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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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四つ目の未知数は、二つの未知数をひきつれて


ゼノブレイドクロス、名称発表おめでとうございます。
……おめでとうございます。


なんでしょう。この。よく分からない感覚は。
わたし嗚咽を漏らす準備はできていたのですけれど。
今は何だか、どこか、戸惑いが先に立っている気がします。
ひとまず考えを巡らせようと、意識を沈潜させますと。
どきどき、していることには、気づくのです。
それでもやはり落ち着いています。
平静である、とは言い切れませんが、取り乱してはいません。
この感情の原因を突き止めようとします。
そしたら、捕まえられたのは、『不安』の存在でした。
わたしが、今まで。
モノリスさん作品で事前に得た情報により、不安になったことは一度きり。
たった一度で、最大に惨い一度きり。
それがよみがえる。
咄嗟におそろしさをおぼえる。心が身構える。
あんな酷いことは起こらないはず。いえ、起こるわけがないはず。
ええ、あれほどのことが二度もあってたまりますか。
分かっているのに、こわい。
もうあの日のようなおもいはしたくないのです。
日に日に自身の腕が細くなっていくのが分かるほど思いつめた。あの。
ああ因みに無限の開拓地関係の不安感は全くの別物なのでノーカウントです。

つい、そんな感情が呼び起こされてしまって。
今のモノリスさんなら大丈夫だと、知っていますのに。
それでも思わず無意識の怯えが、心底にとぐろを巻きます。
絶対的な信頼と絶望的な記憶の狭間で、ぐらぐらと揺れて。
結果、『戸惑い』という実に不安定な反応になっているのでしょう。
とまれこうまれ、戸惑いを呼び起こす不安な点をまとめてみましょうか。


ひとつ。発売予定の延期。
確か、2014年内だったはずですよね……?
珍しい、と思いました。
社長が聞くでも取り上げられるほど、納期を守ると評判のモノリスさんが。
そしてリンクさんの新作映像を見て、もしやと思ってしまいました。
オープンワールド。広大なフィールド。
ゼノブレのノウハウがいかされるのに、うってつけな世界。
モノリスさん人員がそっちに割かれているのでは……? と。
ついつい、穿った見方をしてしまいました。心が歪んでいますね。
けれどモノリスさんの京都スタジオには本根さんがおいでです。
まさか、リンクさんで忙しいのかしら、と思ってしまいました。
もしくは前回よろしくまたぎりぎりにえらい問題が発覚とか。
モノリスさん公式サイトさんは寡黙でいらっしゃるので。
事情が分からず、こちらがそわそわすること多々です。
だからただ、ひとりで勝手に心配するだけです。

ふたつ。題名。
最初、「えっ」てなったのですよ。
ただ同時にどこかで納得もしましたけれど。
初報PVで巨神の翼ぽい地形を見かけて、気にはなっていました。
それでもこの繋げ方には、虚を衝かれました。
しかも…とても、失礼なことなのですけれど……残念だと、思いました。
あくまで最初の印象です。咄嗟に、残念だと思ったのです。
ゼノブレはきれいな形でおしまいを迎えました。
だからこそ、あのまま大団円で拍手に包まれ幕を引いてほしかった。
続編、にされてしまったのですね、と。
ただ部外者であるわたしでさえ、続編であることにこれだけ迷うのです。
最終的に名前を決められたスタッフ様方の煩悶はいかばかりでしょう。
どれだけ悩み、苦しみながら、続編と決められたのかと。
その胸中に思いを馳せれば馳せるほど、複雑な心境になります。
――因みに。正式名称が分からない頃から。
題名が気になるあまり特許庁のサイトで商標検索しまくっていたのはひみつ。

みっつ。キャラメイク。
最も不安感を煽っている要素は、確実にこれでしょう。
静かな、けれど確かな衝撃に、全身から血の気の引く気がしました。
わたしは求めていなかったことなので。
わたしは、お話を読みたかったのです。
自分自身が、その中へ入りたいとは望みませんでした。
あくまで俯瞰で。ページを繰るように、お話に触れたかった。
それが叶わないのだと思うと、虚脱感にも似たものが胸を襲いまして。
開くのを楽しみに、表紙を撫で続けていた本を、急に取り上げられたよう。
誰が主人公であろうと問題なく進むお話。
これまでのゼノには、ない形です。
ゼノの主人公たちは誰にも代わりをさせられない立場でした。
それが、誰にでもできるようになってしまう。
果たしてわたしはそのお話をよろこべるのかしら? と。
途方もない不安がのしかかりました。


―…こんなところ、でしょうか。
最後の一つに関しましては、必死にあれこれ考えている最中です。
未プレイですが、ゴッドイーターはそういう作品ですよね?
ゴッドイーターみたいなものと考えれば良いのではと、脳内議論中。
しかしキャラメイクでここまで戸惑うとは。
そう思うと、バテン方式は不思議なくらいわたしに合いました。
主人公ではない、姿もない、声もない。でも確かにいる。
そして誰より主人公へ近い位置にいる、『精霊』という立場。
あの立ち位置は非常に面白く、すんなりと馴染め、世界に入れました。
けれどいざ、表舞台へ形を伴って引きずり出されてしまうと。
これ以上ないというほど、戸惑い、不安をおぼえます。
まあ、作品がゼノだから、余計なのでしょうね……。
うう。感じの悪いファンですね。なんだかもういやになります。
ですので、世間様のお祭り気分に水を差さないよう気をつけます。


おそるおそる、ネタバレたっぷりと聞くプレイ動画を一つだけ視聴。
イベントはごっそり飛ばしてくださってるのに、少しほっとしました。
ただあのOPは何かもう。うっかり手で顔を覆いかけました。
色々と言いたいことは、ありますけれど。
それらは、また、落ち着いてから。
ただ一つだけ言うとしましたら。
『白鯨』て。『白鯨』て、『モビィ・ディック』って……。

嗚呼。



……ちょこちょこ調べてましたら、先月既に噂はあったのですね。
でもその時点だと、題名はど直球に『ゼノギアス・ジ・オリジン』。
バテン2も海外だとそんな形ですし、つけやすい題名なのかしら。
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