とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
あまいのあまいの
ついったでも、いやしんぼなことばかり書いてていけません。
ああでもこればかりはどうにもこうにも。
開き直って、こちらでも書いてみましょう。反省皆無ですね。
や、その、拙宅そもそも、お話の中にもやたらたべもの多いですし。
気がついたら皆何かしら飲み食いしてます。
しかも先日、また図書館でレシピ本借りたりしちゃいましたので。
なるほど、ヨーグルトのお菓子は便利そうです……。
しっとりさっぱり、そしてほんのり隠し味。
これならシュルクも食べそうです。よし、フィオルンこれ作りましょう。
スコーンなんて家にある材料でいけちゃいますし、ビスケットも。
特に『ああいいレシピみつけた』と思ったのはマフィンです。
ヨーグルトマフィン。基本の生地にヨーグルトまぜこぜ。
けれど、これで終わりではなくて……野菜を入れるのです。
かぼちゃやら。しょうがやら。にんじん。他にも色々試せそう。
思わず『フィオルンが研究室にこもるシュルクに差し入れたのこんなでは』
なんて考えてしまいました。
片手で食べられますし、あまり手も汚れませんし。
それにマフィンに入っていれば、シュルクも野菜を食べるでしょう。
研究に没頭中なら、これほどぴったりくる差し入れもないはず。
個人的に『早く渡せて軽く食べられておなかにたまるもの』
といえば、ミートパイなのですけれど。
あれは、欠片がぽろぽろしちゃいますしね。
そうでなければ腹持ちも良く、食いでもあって、最適なのですが。
ここはマフィンに軍配です。
試しに一度、作ってみましょう。
いやしんぼはまだまだ続きますよ!
モナドメンバーでお菓子を考えるのが大変楽しいひとりあそびです。
ついったで発想の根っこをくださった方々、ありがとうございます!
まあひとりあそび敢行している間に、ゆっくり目的がそれてきましたが。
お店の包装や、有名なお菓子でイメージし始めるようになってしまいました。
よく行くお店はともかく、たまに頂くだけのお店などもまじっています。
なので、そんな詳しくないくせ語っていて、申し訳ありません。
それでも……ついつい、甘い想像は続くばかりです。
こんな風に。
ダンバンさん:六花亭のバターサンド
(レトロな銀紙の包装がかわいい。お菓子もあますぎませんしね)
メリア:ダロワイヨのマカロン
(赤い箱にリボンかかったの。高級なイメージ。リボンはちゃんととってます!)
シュルク:ケーニヒスクローネのつめあわせ
(くまの王冠かわいい。筒状の缶に入ってるやつを抱えて、さくさくかじって)
カルナ:モロゾフプリン!
(チーズケーキと迷いましたが、ふとcapsuleさんの曲を思い出したので)
フィオルン:トゥーストゥースのフロロン一択
(以前の妄想参照。ちっちゃい手提げ可愛い。チョコレート色に金字で上品)
アルヴィース:デメル
(お菓子はともかく、あの紙の手提げ袋がー!黒字に金でハプスブルク)
ディクソンさん:ユーハイムのバウムクーヘントゥルム
(わたしの夢でもあるトゥルム。日本語で塔。塔はいつか、崩れるもの……)
カリアン兄上:アンリ・シャルパンティエのマカロン
(メリアとマカロン繋がり。モノクロの包装も品が良くて端整です。流石芦屋)
今のところ、思いついたのはこれくらいでしょうか。
これほんとわたしだけが楽しいですね。
あと主要メンバーなのにラインとリキ入ってなくてごめんなさい。
いえその…ラインは、にんじんのパウンドケーキだと思うのですけれど。
それくらいなら自分で作れちゃいますしね。お店が思い浮かびません。
東京とかなら、パウンドケーキの専門店もあるのでしょうけれど。
わたしが浅学なもので、思いつかないのです。
どなたかおいしいところご存知でしたら教えてやってください。
むう、包装がラインっぽい色のところ、どこかありませんかね。
トゥーストゥースさんの紙の手提げ袋はオレンジですけれど、だめですよ。
だってあそこは……黒と、オレンジの、組み合わせなのですから。
賢明なお客さまは、もえぎさんが何を連想しているかお分かりのはず。
ええ、接触者対存在カラーですよぃいやっはあああぁぁ!
