とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
三都制覇へもうひとこえ
何度か日記でわいわい言っておりましたホルモー。
作者さんであるマキメさんの最新作が出ましたね!ほくほく読んでます。
図書館で早めに予約しておいたら、物凄く速攻で回ってきました。
あまりの速度に予約した本人もびっくりです。
楽しみにゆっくり読もうー、とうきうきしていたのですが。
ちょっとだけ、ちょっとだけ…と読むうちに、気が付けば三百ページ手前。
けれど今回は少し長めなので、まだまだ読めますよ!わあい。
一気に読まないよう我慢して、頑張ってちみちみ読みますよー。
そう、それはあたかもおいしい箱入りチョコ(高級)がすぐなくならないよう、
気をつけてちびりちびりと一日一個ずつ食べてゆくように……。
読了してませんが、ネタバレにならない程度にちょろりと感想など。
これまでと少し、空気が違いますね。
ほんのりですが苦しいものも含まれています。胸の痛くなるようなものも。
それでもどうしても、ぐいぐいと引っ張られて先へ進みたくなる。
ページを繰る指を止めることが、とんでもなく難しい。
いつものウィットも少しなりをひそめているような?これからでしょうか。
けれども、相変わらずなネーミングセンスは健在です。
話の本筋と関係ないところで、いちいち笑ってしまいます。
真田くんが出たところでギャー!?とはなったのですけれど。
すぐさま『え、ちょ、てことは後藤さんとか木村くんとか石田さんとか明石さんなんかも出て…?いやしかし、まさか長曾我部さんみたいな名前は出ませんよねえ…って大野さんおおおおおお!!』
って、なってました(笑)
他の予想もだいたい当たってて大笑いです。
き、木村くんはどうなのでしょう。出てくるとしたらきっと美形に違いありません。
真田くんのお父さんが幸一さんで、おじいさんが昌一さんとかにも、にまにま。
ああ、おかしいったら。
長曾我部さんのご職業に気付いたときは、ちょっとじたばたしました。
あそこのお家だと、わたし多分、ゆうむ先生が一番好きなので……。
(以前に凄く素敵な盛親さんの短編を読んだことがあるのです)
京都→奈良ときて、今度の舞台は大阪。
しかも困ったことに、舞台となる場所をわたしそこそこ知ってるのです。
月に何度か、通るので。
『ああ、あそこのたこやきやさん』とか思ってしまいます。
ホルモーのときといい、この作者さんとはどうも行動範囲がかぶります。
まあわたしは方向音痴な上空間把握能力に乏しいので、
こんな詳しく知りませんが。当たり前のことですね。
ともあれ。
もし次に新作がきたら舞台は神戸じゃないかと思ったりしています。
さてさて!
まだ半分過ぎたくらいしか読めてませんが、続きがとても楽しみです。
そう、それはあたかもお風呂上りのアイスモナカを半分だけ食べて、
残りを明日のお風呂上りのお楽しみに置いておくような……。
楽しいお話読んだ所為か、日記のノリがおかしいですね今日。
どうやってまとめるおつもりかなあ、どんな結末かなあと想像に胸躍らせて。
うきうきしながら床につけるのは、幸福なことだと思います。
読み終わった満足感に浸りながら眠りに落ちるのと同じくらい。
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