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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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郷愁はある種の特権


今日はお宮のやくじんさん。お参り行ってきましたよ!
そして帰りはお宮近くの和菓子屋さんでかしわもち買いました。


やわらかもちもちおいしい。
中のおもちが草餅だったので、つい、食べながら。
『攻撃力上がるのかしら…』とか考えたわたしは悲しいまでにバテン中です。
しかしわたしのバテンデータでは、草餅は既に青かびになっています。
ああああ。
小さい頃は、やくじんさんがあると、屋台もたくさんでした。
しかも、屋台だけでなく、市も立つのです。
植木や、陶器や……母と品定めしつつ、うろついたものです。
どんな木があるかなあ、欲しいねえ、とわいわい話しながら。
今ではかなり規模が縮小されてしまっていて、少ししんみり。
けれど、はしゃぎまわる子供たち見てたらどうでも良くなりました。
この子たちにとっては、これが普通。そしてうきうき。
ならばそれで、良いのです。


習作百話、すっかり止まってしまってますね……。
実は書いているのですよ。けれど、難航しておりまして。
かれこれ一ヶ月になるでしょうか。
ちっとも上手く書けないのです。普段から上手くないという指摘は胸の奥に。
どうも進まない。進めない。
たいして長くもなく、ややこしい内容でもありませんのに。
なぜかしらと不思議に思い、あれこれ考えてみたのですが。
ふと。ああ、これ恋を書いているからか、と思い至りました。
……自分で書いといてですが、はずかしいこと書いてますねわたし!(笑)
や。でもほんと、すとんと納得したのです。
わたし苦手と申しますか不得手なのですよ。
以前に書いていた別のお話がありまして。
それを見てくださった先生から「これは恋ですね」と評を貰い。
ええええ!? とえらくびっくりした経験があるくらいなのです。
本人は全く恋だと意識せずに書いていたので、それはもうびっくり。
手直しする際に、おそるおそる微量に補強したりでした。

もうはずかしいついでにあれこれ書いておきましょう。
恋に触れる時は、どこかびくびくしているやもです。
前面に押し出しすぎると下品になる性質のものだと思いますし。
まあわたしがそんな前面に押し出すものを書くことそもそもないでしょうが。
ともあれ。取扱い注意にもほどがあるのです。
技巧を凝らそうとして想像を飛躍させすぎると迷子になる。
勢いよく飛び立ったは良くても、そのうち予定航路を外れて明後日の方向へ。
でも地に足がつきっぱなしでは説得力がなく悪ければ嘘になる。
適度に地に足がついてない、ふわり加減。
地面から五センチくらい浮いていたら、ちょうど良いような。
ああ、ここまで書いて気が付きましたが、これは『アビリルのあがない』ですか。
昔から、勝手にそう名付けています。『アビリルのあがない現象』。
元ネタは王子様な島にお住いな、クィーン・アンのお話ですね。
彼女の想像力を駆使してこれでもかとばかりに書きこまれたお話。
殆ど見たこともないきらきらしい世界を涙と嫉妬と愛憎で埋めつくした。
けれど結局、彼女が書き、評価されたのは。
身近なものからふと着想を得てさらさらと書いた短いスケッチ。
滑走路を激走して飛び出したけれど方向を見失い暴発したものと。
ご近所の庭先(わけあり)で少し、ふわ、と柔らかく広げたもの。
そんな違い。
加減がとても、むずかしい。
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