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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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結局見直して手を入れて全部まるごと置いてます


わたしがんばったとおもうのです。
どうかおもわせてください。うう、たいへんやった……。

つ、続きを……。
ただ、昨日のを見直してましたら、うああああってなりまして。
もう手直しして前後編の意味なく改めて続きに入れてます。
昨日のひどいぶんは、自戒も込めて消さずにおきます……。

それでは気を取り直して、続きから。
喫茶仕様でネピリムのお話です。
こんなによく喋る、子供らしいネピリムは初めてやもしれません。

因みに、えっらい分かりにくいですが。
へなちょこアルバム制覇計画なお話だったりします。
これ。http://www.youtube.com/watch?v=5duU90ispz8
ふう、難関を一つ越えましたよ。
けれど後にまだえらいのが…ラスボス級の難易度が控えて……。

『そう、恋は。恋は……』


 ある朝、目が覚めると突然、世界がきらきら輝いた。
 空気の一粒一粒が、太陽に射抜かれたシャンデリアの欠片のように、満天下へと華々しく乱反射をばら撒いてみせた。けれどそれは、起き抜けのことに彼女が目を見張る間に、すぐさまどんより曇ってしまった。分厚い緞子で、シャンデリアが覆われるようだった。
 天井に向けてぽかんと見開かれた紫苑色の瞳は、この瞬き一つしないうちに姿を変えてしまった世界に対して、向けられている。やがて、その目はしかめられ、彼女は唇を一文字に引き結ぶと、小さな手で布団の縁を引っ掴み頭の上まで引き上げると、ぽっすり自分を包んでしまった。
 窓の外に小鳥が歌う、爽やかな清々しい朝のベッドに、小振りな白いおもちが現れた。
 おもちの中身は、ネピリムという。


 「起きたくないの」と、ベッドに丸まり、顔も見せずにネピリムは言った。小さな声ではあったけれど、その響きには断固としたものが含まれている。
 普段は早起きで、てきぱき身支度を済ませると速やかに階下へ向かう幼い少女が、今朝は温かな布団にこもって出てこない。いつもと違う様子を、不思議に思ったココアのエリィがおもちを軽く揺すりながら問いかけたのに、返ってきた言葉が先のものだった。余りにもいきなりのことで、理由などちっとも思い当たらない同室の対存在たちは、揃って首を傾げる。これが男衆ならば、有無を言わさず弁明など無視で、問答無用に布団を引っぱがし、さっさとベッドから叩き出すのだが。相手が万年優等生なネピリムでは、そうもいかない。
 無言のまま視線だけで心配そうに意見を交わす対存在たちの中から、ゼボイムのエリィがゆっくりとおもちの側へ歩み出た。ぴったり閉ざされているとはいっても、所詮は布団。ゼボイムのエリィは傍らへしゃがみこむと、そっと布団の隙間から手を差し込む。おもちの中身は、侵入者を特に排除しようともしない。やがて、真剣な面持ちで手を動かしていたゼボイムのエリィは、何かを確認してか顔を緩める。手を引き抜き、薄く笑みを浮かべて「熱はなし」と言いながら立ち上がるさまに、ニサンのエリィが安堵の表情を浮かべた。
 しかしその一方、ならどうして起きないのかしらと、ココアのエリィが訝る。すると朝日の中で、ここまで沈黙を守り続けていたエレハイムが、一同に向かい鷹揚に告げた。
「寝かせておいて、あげましょう」
 そんな鶴の一声ならぬ、原初の一声で、ネピリムの布団籠城は許可される方針でまとまった。

