とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
がつがつ、ごきん、と骨を噛み砕くように
ごはー。いっつもいっつも、さぼってばかり。
いけませんね。一度くせになると、だらだらし続けてしまいます。
そんな怠け癖の所為でしょうか。このところ、体からけだるさが抜けないのは。
特に両腕の肘から先の、ひどいこと。
眠っても、ちっとも疲れが取れないのです。
そもそも疲れるようなことはしていないはずですのに。
なのに。
起床直後は、おみかんの皮も剥けないのでは、と思うほど力が入りません。
一体どうしたことでしょうね。
この嫌なリズムを切り崩すべく、しばらくは真面目に日記を書こうと思いました。
感心できない流れを、きちんとした流れで打ち消すのです。
それに、先日からはじめたくせ、停滞しているおはなしひゃっこもしないと。
腕がだるいのは、怠けすぎて、だれきっているからなのでは。
甘やかさずにこきついかいましょう。もっと、もっと。すりへるほどに。
怠けの虫はこわいもの。宿主は自覚もなしに、食い潰される。
アナログでも日記をつけているのですけれど。
ついつい、あしたでもいいやーと投げ出そうものなら。
翌日。書こうと思っていた内容を失念していたりするのです。
言葉の感覚が鈍磨してゆくようですね。
いけません。
書くべきこと、書きたいことを、自分の中でねりねりしすぎなのでしょうか。
考えすぎて、こねすぎて。結局、最初の形を失ってしまう。
自分が何を手にしていたのかさえ忘れてしまう。
やがて言葉に血が通わなくなり、冷え切って、こちこちにかたまって。
もうそれが何か分からなくなってしまうことのおそろしさ。
それを埋めるように、本を読んでいます。
ページを繰るうち、どれだけ文字に餓えていたのかと思います。
がつがつむさぼるように読み耽って、手当たり次第もいいとこです。
おなかがすきました。
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