とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
べきばき、びきごぎゃ、たくさんたくさん
昨日ですね、ちょっと鞄に無理をさせたのですよ。
二つに分ければ良い荷物を、一つの鞄に詰めこんで。で。結果。
上半身が筋肉痛でばきばきです。
よもや、こんなことになるとは……。
鞄をずうっとかけていた右肩が筋肉痛なのは分かります。
むしろ、ちょっぴりではありますが、予想もしておりました。
でもですね。まさか、脇腹までびきびきになるとは想定外です。
多分、鞄の重量で『右→』に傾こうとする体を、戻そうとして。
左の脇腹あたりが『←左』って、働いてくれたのでしょう。
物凄く、インナーマッスル的なものがばきばき痛いです。
いくらうんとこさ伸びをしてみても、上半身はべきべきです。
脇腹に本の角とかが当たっただけで内心『ごぐがはあ!?』という叫びが。
しばらく、上半身を表す擬音語から、濁点が消えそうにありません。
ここ数日、いっぺんに涼しくなってきましたね。
空気や香気も秋めいてきました。八月ではないみたいです。
けれど家の裏から這い寄ってくる、満潮で逆流する川のにおいは。
湿った、磯の香りをふんだんに含んだ、気怠い夏のそれです。
じきにこれも晩夏となりましょうが。
取り敢えず、寝冷えにだけはご注意を。
―…悪い見本がここにおりますゆえ。
ああでも夏が終わってしまう。
むしろスイカが終わってしまう。
秋になったら何を楽しみに生きよと。
あ。焼き菓子ですか。
そうそう、秋はクッキーやパウンドケーキや、焼き菓子の似合う時期。
夏場はあまりの暑さに敬遠しがちだった、これらのお菓子が大活躍です。
秋に相応しい音楽もあります。ギタポは夏も良いですが秋もです。
それにあと――フェイエリィの、ぴったりな季節でも、あるのです。
四季にそれぞれゼノで男女カプを当てはめるなら、フェイエリィは絶対に秋。
因みに春は先生ご夫婦、夏はバルマル、冬はビリマリで。
ココアとセピアの入り混じる、古い映画のような彩りが映える季節。
ふたりの本領発揮だと思うのです。まあ、わたしの思いこみですが。
ともあれ。
こんな風に考えていれば、夏の終わりも、悪くはありません。
スイカとの、暫しの別れは非常に名残惜しいものではありますが……!
しーぐゎー……(中国語読み。多分北京語?)
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