 燦々と硝子越しに部屋へ射し込む、力強い日差しもなんのその。ネピリムは白いくせにどこか暗い、ちょっと息苦しい布団の中にこもりきっていた。ただ、部屋に誰もいなくなってから、そろそろと腕だけを出して、枕元の机からお絵描き帳とペンをおもちの内側に引き込んだ。
 目的の得物を手にするや、彼女は幼い子に可能な限り厳めしい顔をして、ペンを走らせる。狭い空間の中で、もぞもぞと動くさまは、外側から見るとおもちがやや震えるように見えるのだろう。そこはかとなく微笑ましい光景やもしれないが、その内側は、それどころではなかった。
 ペンの動きは滑らかではない。勢いよく駆け出したかと思いきや、すぐに止まり、いらいらと足踏みをするや道を外れて失踪してしまう。そのたび、彼女は顔をつらそうに歪めると、唇を噛んでページをちぎり取る。
(ちがう)
 ペンを走らせれば走らせるだけ、迷走してゆく。目指す行き先がめまぐるしく変わるわけでもないのに、辿り着けなくて、追いつけなくて結果ページはちぎられてゆく。次から次へと捨て去られ、堆積してゆく書き損じたちで、おもちの内部は見る間に埋めつくされていった。それでも彼女は、残り枚数を減らしてゆくお絵描き帳と向き合うのをやめない。
 ペンを持つ細い指先に、力がこめられる。
(こんなんじゃ)
「ネピリム」
 突如、室内に鳴り響いた軽快なノックの音と、ココアのエリィの声に、紙と言葉と布団の間にすっかり没頭してしまっていたネピリムは、はっと我に返る。あまりに書くことへ耽りすぎて、部屋のすぐ外へ誰かがやってきたことにも、全く気がつかないでいた。平生ならば、足音に感づく前に気配だけで察することができるというのに。そのことに、彼女自身が声もなく愕然としていると、返事も待たずに相手は扉へ手をかけたらしい。かちゃり、とノブの回る微かな音がする。もしかすると、敢えて、待とうともしなかったのやもしれない。
「入るわよ」
 扉が開き、自身が丸まるベッドまで足音が近づいてきても、ネピリムはいっかな布団から出ようとはしなかった。ただ、ペンを持つ手はそのままに、空いているほうの手で、内側に引き込んだ布団の端を、きゅ、と握り締めた。言葉を交わす気も、顔を出す気も、なかった。今の彼女は、それどころではなかったから。
 そんなネピリムの対応を、ココアのエリィは特に咎めもしない。ベッド脇へ佇むと、見事なおもちを覗き込んでいるのか、上のほうから声を落としてくる。
「ねぼすけなおもちさん。朝ご飯はいかが?」
「……いらない」
「だと思ったわ」
 やや芝居がかって問いかけてから、返事を受けて、すぐに態度を緩く改める。むしろ、普段通りに戻る。せっかくやってきたのを跳ねつけられても、気に留めず、そして相手の拒否も、気に留めない。むしろお互い様なのやもしれない。ココアのエリィは、おもちのお皿にあたるネピリムのベッドへ、くつろぐように腰を下ろした。スプリングの軋む音にまぎれて、何かがベッド脇の机に触れる柔らかい音も鳴る。その音と、自分以外の重みに沈むベッドに反応したか、ネピリムはちらりと紫苑の瞳を布団越しにココアのエリィへ向ける。けれど相手の動向は、ネピリムに警戒を抱かせるほどではなく、あくまで適切な距離を保って座っている。ネピリムはのろのろと、視線を手元のペンへ引き戻すも、ペンが走り出す様子はなかった。
 それでも籠城の態勢は崩さないネピリムに対し、ココアのエリィはいつもと同じお喋りを楽しむように、のんびりと口を開くと、ベッド脇の何かから、何かを取り上げた。かた、という陶器の音に、おもちのあんは外で展開されている光景を、木製のお盆からマグカップが持ち上げられたのだと推測した。
「食べたくないでしょうけれど、少しはおなかに入れないとね。飲み物だけでも持ってきたのよ」
「いらないの」
「そう? せっかく、私謹製のココアなのに」
「! ……いら、ない」
「その上マシュマロまで入ってるの」
「い、いら、ない」
「しかも二つも」
「…………」
 言葉巧みにネピリムへ誘いをかけるココアのエリィから、様々な音が聞こえてくる。耳を澄ましているわけではないのに、ネピリムの望みとは裏腹に、彼女はその一つ一つを的確に聞き分けてしまう。
 木のお盆にまた音。今度は引きずるような。恐らく、上に載っているものを動かして、位置を整えたのだろう。このことから、お盆の上にあるものは、一つきりではなかったと判明する。たぶんそこには、ネピリムのものだけでなく、ココアのエリィのマグカップも載っていたに違いない。その、現在ココアのエリィが手にしているマグカップの中身が、弄ばれるように軽く揺らされる。甘い水音が、くらくらするほど芳醇な香りを伴ってマグの縁から溢れ出し、それは布団の隙間からもそろそろと忍び入る。更に金属が陶器と触れ合うやや硬質な音に、銀の匙で中身を掻き混ぜているのだと知れると、ココアに酔わされたマシュマロがほどよくとろけだす気配さえ感じられた。音の全てが、ココアのエリィの言葉を、真実だと裏付ける。
 頑なに殻を閉ざした牡蠣のようなネピリムにも、それは届く。それでも彼女は拒むように、ぎゅっときつく目を瞑り、また布団も握った。
「………………」
 長いような短いような沈黙が続き、やがておもちの内部が、蒸されたように熱を帯びて。
「…………………いる」
 とうとう、丸められたおもちは、口を開いたかまくらとなり、申し訳ばかりに設けられた玄関から、しかつめらしい顔がのぞいた。ただでさえ色素が薄く、触れればとけそうな雪白の頬が、今は鮮やかな林檎色に上気している。その上、普段は真面目を通り越して無表情にさえ近い面に、今はへにゃりと弱った形の眉が情けなく尻尾を下げた線を描いている。どこか家出に失敗して戻ってきた子供のようなそのさまに、思わせぶりな視線でおもちを横目にしていたココアのエリィは、嫣然と微笑み、もう一つのマグを差し出した。


