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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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起き上がりクラウチングスタートからの


書かなければ、という意志と、書きたい、という意志は、別物。
全くの別物。


画面を前にして、指をキィの上へ構えて。
ふと。言葉が逃げてゆく。
や、向き合うだけでも、まだましなのやも。
疲労や睡魔やあとシーラカンスの誘惑に負けたりして。
そこへ辿り着いてさえいない日の多いことときたら。

別に妬むわけではないのですけれど。
天才型の方は、走りながら考えることができるのでしょうね。
すると、いつの間にか、描こうとした対象たちが併走していて。
そしたら、にぃっと笑いながら、更に速度を上げるのでしょう。
進める足も軽やかに、踊るみたいに飛び跳ねたりもして。
体より先に心が急いて、抜け出して、全部を引っ張るように。
もしかすると、研鑽の果て、そんな境地へ至る可能性もですが。
わたしは、そうはできません。
地べたと友達、匍匐前進。
じりじり、まごまご、スタート地点でおろおろと。

走りながら書こうとして失敗したことは多数です。
だから今回は、そんな過ちを繰り返すまいとして。
確実に足元を踏み固めてから、安全運転を目指しています。
ごきげんよう、もえぎ道路公団です。
ええそろそろ何を書いてるのかよく分からなくなってきました。
でもそれもいつものことですね。ええ存じております。


ふ、と思い出します。
ゼノのお話を書き始めた、最初の最初の頃。
今と変わらず、昔もフェイエリィばっか書いておりました。
彼や彼女―…特に、彼女を書こうとして、悩むこともよくありました。
けれど、それでも書こうとして。
そのためにわたしがしたことは、潜ることでした。
おかしな言い方、と思われるでしょうけれど。
潜る、以外に適切な表現をわたしは知りません。
彼女の内側へ沈潜しようとする。深くふかく。
意識の手を伸ばして、彼女の思考へ近づこうとする。重なる努力をする。
彼女ならここでどう思う? どう行動する? 心はどう揺れる?
知ることを求める。ただ教えて貰うだけではなくて。
そのために近づくこと、知ること、あなたと重なることをゆるしてほしい。
今にして思えば、緩慢に脳を締めつけるような行為ですね。
でも、それでも、血を流すには至りません。
ぎりぎりと脳を引き絞る気配はありますけれど。
以前に糸井ダーリンが言うてはりました。
二年前の、三月のあの日の直後、脳から血が出るほど考えたと。
そうして言葉を選び抜いたのだと。
わたしは、そこまでの努力を、していません。
もっと。頑張らないと。

わたしはわたしが生み出そうとしている人々に対し、真摯であるかしら。
少なくともエリィに向き合った時、わたしはそうあろうとしました。
自分が生みの親だからと、ぞんざいに扱ってはいなかったかと。
……粗雑に触れてはいないと、言い切ることはできません。
どこか甘えみたいなものもあったのでしょう。
何だかんだで、どうせ、自分のてのひらの上なのだからと。
けれど生み出したなら、それはその人物の一生に責任を負います。
高橋監督は、過酷な目に遭わせることへつらさを覚えられました。
鋼の荒川先生も、泣きながら描かれたのではなかったですっけ。
わたしそこまで寄り添えてない。

表層を適当に塗っておしまいにしようなんざ、許されません。
まだきちんとした輪郭さえ伴わない、あやふやな人の形。
そんな彼ら彼女らを前にして、きりりと誠実にあれるよう。
じりじり、スタート地点の足踏み匍匐前進、続行です。
もしかしたらほんのちょっぴり、頭がすこうしばかり。
最初のラインを、はみだしているやもですが。
匍匐前進で足踏みは難しいですもんね!

もし、道が固まったら、泥だらけの体を翻して駆け出しましょうか。
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