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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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しゅきん、と、まとまる音がする


ぎゃー何このノート効果ばつぎゅんすぎる。
これまでうんうん唸ってたのは一体何だったのでしょう……。


ちっとも決まらなくて時折投げやりになりがちでしたのに。
突然どういうわけだか物凄く集中できるようになりました。
目の前に、きれいに真っ白な空間がある所為でしょうか。
生半可な気持ちで挑むことはできず、きちんと埋めたくなります。
そして埋めようとすると再考が深みへ深みへ自然と導かれます。
こんなにかつんかつんと。
真四角のパズルが並べられてゆくみたいに固まっていくだなんて。
今まで考えもしなかったことへ手が届くようになりました。
繋がってゆく、という感覚が明確にあります。
幸福なこと、と思います。


なんかほんまこれジョジョ効果な気がします。
良い作品の余波すばらしい。これも波紋効果ですか。
やや語弊がありますが、古典を読んでいる気分になります。
現在進行形の、流行語や流行物を取り入れる作品もあります。
確かに鮮度を得ることができますし、共感だって得やすいでしょう。
けれどそれは裏返せば、流行が終わると、即鮮度が落ちるということ。
刹那的な、単なる消費物となってしまう。
そこに普遍性はありません。
ただ、そういった作品を好み、求める方もいらっしゃるのでしょうけれど。
わたしは普遍的なもののほうが好きです。単に好みの問題ですね。
一度季節を過ぎたらもう着られなくなってしまう服よりも。
長く、褪せることなく、ワードローブにいてくれる服のほうが。
わたしは、安心感があって、とても好きです。
何度でも何度でも読み返したくなる本なんかと同じですね。
しかし書いててふと思いましたがこれキモノみたいな。
世代を越えて受け継がれて、何十年前のものも色褪せない……。

年月に裏打ちされた信頼。
絵本や児童文学なんかは即座に評価がくだりにくい存在です。
五年、十年、もしくはもっと時間をかけて。
やっと評価が定着し、そうして愛されてゆく。
それだけの年月多くの人が向き合い続ける。
一瞬の接触で終わってしまえば、そこから何も始まりません。
普遍的な魅力があればこそ、長く触れられ続けるのでしょう。
二十年以上続く作品を包む愛と信頼の気配が、とても心地良い。
惹かれないわけがありませんね。
一言でまとめると、承太郎さん素敵。
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