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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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彼の姿は数あれど、わたしはたぶん、ピアノの彼が一番好きです

人にすすめられてから、しんげきのきょじんが気になって気になって。
好奇心と恐怖心の狭間で揺れるアンビバレントなこの。


実はこっそり、すっごい途中からアニメ視聴をはじめました。
で、先日、初めて戦闘パートのある回をみたのですけれど。
見ていて咄嗟に息をのむくらいこわかったのですがどうしたら。
何あの絶望感。
こわいこわいとしりごみするわたしに、すすめてくれた言葉は。
「アニメのほうなら表現がマイルドですよ」
「映画見られるなら大丈夫ですよ!」
だったのです。が。
あれでマイルドなのですね…まいるどなひょうげんなのですね……。
げんさく……。

や、でも言われた通り、映画なら(多少は)耐えられるのです。
これまで見てきた映画に例えるなら、あれは、そうですねえ。
大きさ比較でいうと、王の帰還のオリファント戦みたいなものですか。
つまり敵全部オリファントのペレンノール野ですか。
ああそれはもう絶望しかありませんね。
敵全部オリファントで捕食の意思があってたまに知性ありとかそんな。
闇の森のしゃかりきエルフいないと勝機なさそうです。
うん、我ながらこの説明でちょっと納得ができました。
壁に囲まれてるという点でミナス・ティリスはイメージぴったりですし。
そういう認識でいきましょう、そういう理解でいきましょう……。
……こわいです。

元から極度のこわがりなので、よく友人が予防線を張ってくれるのです。
以前、バロックのPS2版が発売されると発表された時。
それまで触れていなかったため、購買意欲がむくむくした際も。


わたし「大好きな方がバロックお好きでね、熱い語りが素敵やったー」
友人「ああ、あの人な」
わたし「だから前から興味あったの。いい機会やし、やってみたい」
友人「やめ。」
わたし「え…でも、わたし、やりた……」
友人「やめとき。きみは、やめとき」
わたし「う、うん…わかった……」
友人「むしろきみはジルオールをやれと」


こういうことが幾度となく、ありました。
いつもありがとう友人。でもジルオールはしてません。
わたしの限界をよく理解してくれているがゆえの、信頼できる助言です。
だからしんげきのきょじんも、原作に挑む前に相談しようと思います。
ひとさまからは、自身で判断できないのか、と呆れられそうですけれど。
ほんと、怖いものへの耐性が極端に低いのですよ……。
うーんうーん、そうですね。こう言えば、ご理解頂けるでしょうか。
『ソイレント後は一週間ほどお肉が食べられなかった』、と。
あと夢にも出やすいたちなので! 警戒は怠れないのです。


そしてこんなわけわからん日記の後に、昨日のお話についてです。
解説とかではなく、書こうと思った理由みたいなものです。
たいしたことではありませんが、お話のネタバレになりますので。
続きにちょろりと隠しておきますね。





昨日の日記でも、ちらりと言うておりましたが。
リックスの村のオルゴールイベントで、ひっそり驚いたのです。
オルゴールに触れて、音色が流れだして、想い出が溢れだして。
あれだけの記憶が甦ってきたといいますのに。
バッツはオルゴールを持っては行きませんでした。
えっ、と、なったのです。
不思議ですね。以前にも見ているはずですのに。
今回の再プレイで初めて気づいたような。
曲が終わって、頭から「持っていくんだろうな」と思いこんでいて。
なのにオルゴールは元の場所に置いたままでした。
驚いたのです。静かに。

持っていかないの、置いていくの、あれだけのことを思い出して。
きっと、胸の内は大きく揺さぶられているでしょうに。
決して凪いでなどいないでしょうに。
なのにあなたは置いていくの。何事もなかったみたいに。

繰り返しますが、驚いたのです。密やかに。
再プレイでバッツの印象に変化があった影響もあるのでしょう。
SFC版FF5(挫折)→PS版FF5(頓挫)→異説(クリア!)→PS版FF5
という、三度目の正直で、ようやっとのクリア。
途中に異説を経由しておりますので。
余計に、本編バッツの性格が際立って見えたのやもです。
彼、別に饒舌ではないのですよね。
異説だとあれです。多分、スコールの横だからそう見えるだけで。
い、いや…そうでもないかも、ですが……。
ともあれ。
お喋りではなくて。寡黙、まではいかずとも。
ここぞ、というところで口を噤んだまま。
自分のこともあまり話しません。
それが設定の『ぶっきらぼう』描写なのやもですが。
でも異説のバッツが別物、ともまた思いません。
あれは本編バッツのたまに見せる幼さ。
カメつついて喜んだりクルルと同レベルで小突きあったりのような。
ああいう子供っぽさへ焦点を合わせると、異説になるのでしょう。
改めてクルルとのじゃれあい見たら、思わず吹き出しましたもの。
ローティーンと同レベルとか何しとるのあの光の戦士。

子供じみたさまがありながら、本質の所では淡々として。
そんな二面性を当たり前のように、すんなり内包する。
大人と子供を両立させたバッツを書きたかったのです。
再プレイで、もう一本、書きたくなったお話が残っています。
第三世界でバッツの故郷、という内容ですので。その。
我ながらむやみにハードルを上げてしまいました。
今回は想い出のオルゴールでしたが。
次回は、がっつり、はるかなる故郷について書かないとです。
生半可な気持ちでは書けないと思いますので、だいぶ先の話です。
まあ、ゆるゆると覚悟を固めていけたらと。
ピアノマスターバッツ、はるかなる故郷、連弾、セッションと。
書きたい要素がたっぷり。
けれど、文章で音楽を表現するのは、ひどく難しいこと。
いつか書ききれるほどの力が、わたしに宿ってくれるものでしょうか。

因みに、今回のお話タイトルは。
うさぎの卵=イースター=インペリアルエッグ=オルゴール
の、イメージでした。
あとイースターは隠されたものを探すイベントだったりもしますし。
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