とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
両手の指で数え足りない年月を
ほんまあのイカ…何ていうイカ…この上ないほどのイカ……。
あいつの所為で、世界中の軟体動物が評判を落としている気がします。
音楽も。
玄関に姉が活けた大輪の芍薬も。
図書館の順番待ちで楽しみにしてた本も。
とっときの、モロゾフのおっきめチョコレートも。
お誕生日に家族のくれたペリドットとピンクゴールドのブレスレットも。
ロペ・ピクニックで手に入れた素晴らしく可愛い紺のプリーツ風スカートも。
雨にしっとり濡れて、一層精の強い香りを放つ、青く眩しいつやつや輝く若葉も。
どれもこれも。胸の物憂さを晴らしてはくれませんでしたのに。
よもやFF13に関連する、あのアホらしい会話が晴らしてしまうとは。
わたしがひたすらにアホというか単純なだけなのか。
それとも、FFで受けた痛みは、FFでないと相殺できないのか。
……前者っぽいですね(笑)
長年、ずっと、ずうっとゼノに主軸を置いていたものですから。
自分がああもエアリスさんが好きだと、うっかり記憶を薄らがせておりました。
なにせ接触者対存在が好きすぎましたので。
エリィ単体でも金城鉄壁な愛しさを誇りますのに。
ゼノの場合、ここへフェイも入りますからね。
サーガをも含めれば、ネピもアベルもよりどりみどりひゃほうです。
絶・対・磐・石。
フェイが好きで。エリィが好きで。ふたりが好きすぎてむきゃーです。
ほんと、幸福だと思いますし幸運だと思います。
ふたりがいてくれたからこそ、ゼノに出会えたからこそ。
わたしはFF7で受けたあの痛みを塞ぐことができました。
『FF7(エアリスさん好き)→TOD(リオン好き)』という死のコンボからの脱出。
この後に『→ゼノ』と続いたからこそです。感謝感謝です……。
そういや。ふっと、今疑問に思ったのですけれど。
FF7で、カトマサさんは一体、何処のイベントを担当されたのでしょう?
何となく7はNOMURA氏の独擅場のイメージが強かったりですが。
何処かを絶対に、カトマサさんが担当されてるのですよね。
そうでなければ、廃人クラウド台詞悪戯なんて、できませんもの。
一体、何処を?
……エアリスさんまわりだったりしたら、お腹の底から納得しますが。
ちょいちょい調べたら、分かるでしょうか?
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