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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

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山のお天気ばりにくるくる変わる日記の中身



唐突に、ふと本の感想みたいのが書きたくなりました。
いえ、感想にも満たないのですが…つらつらと、書き留めたくて。


このところ、日本の旅行記みたいの読むのが楽しいです。
時期は明治。書き手は、海外の方。色んな見方があっておもしろいのです。
シュリーマンが来日していたのは、少し前に知ったのですが。
寡聞なもので、キプリングまで来ていたとは存じませんでした。
新聞社時代の名が売れ出した頃と、完全に名声を手に入れた頃の、二度。
一度目と二度目で、分かりやすすぎるくらい文体が変わっていて驚き。
いえむしろ、落ち着いた、と見るべきでしょうか。
最初は、洒落っ気のきいた軽妙な文体に、時折軽薄さも滲んでいましたが。
二度目はどこか視線が淡々として、静かに光景を眺めているようです。
読み物としては、前者のが楽しいのですけれどね。
でも本来は、後者を喜ぶべきなのでしょう。

明治期の日本旅行記なら、まずバード女史が有名どころでしょうけれど。
(基本的に、ぼっこぼこに言ってますけれどね、イザベラさん)
バード女史とはまた別の味があって、これはほんと楽しかったです。
女史との違いは、キリスト教伝道に否定的な立場、なのもあるやも?
ともあれ。
やたら無邪気で、惚れっぽくて、たまに軽薄さを感じさせながらもお茶目で。
色んなエピソードが楽しめました。
そうですね。幾つかを、多少わたしの感想含みつつ、書き出しますなら。
彼の感想前半は、こんなでした

『皆さんが長崎方面へお出かけの際は、きれいな靴下を持参すべき。鹿革とかさ。刺繍とかしてさ。絹とかもいいね。……かかとに穴のない、ね。私のようになりたくないのならな!』
『なんだよまったく不条理だどうしてこんなに店が清潔なんだきれいにしすぎだろああ憎らしい私を馬鹿にしやがって出て行ってやるこの木の家をずたずたにしてやろうかところでこの根付はおいくらですか?』
『娘たちがやってきて、私たちの前に食事の膳を置くと去って行った。しかし空手で去ったのではない。なぜなら乙女よ、君は私のハートを奪っていったからだ。ビルマの娘にも奪われたことあるけどね!』
『お風呂場ギャアアアアアア』

うん、だいたいこんなのでした(笑)
脚色まではいきませんが、多少言い方は変えてあります。
でもほんと、だいたいこんなの。
思わず吹き出しちゃったのは、最後のですね。
当時はまだ、混浴が撤廃しきれていなかったようで。お触れは出てるのですが。
ホテルでお風呂入ってたら、日本人のお嬢さん(しかも可愛い)が来ちゃって。
すると相手が、キプリングの動揺を察して、引き返してくれたそう。
しかも、くすくす笑いながら。
その後彼は、顔から火が出そうになりながら、湯船へ飛びこみ隠れたそう。
なんだかどっちもかわいいなあ。

他にも、大坂城見てええええ、ってなってたり。
あと造幣局の桜の通り抜けも行ったみたいです。
わたしも行ったことまだないのに、造幣局。
いいなー。
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