とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
ころすのはどっち?
朝の蜘蛛と、夜の蜘蛛。
どちらが良くてどちらが悪いのか…どうしても覚えられません。
おかしなものです。
何度も何度も調べて、そのたびごとに覚えようとしていますのに。
どうしても、その知識がきちんと根を張ってくれないのです。
自分でも首を傾げてしまうくらい、あっさり忘れてしまう。
結果として、会う蜘蛛会う蜘蛛、すべてをころすことに。
遺骸を捨てながら、いつも思います。
はてさてこの蜘蛛は良いもの悪いもの?
や。別に、わたしの家、蜘蛛まみれとかじゃありませんよ(笑)
ただ、ふうっと、思い出しただけなのです。
先日、ひっさしぶりに友人連中と会うことができました。
宴もおひらき、散会しておやすみー、となったのですけれど。
帰り道、途中まで一緒の電車で、えらく歴史トークが盛り上がりました。
ちょうどバサラも無双も新作の情報が出てた所為もありましょうが。
あっちこっち話題飛びながら、大盛り上がり大会でした。
友人「無双に黒田が出たねー」
もえぎ「やっとですよ地元武将!おめでとうクロカン!でもあのデザインて」
友人「い、いやああいう見た目で意外に良い人かもよ?」
もえぎ「ああ、不良が雨に濡れた捨て犬をそっと助けてやる的な……」
友人「そうそう」
もえぎ「でもあのクロカン設定だけ見たらバサラの弾正よ!?」
友人「……私は、宗麟に来てほしいんやけどな」
もえぎ「……そーりんは無理やない?」
友人「九州三国志が見たいんやああああ」
もえぎ「それなら隆信さまも入れないと!」
友人「クマアアァァァァ!」
もえぎ「いっそ、けーぎんにさまで!」
かっこいいと思うんですけどね、けーぎんにさま。
あのバイタリティとフットワークの軽さは他者の追随を許しません。
他にも色んな無茶リクエストでわいわい言ってました。
もえぎ「そうやわたし個人的に物凄く出て欲しい人忘れてた!」
友人「誰?」
もえぎ「立花の殿!!」
友人「……立花はなあ、ぎん千代が設定だいぶん持ってっちゃったから……」
もえぎ「でもわたしは殿が見たいよ!あんな爽やかな方そうそういないのに」
友人「うーん…」
もえぎ「あとね、上杉枠をもう一人ください。具体的に言うと景勝さま」
友人「イカと戦場が全く同じになるよ」
もえぎ「くう。二個一主従がこんな形であだとなるとは」
友人「取り敢えずイカの猛将伝はどういうことだあれ」
もえぎ「じゃあ細川の殿は?采配のほうは出てたみたいやけど」
友人「無双のガラシャがあの設定では難しいなあ」
もえぎ「見たいけどなあ。元祖ヤンデレでしょ殿は」
友人「確かにな。あれこそヤンデレ」
もえぎ「清正さん出るけど、正則さん出てもきっとアホの子枠やろね」
友人「ああそりゃあもう」
もえぎ「無茶を承知であともう一人挙げよう。勝頼さま。」
友人「ちょ!?」
もえぎ「まさかの天目山逆襲どんでん返し」
言いたい放題です。こうして見ると、若干暴言もまじってますね。
でもだいたい間違ってはいないと思います。あとは。
『わたし、結構長いこと真剣に「島津に暗君なし」を信じてたよ…』
『……忠恒』
などとも言っておりました。
ああ、これは初めて知った時ほんと我が目を疑いました。
ともあれ。実に楽しい帰り道となりました。
でも『そろそろ三国志をきちんと読みたい。どこから手をつけるべき?
きたかたさんのはきっついし、みやぎたにさんあたり?』
というわたしの問いに『いっそ横山版で』という答えはどうなのです神戸市民。
いくら地元だからって!くう、開き直って児童書から入るべきか。
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