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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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チョコという名の血をください


浮かんだと思ったらまた沈んでますよこのひと。懲りない。
や。でも悪いのは全て自分なので。


己の力量不足を思い知る今日この頃です。
いえ。腕がないのは、とうの昔から承知しています。
けれど――こたびは、特に、ききました。地味にききました。
事実を事実として受け止めるだけです。
わたしは天才ではないので、あらん限りの努力をしなくては。
それこそ血反吐を吐くほどに。
血反吐を撒き散らし、のた打ち回るほど、悶え苦しめ。
構成もタイトルセンスも語彙も表現能力もなにもかもろくでもない!

音楽が聴けません。才能に圧倒されてしまうから。
本が読めません。己の無力さをこれでもかとつきつけられるから。
救いとなるは、拙宅おなじみ、ふんわりあまい、にくいやつ。
取り敢えずチョコをください。大絶賛チョコレートジャンキー。
それと、物凄く下のほうにありますが、そちらから拍手のお返事です。


日記これで終わるのもどうかですし、おすすめ本の感想でも書きましょうか。
こんな状態で、しかも↑で『本が読めない』とか言ってますのにね(笑)
まあ、いつか本に関するカテゴリ作りたいと思ってたので、丁度良いです。
記念すべき一冊目は……そうですね、今丁度机の横に置いてあるので。
『ホルモー六景』でいってみましょう。
シリーズ二巻目の感想ってどういうことでしょうねこのひと。
ああもう、ツッコミ始めたらいつまでも終わりません。
ちゃっちゃとかかりましょう。
一応、未読の方がご覧になられても大丈夫なよう、
極端なネタバレは避けてます。
ホルモーの場合、ネタバレしなきゃあんまり書けない気もしますが。
タイトルにある謎の単語の説明だけは、しないでおきます。
では、前置きが長くなりましたが、よろしければ続きからどうぞ。

少し前に、ドラマで鹿男してましたよね。見てませんが。そして未読ですが。
あれと同じ作者の方です。ホルモーは来年映画化だそうですよ。
このシリーズは、鴨川→六景、と続いてます。
今回感想を書く六景は短編集となってます。
内容としましては。
前作をのあちこちを上手い具合に補完しつつ、世界を広げています。
わたしこれ読んで、物凄く驚いたのです。
作者さんの腕前が、格段に上がっているのです。
ホルモーの間に鹿男を挟んで、これが三冊目のご本。
おこがましい感想やもしれませんが、そりゃあもう上手になっているのです。
時々ページを繰る指を止めて、感心してしまうくらいに。
こんな短期間で見違えるほど腕が上達することって、あるのですね。
―…才能の差、でしょうか。
あー、またうじうじし始めてますねこやつ。
愚痴っぽくなってますし、しかもやたら説明口調。
これでは最も伝えたいことが、ちっとも届きません。
素直に、いきましょう。

『鴨川』という言葉でお気付きやもしれませんが、洛のお話です。
そして、ホルモーのよいとこ。
『京都の描写がいちいち見事なこと』
わたしにホルモーすすめてくれた方からの情報によりますと。
この本は、京都在住者さんのブログやら京都の書店さんで、大評判だそうです。
かつて短いとはいえ、洛に暮らした身。その意見には、大きく頷けます。
あれもこれもが、懐かしい。
祇園の交差点、八坂さん前へ至る描写に思わず笑ってしまいました。
『東大路通を北に進むと、下り坂になる。』
これだけのことに、くすくすしてしまうのです。
しかもこのあと、『通りの向こうにあるコンビニ』と、たたみかけられて。
ああ、あそこのコンビニね、と笑ってしまうのです。
甦る記憶。

――そうそう、祇園あたりの坂がそりゃあもう長くって、ペダルから足をはなしてブレーキ無しで疾走するあの快さよ。でも。下るときは大喜びで風を切り、ご機嫌に『ひゃっはああああああああぁぁぁぁ!』ってなるけど、帰りの上り坂に絶望するのよな。むしろ泣きを見る。先が見えないんじゃないか、っていうくらい長くて、そして地味にきつい(バスだと分かりづらいですが、あの坂本気できつい)ため、自転車押しながらじわじわ泣きそうになる。洛、実は坂多いから自転車は時々えらくつらく感じたものよ――

