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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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インクの色は


落ち着きましょう。ええ、落ち着かなければ。
泣いても笑ってもあと二週間を切ってるのです。


どこのゼノサイトさんも、落ち着いていらっしゃる感じですのに。
なんだかわたしだけぎゃあわあやかましく騒いでいる気がします。
……はずかしい。
落ち着かないと。すうはあ。

前に『不安がない』みたいに書いたことがありますけれど。
実は、ちっともないわけではないのです。ややこしいですね。
PVやら何やらを見る限り、素晴らしい作りこみです。
映像も、音楽も、戦闘もシステムもあらゆるものが。
それこそ粗を探すのが難しいほど。
ですのに……ちまちました、もの。
カスタードに残る、ちっちゃなバニラの粒のようなもの。
気のせいほどに目に入るそれに、つい不安を掻き立てられるのです。
殆どが被害妄想じみたものですけれどね。

戦闘中のかけごえの種類が少ない気がする、とか。
(でもこれは恐らく直前にしてたのがムゲフロな所為。あれは喋りすぎ)
黒のフェイスが降りてくる時の軌跡の引き方がエピ2を思い出すとか。
(これは単にトラウマ)
……また、あんな目に遭うのでは?とか。
(奥底に刻みこまれた取り除きがたい本能的なおそれ)

だめですね。
安心しきって身を委ねたくなる一方、どこかで制止がかかります。
まさか前もって防衛機制がかかっているのだとは、思いたくないのですが。
どきどきして。そわそわして。
なのに深く、どこかで、こわいと思う。
こわいと思いながら、信じている。
アンビバレントじみたものが平然と同居しています。
どうしてこんなことに、なってしまうかと申しますと。
――監督が話してくださっているからです。

監督のお言葉は、真摯で、誠実です。
PWの頃から変わりません。
そして監督はその言葉を持って、痛みをおぼえながら物語を紡がれる。
誰かが痛いと感じる場面を、痛いと感じながら書かれる。
たったそれだけ?と言われてしまいそうですけれど。
たったそれだけのことで、わたしは信じてしまえるのです。
そうして書く言葉は血のインクで書かれているはずですから。
そうして書かれる言葉がわたしは好きです。
そうしてわたしも、書いてみたい、と思うほどに。

血のインクもて。
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