とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
果たしてこれは袖振れているのか、袖振れていないのか
ひょんなことから、LALの、とあることを知りました。
オルステッドの名前の由来…『キーボードを見て御覧』と聞いて。
頭に疑問符を乗せながら、すぐに手をキーボードから外しました。
そして一文字一文字を、ゆっくり、目で追いましたら。
――うっかり、泣きたくなりました。
ああ。ああああ。
何これ。何という。最初から、中世編が始まってもう、全て決められていた。
どこかでそっと、誰かが小さく耳元で囁くような。
冷淡すぎるほど冷淡に、プログラムを起動させるような。
SF編でもないのに!
どこまでも悲しい。憎しみよりも悲しみのほうが強いのではとさえ思えます。
……つくづく舞台版が見てみたいものです。
どうして急にこんなLAL話をしているかと申しますと。
そりゃあ勿論モナドの曲担当に下村さんがいらっしゃるからです。
LALのお陰で、わたし下村さんをきちんと認識できるようになりましたし。
まあ、ここ数年なので、酷く最近のことです。ごめんなさい下村さん。
つくづく、不思議な知り方をしたものだと思います。
流れとしてはこんな。
スト2(でもまだ当時はスタッフさんのことなんて知るわけもない)
↓
バハラグライナーノーツで乱入してるのを目撃(曲関係ない)
↓
LAL(メガロマニアは当然のことながら近未来編が大好きです)
↓
ポップン参戦(ハイパーでぼこぼこにされました)
↓
モナド(まさかのゼノ絡み)
初めて作品に触れてから、十数年経ってゼノへ帰結するとは。
スト2してた頃の自分には、想像すらできない過程ですね。
そもそも当時はまだゼノもありませんし。
で。ともあれ次はモナドです。
けれど、友人は上の流れのうち、ポップンとスト2しか触れていません。
せっかくの新規ゼノタイトルだというのに、きちんと作曲家さんを知らないことに。
これは由々しき事態です。
ですから友人にはさんざLALをやれLALをやれと言うておるのですけれど。
忙しい彼女は、ちっともあのよでわびつづける作業に入ってくれません。
ぶうぶう言っても『じゃあきみワンプロは?』と返されてしまいますと、
『ごめんなさい』と謝って話は集結してしまいます。
彼女から借りたワンダープロジェクトJ…積んじゃいまして……。
途中で挫けました。良い作品ですよ!良い作品なのですけれど。
お互い様ですね。あまり高望みしないほうが吉のようです。
せめて、せめてモナドだけは積まないでくださいな友人よ。
ほんとにわたしのプレイ動画(ビデオ録画)で済ませる気ですか。
どんだけへたくそか知っているくせに。くそう。
――少し前に、LALの再プレイをしていた時。
初めてオルステッドでEDを迎えたりもしました……。
あれ、ED分類、凄い名称ついてるのですね。
SAD END。BADの間違いではなく、SAD。
確かに、あれほどかなしいEDも、そうそうありません。
あともう一つ、オルステッドで見ることのできるEDも見ました。
こうやって考えると、EDの数多いですねLAL!
アルマゲドンED。もしかすると、SAD ENDよりこっちのが、胸にくるやもです。
全消去。
時間も、空間も、次元も、何もかも。全ての拒絶、そして消去。
あれが彼の悲鳴でなくて、なんだと……。
PR