「……朝、起きたら、いきなり世界がきらきらしたの」
 ココアのエリィ、の二つ名通り、ココアが得意な彼女の手により淹れられた極上のココア。それは子供にとって、船乗りにおけるセイレーンの歌声並みに、誘惑を具現化したものだった。鼻孔に誘いをかけられて、抗えるわけもなく、ネピリムはココアの入った愛用のマグカップを両手で持ち、ぽつり、ぽつ、と語りだした。湯気の立ち上る滑らかな水面に視線を落とし、匙でマシュマロを溶かそうとも潰そうともしない。
 まだかまくらに半分入ったままでネピリムが言うことに、ココアのエリィはベッドの縁に腰掛け、最小限の相槌だけを発して耳を傾ける。
「驚いたの。突然のことで。世界は何も異なってなどいないはずなのに、原子から創りかえられたみたいに、全てが、全て、煌いた。途切れもせずに、ひたすらに。なのにそのくせ、目が痛むことはなかった」
 凶暴さも乱雑さもなく、ただ煌くのみ。消え去った光の残滓を捉えようとしてか、ネピリムは僅かに天井を仰ぐと、夢見るようにその名を呼んだ。
「アベルがいるから。咄嗟には分からなかった、この輝かしさの理由。大きいアベルがいるから、そうなんだ、って。あらゆることが光の速さで並べられてゆくパズルみたいに、かっちりはまったら、世界はますます輝きを増して、声にもならなかったの」
「ああ。あるわよね、それ」
 頬だけでなく、声にも熱を帯びさせて聞こえるネピリムの言葉に、ココアのエリィが緩やかに同意した。話し手と同じようにマグの中身へ目を落とすと、朝陽をたゆたわせている水面を、物憂げにゆらゆらと揺らしてみせる。その、そこはかとなく優婉さを漂わせる所作を、ネピリムは一瞬真似てみようとしたが、大きなマグカップは彼女にとって、両手でなければ持ちきれないものだった。ココアのエリィのように、片手で優雅には扱えないと判断し、ネピリムは誰にも気づかれないほど僅かに唇を尖らせてから、続ける。
「あんまり素敵なことで。大発見で。伝えたくてならなかったの」
「道理ね」
「……でも」
 触れられもせず、長い間待たされすぎて、ココアに浸されたマシュマロの輪郭がふにゃりと歪んだ。
「伝えられないの。上手に、伝えることができないの。私は、彼みたいに絵が得意じゃないわ。けれど、どうしても伝えたくて。なら言葉にしてみたらと思って、書いてみたけれど」
 徐々に力を失ってゆく言葉尻と同調するように、ネピリムの手にしていたマグカップが、ゆるゆると膝に下ろされた。その周りには届けられなかった言葉たちが、ちぎり取られた粗い傷口をそのままに、葬られもせずただ横たわっている。ネピリムの挑んだ結果は、明らかだった。朝、彼女を駆り立てた、あれだけ照り輝いていた世界を伝えようとする想いが、野ざらし墓場に捨て去られている。
 力を失ったにみえた指先が、また白くなる。マグカップごと、拳を作るようだった。
「私だって、書けないわ」
 見捨てられた言葉たちに、ふと、ココアのエリィが触れてみせる。当たり前だと言わんばかりに、気負わずきっぱり断言するさまに、ネピリムは恨めし気な視線を向ける。相手の同意を信用していないらしい。唇こそ尖らせていないものの、不満を隠しもしないでネピリムはココアのエリィを見上げる。本人は自覚していないだろうけれども、その表情は、不貞腐れた子供そのものだった。
「ココアのエリィには、お菓子があるもの。お菓子で伝えられるでしょう。でも、私には、それもできない」
「あら、私がお菓子だけで伝えていると思っていたの?」
 あだっぽく目を細めるココアのエリィに、ネピリムはさっきまでの膨れていない膨れ面から、意表を突かれて空気を抜かれたのか、すっかりきょとんとしてしまう。大きな目をぱちくりして、盛んに瞬きしてみせる。
「違うの?」
「ふふ。手段なんて、一つじゃないのよ。いくらでもあるもの」
 裏に何かを隠して、意味深げにあだっぽくココアのエリィは微笑むが、ネピリムはその真意までは読み取れない。けれど思考を止めるわけではなく、見抜こうとしてあらゆる方向へ意識を巡らせていると、突然ココアのエリィがマグカップを机に置いてから、ひょいとかまくらに身を乗り出した。乗り出す、というよりも、乗り入れる、のほうが真実に近いやもしれない。鼻と鼻が触れそうなほど真正面に間近く見据えてくる。
「だから、ね。ネピリム」
 近距離から射抜かれても、ネピリムは視線をそらそうともしない。そのため、同じ彩りを宿した、二対の紫苑が一筋に繋がる。
「あなたの手段で、やりなさい」
「私の……?」
 力強く言い切られても、ネピリムには相手の底意が分からなかった。頭に疑問符を乗せたまま、ゆるくおうむ返しにするネピリムへ、ココアのエリィは笑い声の欠片を零しながら、会心の笑みを浮かべた。
「あなたにしかできないことが、あるじゃない!」
 大地がその内へ、水を招き入れるのには、一瞬のためらいがある。けれどそのごく僅かな間の後は、貪欲なまでに、雪崩を打って飲みこみ始める。今回の、ネピリムの場合も、同じだった。
 最初は緩やかに、じわじわと。染みこんだ言葉が答えを探す。やがて、それらが結びつき、稲光にも似た理解が駆け抜けると、紫苑の瞳が大きく見開かれた。そのさまに、ココアのエリィは薄く笑む。
 息を呑み、やがて深呼吸に移り、それから口を開こうとして、ネピリムは自身の喉がかすれていることに気付いた。すぐさま、ためらいもせずに膝のココアを持ち上げると、ほどよく冷めた中身を一息で飲み干す。呼吸を整え、落ち着かせてから、彼女は薄い胸いっぱいに息を吸い込んだ。
 言葉もない、楽譜もない、ただ、”歌”が轟いた。