…………アホですみません…………
そして実にどうでもいいのですが、今日ひょっこりくまのお店を覗きましたら。
わたしの好きだった(そして欲しかった)筒の缶がありませんでした……!
えええあれなくなっちゃったのですかせっかくシュルクにセレクトしましたのに。
うわあんくま缶ー、くま缶ー…!
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歌うように、軽やかに
本のことを書こうとしましたら、全力で話がそれていました。
いつものこととはいえ、それすぎて本題にもは入れなかったというのは流石に。
本の話題が続いているのは、単純に上記の理由です。
ええ、『わやわやしていたら辿り着けなかった』というだけ。
どうしようもありませんね。
ですので、今度こそ!ちゃんと本のお話です。
久し振りに、きちんと感想を書き留めておきたい、と思いましたので。
一応手帳にも感想は残しているのですが(ほぼ日手帳ですので)
そちらには数行程度しか書けませんので、こちらにがっつりと。
『木曜日はあそびの日』を読みました。
長編ではなく、短編集。色んな種類のお話がたっぷりでした。
ほんと、久し振りに児童書であたりだと思いました。
いえ、あたりはずれというのは適当ではありませんね。
単に自分の好みに合致するか否かというだけで。
そういう意味でしたら、今回は実にばちこーんとはまりました。
ふう。楽しかった。
児童書ですと、イギリスはどっちゃりと数はあるのですけれど。
国民性なのか、合うものと合わないものがくっきり分かれるのです。
あくまで個人的な感想ですが。
児童書なのに、シニカルというか、斜に構えているというか。
あちらのジョークが強すぎて、わたしにはどぎつく思えてしまうのです。
恥ずかしながら、わたしアリスは読めませんし。どうにも、合わない……。
もっと読むべきとは分かっているのですけれど。
このことを以前友人に相談しましたら『ええやんあんなロリコンのおっさんの』
と返されました。友人よそれ言っちゃ駄目。
けれどイギリスのは。逆に、合うものはこの上もなくどんぴしゃです。
アトリーとかド・モーガンとかめろめろです。
で、今回読んだのは、フランスの作者さんのです。
飄々として、洒脱。文体にもいやみはなく、地に足がついていて。
ああエスプリってこういうこと、と快く読み進められました。
それと、ネタバレになっちゃうので、はっきりとは申しませんけれど。
この方が書くに到る過程すら素晴らしい。
それを軽く解説した、まえがきの段階で『ああわたしきっとこのひと好き』
と思わせたほど。あんなに素敵なまえがき、滅多にお目にかかれません。
まあまえがきで本人が内容ネタバレしちゃってるのもありますけれど。
美青年と相思相愛だったギターが、
彼を奪った新参者のエレキギターに向ける品の良い恨み節。
優しい子供の悪魔が良い子になりたくて、ローマ法王へ相談へ行き。
カウンターの鉢にいる魔法の金魚は賢者じみた知恵を持つ(ただし通訳必須)
パリのとある通り、小さな居酒屋さんで生まれたこれらのお話。
かわいらしくて、くすっとできて、そしてとても真っ直ぐ。
けれどそこに真摯さは保たれていますし、何より軽妙。
中でも特に好きだった、文中のやりとりを、一つだけ抜き出し。
もしかしたらいけないことやもしれませんので、続きに隠しておきます。
この作者さんの他の作品も読みたいものですが。
図書館で探してみると、この一冊きりのようでした。残念。
硝煙と国防とラブコメと
モナドわあわあ言うのも多少は落ち着きましたね。
まあ、それはついったで言うてるからやもですが…たまには本のことでも。
ありかわせんせの、フリーターのやつ(未読)、ドラマ化なのですね。
阪急電車も映画化ですし…映像化が続きます。
でもわたしはこれらより、軍事系のが実写で見たいです。
えぬえちけでよく、期間の短い連続ドラマ枠があるじゃないですか。
あそこでやって欲しいです。クジラの彼かラブコメを。
特に前者!みたーい。
