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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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結構前から世間でよく知られるかっこいい姿は想像できなくなっていますが


今年の読書目標冊数にまだ達していません……。
年内にあと十冊、いけるものでしょうか。ううむ。


いざとなったら児童書で底上げです。あくどい。
けれど児童書と侮るなかれ。中にはえらく手こずるのもあります。
少し前に、岩波さんとこの文庫で、こうだあやさんを読んだのです。
そしたらまあ。初見の単語の、出てくること出てくること(笑)
広辞苑傍らに置きながら読み進めてました。
多分、中学生くらい向けに分類されているのでしょうけれど。
それにしたって、知らない単語どっさりでした。
『別に知らなくても、本文には関係ないよ』な方針やもしれませんが。
いちいち気になる人にとっては、無視することもできません。
まあ、大変楽しめたので、何も文句はありませんけれどね。


本な話題なので、最近読んだものの感想でもちょろりと。
つくづくこの日記は流れの方向性とか脈絡がありませんね。
細川さんちの父子の往復書状本を読了しました。
ええ、細川さんです。
以前から地味に『無双3出ますように、無双3出ますように!』
と念じ続けている、名門オサレサラブレッドヤンデレ、越中守さまです。
越中褌の考案者さんでもいらっしゃいますよ。
越中さまが考えたから、名前がついているのです。

関ヶ原を越え、戦乱の時代が緩やかに収束へ向かってゆく中。
ありとあらゆる方策深慮権謀を尽くし、お家安泰をただ目指す。
戦場よりも、ある意味においては難しい、終わらない神経戦。
そんな日々を何とか上手く乗り越えてゆこうとする、父子のお手紙集。
政治的なお話だけでなく、当時の零れ話などもあってとても楽しい。
ええ。取り敢えず伊達さんは止めるべきだと切に思いました(笑)
どーいうわけだか、父子の書簡に、ちょこちょこ独眼竜の姿が見え隠れ。
しかも、その存在感というか、はっちゃけっぷりが凄まじい。
相当に意訳してまとめると、こんな風です。


そのいち。
伊達さんとこに、上様(当時は三代将軍)が御成だよ。
歓待。超歓待。
儀式とかお食事とかお能とかあって。お能見物にはお酒も出るよ。
そしたら伊達さん、飲みすぎて酔っ払って、幕府の重臣を枕に寝ちゃったよ。
上様いるのに。
しかも多分膝枕だよ。上様ちょう受けて楽しそうに笑ったそうだよ。
あんまりにもあんまりな状態なんで、
酔い潰して奥へ引っ張りこませて下がらせたよ。
上様にお礼も言ってないよ。
御成なのに。

そのに。
伊達さんがお能見物に行ったよ。
演目終了して、皆が帰り支度始めたら、伊達さんが一人アンコールしだしたよ。
『あれ見たい、あれやって!』って喚くけど流石に無理だよ。
座元が『もう役者が帰りまして…』なんてへどもど言うけどヤツは止まらないよ。
『このおれが言ってんだからやれよこらぁおおおおい刀もってこおおぉぉい!!』
って叫んで刀片手に舞台へ飛び降りたよ。
丁度タイミングよく役者が帰ってきたんで無事続行したけどさ。
でも、この後も。
舞台下りるわ役者叩くわあまつさえ役者に酒飲ませようとするわ。
とうとう銭やらご飯、おまんじゅうに酒肴まで見物席に投げこんだよ。
取りあう客。拾いあう客。奪いあい、とっくみあい始める客。もう。カオス。
しかも中には投げられたものを伊達さんに投げ返す猛者なんかもいてさ。
伊達さんは喚き散らしながらもケタケタ楽しみまくってたよ。

そのさん。
いや、そのに、のことだけどさ。
嘘みたいに思えるかもしんないけど、ほんとだからね。
立花さんとかが教えてくれたから、ほんとだからね。ほんとだってば!


誰か止めてくださいこのアルティメット暴走老人。
しかもこれ、まだ一部ですからね。もう幾つか、載ってます。
武勇伝とかそういう問題じゃありません。
戦国を生き抜いたもののふだから、誰も何も言えない空気なのがひしひしと。
越中さまはこんな伊達さんを、『好意的に解釈』って、本にはあるのですが。
わたしにはどうにも、鼻で笑っているというか、失笑風に感じられます……。
高みから嘲り、見下すような。勝手な想像越中さまフィルターでしょうか。
『酒乱じゃなかろう。狐でも憑いてんじゃね?』『だいじょうぶかなあ…』
なんて遣り取りが、ひそひそ父子の間で交わされてるのが何やら可愛い。

あと、そのいち、の御成。
ちょうど少し前に、島津さんとこの御成についてのお話があって。
そちらだと何とかきちんと対応しようとして、けれど茶の湯のことが分からず。
越中さまのとこに『茶の湯わかんないので見てください』と相談にきたようです。
そこで作りたての数奇屋を見て。
『やっとこまにあわせた、ちぐはぐなやつで、おかしくなっちゃったよ』
なんて、くすくす声が聞こえてきそうなことが書かれていました。
大大名家でさえ、あわあわしている御成ですのに。伊達さんときたら、あれ。
その対比が鮮やかすぎて、えらく印象に残りました。

他にも、上様がお能が好きで。しかも素人能がお好き。
ですから部下たちは、どれだけ不得手でも、しないわけにはいきません。
越中さまに『そういうわけですので、練習する舞台貸してください』
みたいな、申し込みもあったそうで。
頼みを快諾した越中さま、ふと練習風景を目撃して。
『あんま上達しないなあ…』なんて、またくすくすされていたり。
こんなことを息子さんに書き送るのも、近況報告を兼ねているとはいえ、
やはり可愛い。
奥方さまいらっしゃる時に比べて、随分、丸くなったなあ…としみじみしました。
あの頃の激甚さときたらもう。
ただ…息子さんのが、先に亡くなられるので。
その時の手紙は。何とも言いようのないものがあります。

血を見る戦の明けた後。繰り広げられた、新しい戦のさまに。
栄枯盛衰の紙一重さがひやりと感じられました。


>二十六日
・揚げ物中の火傷~の方

火傷、ご心配おかけしました!
あまりに珍しい体験だったので、日記ではつい悪ノリしてしまいました。
いまだに不思議で、ぴんしゃんしている指が逆に怪しく思えてきます。
よくよく思い出してみると、油を熱く感じませんでした。ぐらぐら煮えてますのに。
仰るように濡れていたのか空気の層なのか……謎は深まります。
アーモンドの粉、ご縁はありませんか?あ、マカロンでもいけますよ!
あれはアーモンドの粉たっぷり入ってますから。
杏仁もうにうに甘くて素敵ですが、マカロンもおいしいです。
ご心配のお言葉、恐れ入ります。ありがとうございました(ぺこり)
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