 腹の底から胸の奥まで、ためこんだ歌を放出してから、ネピリムは白い砦だった布団を放り捨てると立ち上がり、ベッドから飛び降りる。景気良く跳ね返るスプリングに、おお、とココアのエリィが楽しげな声を漏らす間にも、答えも光も捕まえたネピリムは、白い素足で階段を駆け下りる。もしかしたら二段飛ばしかもしれないわね、と、後に残されたココアのエリィは、揺れの余韻が残るベッドで、くすくすと笑った。
 ネピリムの探す相手は、階下へ向かう前に、みつかった。さっきの歌に反応したのか、それとも起きてこない彼女を心配したのか、階段の下には今にも上へ行こうとする彼の姿があった。なかなか感情の現れにくい白皙の顔に、ほのかな驚きを宿してネピリムを見上げている。視線が合って、また胸が、体の中が、いっぱいになって。ネピリムはたまらず、階段を蹴って中空へ身を投げた。
 白と暁に彩られた細い肢体が、両手を広げて、宙を舞う。瞬間、大きいアベルの表情に、明らかな恐れが走った。咄嗟に彼も両腕を伸ばし、限界まで広げて、ネピリムを迎えに行く。驚きの黒曜石と歓びの紫苑が交錯し、彼の視界が暁に染まる。そうして体ごと重力を受け止める。しっかり内側に彼女を抱きとめ、くるりと綺麗に回転すると遠心力を利用して力を逃がし、翻るスカートの裾が落ち着いてから、ネピリムを自身の前に下ろした。
 すとん、と素足が床に触れる。たいして身長差のないふたりが、ごく近い距離で向き合う。まじまじと、観測するように見つめてくる大きいアベルの視線に、ネピリムは動じることなく足を進めて更に近づいた。
「あなたに伝えたいことが、たくさん、あるの」
 どちらからともなく、いつの間にか、手は繋がれていた。
「だから。聴いてくれるかしら?」
 やや怯えるように、おそるおそる訊ねるネピリムへもたらされた返事は、あらゆる言葉よりも雄弁な無言だった。大きいアベルはぎこちなく笑みを浮かべると、ゆっくり、頭を縦に動かした。繋がれたままの手の平は、どちらが熱いのかも分からなくて、どちらが力を入れて握り締めたのかも分からない。
 広く長い世界の中で、唯一求めるたったひとりの聴衆を得て、彼女の瞳に世界は再び煌きを取り戻す。光り輝き、甦る。

「恋を伝える手段は知らないけれど、恋の歌なら知っているの」
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