とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
当初名前候補が『エリィ』だったのは秘密
ぷくーんを終え、現在は大絶賛バテン2中です。
戦闘システムの大幅な変更に最初は戸惑いました。
けれど何より戸惑ったのは戦闘中にごはんが作れないことでした。
ばかな…米が炊けないバテンなんて……! となりました。
炭火焼ハンバーグも洋風朝食も特上にぎり寿司も無理だなんて。
これほどさみしいことはありませんでした。
わたし多分1のプレイ時間三分の一以上はお料理してましたのに。
そのさみしさをこらえながらも、あわあわしつつ楽しんでいます。
バテン2だけでなく、1もですけれど。
このシリーズをしていると、とても不思議な現象が起こります。
現象といいますか…物凄くわたしの内側のお話なのですが。
普段滅多に示さないような反応を、表に出してしまうのです。
拙宅によくお越し頂くお客様なら、わたしの傾向はご存知と思いますが。
わたしは、基本的に、主人公ひいきのヒロインひいきです。
おんなのこかわいいかわいい言うてます。
が。
大変に珍しいのですが、バテンだと、ヒロインに辛いのです。
いやヒロインが好きではないとかではないのです。断じて!
ただ…ただ、その……。
……少しだけバテンの説明を致します。
よくあるRPGのように、主人公=プレイヤーの分身、ではないのです。
プレイヤーはきちんと劇中にいるのです。
主人公に精霊として『憑いている』のです。
これを最初知らなくて、1の一周目、出だしにびっくりしました。
「あなたの名前を教えてください」
みたいに言われたので「わたし!?」とえらく動揺しました。
さあそれで名前つけるのに悩むこと悩むこと。
うんうん頭抱えて悩み抜いてつけた名前はとってもお気に入り。
流石にボイスは入りませんが、主人公がその名前を呼んでくれます。
他の誰にも聞こえないプレイヤーの声に、主人公は耳を傾けてくれて。
相談したり、ひそひそ話したり、たまに喧嘩もしてみたり。
それでも終始、内緒話のように、お喋りをします。
なので、そうするうち、知らず知らず信頼や絆のようなものが芽生えて。
それはもう相手が大好きになってしまうのですよ。
心情としては、お母さんのようなお姉さんのような、です。
そのため。
間へヒロインが入ってくると、何やら、もやもやしてしまうのです……。
自分でもアホだなあ、とはずかしく思うのですが。
「うちの子はまだあげませんよ!」みたいな気持ちに陥るのです。
カラス然り、サギ然り。どっちもうちの子気分です。
ほんと、こんな気分初めてすぎて困惑しきりです……!
こほん。
ともあれ、このシステムのお陰で劇中との距離の近さといったらないです。
間違った近づき方してるような気がしないでもないですが。
いつの日か白米が炊けることを願いつつ、今は快眠枕を作ります。
チーズフォンデュとカツオのタタキも食べたいなあ……。
あとわさび育てたいですわさび。
少なくともバテン1はそんな作品でした。だいすきです。
なので、3が出る前に、1+2で移植お願いしますね、モノリスさん?
京都スタジオさーん、お待ちしてまーす!
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