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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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ゴーイング偕老同穴の幸い


おおもえぎよ ちょこほりっくとは なさけない
まあそんな風に言われたわけでもありませんが、徐々に回復中です。


ここ数日の経歴。
・白菜ハンター
・お大根ハンター
・きんぴらごぼうハンター
・おねぎハンター
ようやっと、胃が落ち着き始めてくれたようです。ああ助かった。
このままでは…このままでは……。
冷蔵庫に眠る、
姉の婚約者さんがくれた生チョコを食いっぱぐれてしまいます――
懲りてません。
黄昏に消え去ってしまえ根っからのチョコレートジャンキー魂。


先日…もう二週間くらい前でしょうか?
友人と一緒に、美術館でやってた展示を見に行ってきました。
元々、東京でやってたやつなので、ご存知の方も多いのでは。
ジブリ作品の背景画を描かれている、男鹿さんの展示です!
それはそれはもう、どっぷりたっぷり楽しんで。
あまりにも堪能しすぎて、会場内に四時間弱ほど滞在してました。
お昼過ぎに入って、出る頃には空が真っ暗でした……。
休憩なしで立ちっぱなしですのに、疲れは一切感じませんでした。
ほんと、素敵でした。
けれど今回、内容についての感想は後日に譲りましょう。
ちょっと別のことを、ひそひそ書いておこうと思います。

美術館や博物館の、物販て、最高に魅力的ですよね。
しかもこの展示はジブリ作品ざっくざくなわけですから。
とてもではありませんが、買わずに素通りなどできるわけがないのです。
抗いがたい魔力に満ち満ちて、気づけばレジに並んでいる次第です。
後悔はありません。満足すぎます。
しかも、特設物販の設置位置がまた、ずるいのです。
や、もしかすると、全ての展示で、このような並びなのやもですが。
会場内、巡り巡って四時間弱。
肺の底からどっぷり世界につかって、出てくる足取りは幸福にふらふらです。
そんな、余韻がいんいんしている状態で。
目の前には魅惑のグッズが一面に広がっているわけです。
とんだ罠です。

数々の名場面が映ったたっくさんの絵葉書。
どう考えても大人向けな数万円もするレプリカ飛行石。
お菓子、お酒、関連書籍もどっちゃりと。
あそこに行けば、『目移り』という言葉の意味を、実地で知ることとなりましょう。
そんな素敵な品がたっぷりな中にあって、更に目を引くもの発見。
各作品ごとの、メタルチャームコレクション。
劇中に出てくるアイテムを、しっかりとしたメタル素材で再現しているのです。
例えば。
魔女の宅急便なら、キキの看板や、奥様が焼いてくれたケーキの模様など。
そういったものが作品ごとに用意されていて。
手の平におさまる、ちんまりした金属製の丸いケースに入っています。
このケースもまた、作品をモチーフにした、とても素敵な意匠。
ただ、中身は見えません。
幾つも種類があるチャームの、どれが入っているかは、開けてのお楽しみ。

おおはしゃぎで飛びついて、全体にはずれのないラピュタを選びました。
全六種類の中で、あんまり欲しくないのは、一つだけ。
これなら安心だ!と、意気揚々と購入。友人も同じものを。
で、購入後、うきわくしながら二人して開封式。
内心『ひっこうせきっ!ひっこうせきっ!』とコールしながら開けてみますと。







見事、あんまり欲しくないのがどんぴしゃで当たりました。







あの凹み具合をお見せしたいくらいです。
わたしが一人で頭を抱えておりますと、友人はロボット兵を当ててました。
そして淡々と『持ち比べて、重さを量って選んだ』と勝利の理由を明かしました。
先に言ってちょうだい、と思いました。
実に楽しい、十二分に充実した日でしたが、これだけが心残りでした。
そして挽回の機会が訪れました。
別な日、姉も展示に行くというので、どうかラピュタを買ってきてと頼んだのです。
この胸のもやもやを晴らすには、もう一個買うしかないと踏んだのです。
まさか二個連続で同じのが当たるまいと思いつつ。
そして――当日。
帰ってきた姉に、どうだった買ってきてくれた!?と訊ねますと。
『売り切れてた。』







あああああ







雪辱戦に挑むことすらできないという有り様。
最後の望みが断たれ、しょんぼり度は天井知らずです。
わたしには友人のロボット兵をうらやみ続けるしか道は残されていません。
そんなことを思いつつ、当たったチャームを部屋に飾っておりました。
個人的にあんまり欲しくないだけで、出来自体は良い品ですので。
たまにちらりと眺めては、溜め息をつくこともあったりでした。
ところが。
意外な方向へ、展開が続きまして。

更に後日。ぶっちゃけ昨日。
さりげなく結納をしてた姉が、夜、部屋を訪ねてきました。
わたしは残念ながら参加できず、話を聞かせて貰っていたのですが。
姉が何やら手に袋を持ったまま、あることを切り出しました。
どうやら結納が終わった後、婚約者さんと神戸へ遊びに行っていたようで。
そしたら、神戸のモザイクに、ジブリのショップがあったらしいのです。

もえぎ「え、モザイクそんなんあったの?」
姉「うん。でね、普通に売ってたよあれ。美術館のと同じやつ」
もえぎ「嘘ん!?勝手に限定かと思ってた…地味にショックやわ」
姉「私も。で、だから――」

まさか、と思うわたしに向かい、姉が袋から、す、と差し出したもの。
それこそ。わたしの鬱屈を振り払うことあたう、ただ一つのもの。
リベンジ・メタルチャーム!(二個目)
おおおお!とテンションの上がるわたしに姉が語るには。
偶然訪れたショップで、偶然発見したメタルチャーム。
一緒にいた婚約者さんに、買い求める理由を説明。
『妹がへちょいの当てちゃって凹んでて』みたいに言いますと。
……婚約者さん、わざわざ幾つも持ち比べて、重さを量って。
『これが一番重い!』と、選んでくださったそうです……。
感心しきりの姉曰く『男の子やねえ』だそうですが。
ごめん、ねえさん。それ友人もしてたわ。ううんそれより。
わざわざそこまでしてくれた、婚約者さんに感動しました。
選んでくれた、渾身のメタルチャームは、ロボット兵でした。
一番重いんですね、これが。
ありがとう、お義兄さん……。
義妹は、いたく感動致しました。今度必ず、お礼を申し上げなければ。
ただ、きちんとお名前知るまでは『感心な若者』って呼んでたのは秘密です。
(呼称理由:お土産がいつもケーキだったため)

あと内心、『結納直後に何してるの二人共…』と思ったのも、秘密です。
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