みたいに。
あと『北山の喫茶店のバカ高い紅茶の値段』やら。
『雑貨を買うためイノブンに寄り』やら。苦しくなるくらい大笑い。
前者何処かわかっちゃうよ!とか。
名前出しちゃって良いのイノブン!?ってなります。
うん、前者多分わたし知ってる(笑)そして寄ったことがあるはずあそこ。
勿論、見てるだけ。紅茶飲めないので。
北山は好きな雑貨屋さんがあるので、よく行きました。
その他『市役所の脇を抜けて、御池通を渡った。
本能寺の門前を通り、鳩居堂の前を過ぎて、三条通を右折する。』とか。
光景が鮮やか過ぎるほど目の前に思い浮かぶ。
ほんのぽっちり、愛しささえ含んで。
住んでいるときは『京都は嫌い違うけど、家ではないわ』
と思っておりましたのに。
少し、懐かしくおぼえてくるのは、何故でしょう。

これだけだと、単なる洛への郷愁付加価値になっちゃいそうですが。
もひとつ、ホルモーよいとこ。いやむしろ、作者さん秀逸なところ?
『色々突き抜けたネーミングセンス』を挙げたいと思います。
もうですね。仲良し二人の女の子の名前が、彰子と定子とか。
(『これはきっと友達に藤原さんと清原さんがいる』と思っちゃうじゃないですか)
料理店のプレイボーイな店長さんの名字が在原さんとか。
合コンに集まる四人が井伊嬢と酒ちんと榊原君と忠やんとか。
黒田くんと細川珠美(!)さんが仲良しな知り合いとか。
競技において正反対の戦い方をする二人がいて、その最大の激戦をして。
『川中島ならぬ中書島ホルモー』と言わしめたとか。
(中書島て…中書島て…!!そりゃ確かにごろは良いですが!)
名前だけで笑い殺されるかと思いました。
そう、このネーミングセンスが描写にもいきているのです。
作中、とある競技が行われます。
その競技において、ある戦法が編み出されるのですが……。
とにかく、何かが回ります。それを表して。
『あれぞまさしく車懸かり』って!
しかも追い討ちをかけるように『夢想花アタッキング』って!!(笑)
腹筋が大変なことになりました。
他にも片方割れた眼鏡に、まさに独眼竜、みたいな描写もありましたし。
戦国が少し分かるようになったお陰で、笑いも増幅されます。
因みに、わたしがちょっと前平家物語読んだのは、ホルモーの影響です。
描写で出てきたものですから、つい、気になってしまいました。
(そしてノンストップ義仲という結論に至る)

本編読まれてから、こっちを読むと、あれやこれや納得できて楽しいです。
そして個人的に、六景の三つ目のお話が素晴らしいと思います。
読むうちに、あれ?と僅かにぴり、とする違和感だけを抱かせておいて。
最後の種明かしでああ!と声が漏れる。とても快かったです。


おすすめ感想になっているやらいないやら、よく分かりませんが。
とにかく最近読んだ中では、ちょっと抜きん出てました。
思い出付加価値があるのは、否定できませんけれども。
ともあれ『ずるい!』とは思いました。
そして最後にちょろりと白状。
どうしてわたしがホルモー読もうと思ったかと申しますと。
おすすめされた、というのもありますが。

――母校が出てると、聞いたものですから(笑)
むやみに嬉しいものですね。

>六日
・「可愛らしいエリィさんに~」の方

お返事随分と下のほうにきちゃっててすみません。
うちのエリィは、いつのまにやらあんな風になってしまいました(笑)
でも本編でも、可愛くて、ちょっとお茶目で、可愛いですよね!
エリィのためなら何度言ったって良いと思います。『可愛い』。
しかし見事に今回の拍手は食べ物関係ばっかになってました。
意図はしてませんのに……。
お言葉、ありがとうございました!
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