とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
花を。
今日も元気に花粉ですよ。おのれエクスデス。
封印城で偽者出るとかやめて欲しいです心臓に悪い(過去の思い出)
花粉がばっふんばっふん飛ぶ中、エクスデスへの恨みを募らせる日々。
ふと、気付いたことがあります。
そういやエクスデスって、一片の同情もなく掛け値なしに憎めますよね。
わたしにとってはイカもまた然りです。イカは滅べばいいと思います。
思うまま。ぼこってしばいて叩きのめして張り倒していてこませます。
ええそりゃあもう清々しいほど。爽やかな笑顔と共に。
特に前者。だってあれ木ですもの。
けれど―…ゼノって、あんまり文句なしに憎める相手、いません。
強いて挙げればガゼルの老人どもとシェバトの老人どもくらいでしょう。
特に後者は、『これ!』という姿がないぶん、余計に憎らしい。
出てくるときは、ろくでもない決定したときだけですからね。
しかも個人名は出ず、おぼろげな『老人ども』という輪郭だけ。
ガゼル連中よりたちが悪いと、個人的に思います。
五百年前からやってること変わってません。
延命処置を、フルに悪用してる印象ばかり持ってます。
カレルレンも、ラムサスも。……勿論イドも。憎むことなんて、できません。
その人の裏側を知れば、純粋な敵意を持つことなど到底不可能です。
むしろ、嫌うことすらできません。
不思議なものですね。
中でもカレルレンなんて、あっれだけそりゃあもうえらいことしてますのに。
酷いこと、えぐいこと、数えるのが大変なくらいのはず。
絶望もさせられましたし、悲しい出来事の裏で糸を引いていたと後で知っても。
どうしてもカレルレンを憎むことはできませんでした。
今でも興味深く、不思議で、魅力のある人だと思うばかり。
まあ拙宅では相当に扱い悪いですけれどね、彼(笑)
……ここまで書いて、思いましたが。
『その人の裏側を知れば』。という考えに基づくと。
わたしはイカを憎まなくなるのでしょうか。
裏側を、知ろうと求めませんでしたから。今まで。
ただひとつきり。起こった事実だけを見ていました。
そこから先へ進むことができません。むしろ、進まない。
起こったこと。イカがしたこと。
『わたしの心臓ごと貫いて奪い去ったもの』。
思考停止と責められても、先へ進もうとは思いません。
あの事実がすべて。
どんな裏側があろうとも、覆ることがありません。
あれだけは。絶対に。
イカに対する、ティナのエンカウント台詞が的を射ていると思いました。
『奪っても、戻らないのに』って。
でしであしてて、今更ふっと気付かされたのは。
あの出来事はわたしにとってトラウマでしたが。
クラウドにとっても、トラウマだったんですね――
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