とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
攻防の果ての更なる戦い
結論。ボタンホールとは友人になれない。
講和を申し出られそうなのは、相当先の話になりそうです……。
取説見てもよく分からないこの悔しさ。むしろ切なさ。
ボタンホール用の道具、あれどうセットしろというの。
あまり取説に記述がない以上、そんな難しいものではないの。
それともわたしが知らないだけで世間一般ではよく知られているの。
むしろボタンホールなんて社会の常識なの。
……わからへんわぃ、ちくしょうめ。
なので、もう開き直りました。
ミシンに背を向け、自力でかがりました。ええ、手縫いで!
お陰で、がったがたになりましたけれどね。
ああ。強度が必要とされる箇所ですのに。
しかし、できないものはできないので仕方がありません。
少し前なら、何度も何度もやり直して挑んだやもですが。
いっぺん、針をやらかして。折ってしまったものですから。
またボキャアといってしまってはと、つい腰が引けるのです。
針ストックがないわけではないのです。
けれど残機があっても、極力減らしたくはないでしょう?
そういうことです。うん。
で。
本当にどうにかこうにか完成しました。
わたし最近こんなんばっかです。
姉の選んだ生地で、ぼうしのできあがりです。
余っていたリボンやら何やら総動員です。
取り外し可能な、日よけ布もつけているのですけれど。
その着脱用に必須なボタンも、くるみボタンで手製ですよ……。
はあもう手間かかりました。
でも、くるみボタンはいつか大量生産したいので良い練習です。
1.8ミリの小さな世界に、細工を凝らすのが目標。
今は単純に、ただ持ってる生地をボタンにしてるだけですけれど。
いつかそこに、フェルトや、チャームで、ごちゃごちゃさせたい。
絵を描くように。小さな世界をつくってみたい。
そのためには、地道にちみちみ精進しないとですね!
良い予行演習させてくれてありがとう、ちいちゃなおいっこ。
でもきみ、ぼうし嫌いでかぶっても投げまくるって評判ですね!
さて。どうなることやら?
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