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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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金剛石と黄金と


レンタルしてない隙間は小説で埋めています。
どう転んでもジョジョ漬けというわけですね。


もう何が何やらです。
や、でも本人は大変に楽しんでおりますので……。
四部と五部の小説は読めましたー。
あとはディオさまのでしょうか?
そっちは六部が終わってからにしようと思います。
六部が終わればひとまずディオさまの迷惑も一息つくでしょうし。
ほんとディオさまはどうしてこう万遍なく迷惑なのか。


五部小説で、ジョルノくんの描写がディオさま寄りで。
紳士寄りなほうが個人的に好きなので、少し寂しく。
けれどギャングのボスだと考えれば、ディオさま寄りは妥当な判断です。
なので一人で、じゃあどんななら良いのかとあれこれ考えるうち。
「祖先と子孫の紳士面談してほしい」という願いへと辿り着きました。
何故。
どういう流れやねんと我ながら思います。
でもほら、歴代主人公全員参加の格ゲーだって出ましたし。
それを良い機会として、それぞれ紳士面談したら良いと思います
できたらエリナさんも一緒にいる三者面談。
自身の子供を腕に抱くことすらできなかった紳士。
一族が勢揃いした稀有な機会に、みんなとお喋りしたいと思われて。
そんな紳士の希望による紳士面談。一人ずつ。
なおこの希望を断る資格があるのはSPW財団に借りのない者のみです。
ええ紳士面談の全面バックアップは財団が引き受けています。
むしろ創始者が自ら指揮を執っています。
うん、これなら誰も断れませんね!

個室が用意され、扉の横に並べられたパイプ椅子に全員並んで座って。
中から呼ばれるたびに、一人ずつ入ってゆくのです。
ジョセフさんは、エリナさんもいるので大喜びのスキップ混じりな足取りで。
承太郎さんは渋々ながらも、年長者への敬意からかノックは忘れず。
仗助くんはこちこちに緊張しつつ、菓子折りなんかの手土産を持って。
ジョルノくんは時折視線をそわそわさせて、それでも落ち着いた物腰で。
じょりーんさんは、まだ読破していないので保留です!
それにしても、もえぎさんまた書きたいもの増やしてどうするの……。


溜めちゃう前にまとめちゃいましょう。
お話未満の会話集もっぺん! またもや続きに置いてます。
今回は、四部五部ごっちゃが一つと、五部が一つ。
ジョルノくんのイメージ固まっていない感がひしひしと。
会話集、少しずつ数が増えてきましたけれど。
そのうち幾つかは、ちょっと頑張れば小話になれるやもです。
手元に原作を揃えることができたら、書いてみたいものです。
取り敢えず一部と四部は揃えたいです。はい。









回復係二人とその友人:

仗「おれは自分自身をなおせねえから、そっちのが便利だなー」
G「きみの治しかたのほうが、よっぽど驚異的ですよ」
仗「でも体の部品を作り出せるとかグレートだぜ……」
G「まあ、イタリアが生んだiPS細胞とはぼくのことです」
M「おい。聞いたことねーぞ、そんな二つ名」
康「そもそもきみ、日本人だろ」
M「見ろ、ゴールド・エクスペリエンス困惑してるじゃねーか!」

 表情を少しも動かさず、しれっと発言するジョルノに、ミスタが傍らでおろおろしているスタンドを指差して言うも、とうの本人は涼しい顔で平然としている。のれんに腕押しと察したか、拳銃使いの彼はもう一人の回復係へ向かい「あと、こいつの治療は痛いからな! すっげー痛いからな! お前のが便利だし、ジョルノより立派だぞ!」と力説してみせる。ところが、流石にこれは聞き捨てならなかったか、ゴールド・エクスペリエンスがそっと拳を握り戦闘態勢をとる。感覚を暴走させられるのはまずいと判断し、ミスタがじりじりと距離をとり、ギャング二人が対峙するのに、高校生二人はなんだかなあと顔を合わせた。
 ただ、ふと。ギャングの仲裁に入ろうとする何だかんだと優しい友人の後姿を眺めながら、「二人が一緒にいたら、仗助くんも怪我しないで済むんだね」と、ACT3にそっと構えをとらせつつ少年はしんみり思った。




学校等でよくあることをギャングの方々で:

 少し離れた場所に幹部の姿をみつけた、ギャングのボスを目指す少年。そういえば少し相談したいことがあったな、と思ったため、声をかけようとして。

G「お母さ……ぁ」
B「?」
G「いえ、その、あ、ぼく、用事を思い出したので、これで」

 不思議そうな視線を寄越してくるブチャラティに対し、ジョルノは普段の泰然とした表情を微妙に歪めつつ、どこかぎこちない動作で無理やり踵を返す。そして、どうにも不自然な足取りで、ぎくしゃくと、しかし次第に脱兎のごとく速度を上げて駆け出すと、その場から姿を消した。
 どうしたのかと首を傾げかけた幹部だけが後に残された。が、ちょうど通りかかった部下の少年に一言二言話しかけると、すぐに後を追わせた。
 そうして。

G「ぼくとしたことが何てことを…どんな間違いですか自分で自分を許せません……」
N「なあー、気にすんなよジョルノー」
G「お母さん、て…お母さん、って……どれだけ母の愛に飢えてるつもりですかぼくは……。どれだけ求めようと、過去のことなど埋められない…求めたって無駄なんだ…無駄なんだ全部……無駄無駄………。こんな間違いを犯すなんて…だめだ、もう夢とかどうでもいい消えてしまいたい……最高に灰になって朝日の中に消え去ってしまいたい……」
N「だあーから気にしすぎだってばあジョルノぉー! 皆一度は通る道だから!」

 椅子へ崩れ落ちるように腰をかけ、ちっとも力が入らないらしい体をぐったりと机にへばりつかせている新入りを、先輩の少年は懸命に励まそうとする。死んだようにどんより落ち込むジョルノを再生させるべく、これまでチームの誰しもが経験した同じ出来事を微に入り細に入り、ナランチャに可能な限りの表現で説明してみせる。
 それにより少しずつ回復し、のろのろとジョルノが上半身を起こしかけたところで、その場に拳銃使いが乱入した。ついさっきの出来事を幹部から聞いたのか、にまにま笑いで茶化し始めると、ゴールド・エクスペリエンスによる問答無用の一撃が最高速度で顔面に叩きこまれた。
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