、でもはっきりしていて。
気がつかないうちに周りをぐるりと取り囲んでいるような。
そんな薄気味悪さをおぼえてしまいました。
でもアフタヌーンティーの歴史はまだ百五十年とかそこら。
むちゃくちゃ長いものでもありませんのにね。
けれどそのお陰で、調べる手がまた追いつきます。
さあ、ちゃっちゃとレシピ本も読みこまなくてはです!
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