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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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「おはよう」「おやすみ」「おかえりなさい」繋がる綺麗な挨拶の根源


ふう、ケビシオ素晴らしい(挨拶)
サーガDSやっちゃうと、しみじみケビシオの素晴らしさが染みてきます。


昔から、友人連中にはそれは不思議がられたものですが。
わたしはエピ1の頃からケビシオが大好きでした。鉄壁でした。
いえまあ、基本的にサーガは『シオンさんが幸せならどうでもいい』
という方針ですので、どんな組み合わせも大体どんとこいなのですが。
中でもケビシオが、詳しく語られていないくせ、図抜けて好きでした。
こないだ久々に、以前書いた拍手話を読み返していたのですけれど。
ろくに情報出ていない中、どうにかしてケビシオ書こうとしてて笑いました。
で、結局『何故かケビン先輩が黒くなってしまう』と首を傾げているのです。
エピ3も終えた今からすると、この反応はある意味正しいですね。
知らないくせに、知っているような。昔のわたしおそろしい。
何を感じ取っていたのやら?

わたしは。ただ。
エピ1の、あるイベントが暴れそうなくらい好きなだけなのです。
これまでにも何度か日記なんかでも書いたことがありましたが。
いまだに、四百字詰め原稿用紙二十枚は楽に語れると思います。
あれです。コスモスアーキタイプ起動前夜、残業中シオンさん。
差し入れしつつ、『なんて声をかけたらいいのか』って先輩悩んでるやつ。
あれがもう……!キエー。
DS版でも台詞回しなんかは殆ど変わっていないのです。
音楽や演出は違っても、大好きな場面。キュンキュンしっぱなしでした。
ただPS2版とDS版で、あの場面、際立って一箇所だけ台詞が違います。
わたしよりうんと詳しい方、気づかれてらしたら、どうかお教えください。
気づけたその一箇所は、ケビン先輩の台詞。
挨拶は『おはよう』だと答えたシオンさんに対して。
PS2版だと『おはよう――かい?』みたいに、疑問系なのですけれど。
DS版だと『おはよう――か』って。問い返さずに、納得していはる。
後の展開なんかはばっちし同じなので、余計にここだけ気になって。
語尾の形で、少し雰囲気は異なりますけれど、目立つほどではなく。
あの場面の空気感。直後に起こる出来事を知ると、更に際立つ悲愴感。
そういったものが、ごっちゃになって。いまだに好きで、たまりません。

あと、エピ1には何と言ってもKokoroがありますしね。
情報ないのにケビシオひゃっほいとなれたのは、Kokoroのお陰です。
だって、あれほど的確にシオンさんご自身を表したものは、ないと思うのです。
もしかするとエピ2や3における、劇中の台詞よりも、余程――
Kokoroの歌詞は、何のフィルターも通されていません。
監督がご自身で綴られ、監督がご自身で描き出された、シオンさんそのもの。
不器用で、どこか臆病で、それでも満たされたことを知っていて。
色褪せた写真にすがるより、胸の内で輝きを増し続ける『誰か』の姿を抱いて。
遺されてなお歩み続けようとするさまを丁寧に描いていらっしゃる。
あれこそが、監督の、直接の言葉。描こうとされたシオンさんそのもの。
シオンさんは――描くのが、とても難しい。
間違って歪められたり、曲解されたり、する前の、核の状態。
ああ。義しい、欠片?
だからこそ、Kokoroの声や言や音に浸ることは、たまらなく快い。
そのまま、快さがケビシオにも繋がってしまうのやもですね。
ただ。たまあに、思うのは。
あの、凄まじくラブソングな歌詞を、監督はどんな顔をして書かれたのやら?
照れながら書いてらっしゃったりしたら、何だかかわいらしいです(笑)

しかしエピ3終わってもケビシオ揺るがないのは不思議ですねえ。
ホワイトYシャツで色々崩れてもおかしくはないのですが(笑)
……先に進めてた友人が、遠回しに忠告してくれましたよ、当時。
『ある敵と戦うことになったら、盗め。とにかく盗め。』と。
訝しく思いながら盗んだらあれですよ。
吹き出しましたよ。真面目な場面ですのに。
先輩貴方なんてものを何年も後生大事に懐へ隠し持って。
序盤のキモイくらいうざい(褒め言葉)テンションのロート・マンテルな件もあり。
先輩の株が大暴落しても不思議はありませんのに。
いやむしろここは下がるべきところですのに。
どういうわけか、ケビシオは不動でした。
おかしいですね。アレンさんなんて、わたしいまだに株が気の毒ですのにね。
ごめんなさいアレンさん…エピ1設定資料集の記述が、いまだに致命傷です。
アレンさんの日記が危険すぎます。あれ軽く法に触れるんじゃないですか。
あの日記がどうしても生理的にわたし駄目でした。怖すぎる。
(シオンさん日記。会話、言葉、内容、香り、表情、肌の質感まで書きとめ…)

DS版の劇中で、同僚のジェシーさんの語った内容が、全てやもですね。
ジェシーさんには固定グラフィックがあっても良かったと思います。
それくらい、良いことを仰った。先輩とシオンさん、二人を評した言葉。
それを受けて、わたしが咄嗟に思ったのは『割れ鍋に綴じ蓋』でした。
少々語弊のある、良いとはいえない言葉ですけれど……。
ある意味、しっくりくるのです。
どちらもどちらも、欠けていて。
お互いにそれを上手く、埋め合わせていて。
そのさまはある意味、片翼の大天使にも繋がる、ありさまだと思えるのです。
不器用で真っ直ぐな未完成ラブロマンスでモノクロのフルーツクリッパー。
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