軍事+ラブコメなんてニッチだかなんなんだかですが可愛いのでいいです。
自衛隊の広報さんが、がむしゃらに四苦八苦されるよりも。
ありかわせんせのをドラマ化したほうが、よっぽど効果は高いと思います。
わたしもお陰で、図書館行くと軍事関係の本が気になりだしました。
男前な彼女たちで鉄と油にまみれてたまにぞくりとしながらも可愛い。
きっと、素敵だと思いますのに。
ただ、最初に読んだのが図書館シリーズでしたので。
実現する可能性は低いと思いつつも、これも実写で見たいです。
そんなことを知り合いの司書さんに話しておりましたら。
『うーん、館内で銃撃戦は困るなあ……』って仰ってました。ですよね。
撮影協力物凄く大変そうです。でも、日野さんならやってくれるのでは。
実現したら、絶対に楽しいと思うのですけれどね。
あと、スタッフロールの協力欄みたいなところに。
『自衛隊』と『図書館』が並ぶのはさぞかし斬新だろうと夢想しますし。
普通なかなか繋げて考えられない二つの名前が協力関係なんて。
映画の阪急電車は、観に行くかどうかはまだ未定です。
評判次第でしょうか。原作のよさをどこまで引き出して、いえ残してくれるのか。
わたしホルモーの原作は大好きですけれど、映画は行きませんでしたし。
最初は行く気まんまんだったのですが……鬼が。
鬼のデザインの、あまりの可愛くなさに、がっくりしてしまいまして。
そういやマキメさん、今度はトヨトミのほうが映画化ですっけ。
でもあれも、設定がかなり変えられているようですし。
主要メンバー二人の性別が逆転してるってどういうこと。
旭さんは女性だから良いのでしょうに!
むしろ性別逆ならなりたたないような場面が幾つも出てきちゃいますよ。
それにそもそも、あの作品の中で『旭』という名前の『女性』だからこそ。
最後まで『ええじゃあこれどうなの』とうきうきはらはらするといいますのに。
マキメさんは、映像化に恵まれないのでしょうか……?
あ、そうそう。阪急電車に関して、未読の方に一つだけ感想を言うとしましたら。
『一番笑ったのは、あとがきです』とだけ、お伝えしておきます。
そして最初、阪急電車が出た直後。
タイトルがタイトルで、書いてる方が書いてる方なので。
『……阪神と阪急の抗争は遂に最終局面を迎え……?』
みたいに電車会社同士の戦いを想像していたのは秘密です。
……なんだかこれ、映像化の話ばっかで、本じゃないですね。
カテゴリ分類間違っているような。でもごり押します。わあタチの悪い。
今度こそ、きちんと本の話!自分でまとめておくためにも!
現在はどんぐりあめとぬりかべが最強の癒し
長時間立ちっぱなし+長時間座りっぱなし+大荷物で山登り+たまに走り回り
=わたしのこしがげんかい
お祭が怪我人も死人もなく終わってもわたしの腰が穏やかじゃありません。
こ、今年はおもてなしとかお手伝い、頑張ったからですかね……。
元から腰はあまりよくないといいますのに。
あかん。わたしのこしがいんでしまう。ちゅうごしとかじさつこうい。
でもまあ、腰以外は無事に終わって良かったと思いましょう。
今年も元気にお御輿破壊しましたし。
(注:壊れるほどかみさま大喜び。神意にかなう)
ちょうどお宮の前を通るついでがあったので、ごあいさつもしておきました。
どうぞ来年も、よろしくお願いしますね氏神さま。
たっくさんの食材を、おいしそうなものを、モナドが持ってきてくれたので。
ついつい喫茶をしたくなる衝動に駆られます。
脳内では既にエリィとシオンさんとフィオルンがお喋りで盛り上がっています。
実に気の毒な思考ですが、違和感が全くないあたりどうしようかと思います。
逆に、男性陣の話なんかも考えてみるのですけれど。
フェイがシュルクやラインに素手での戦い方を教えてたりとかどうにもこうにも。
モナドなしでもフィオルンを守れるよう、フェイに少しは鍛えて貰うと良いですよ。
ラインならいい勝負ができそうかとも思いましたが、武器なしではきついやも?
ついうっかり忘れがちですが、フェイは基本画家兼拳法家ですからね。
素手での勝負なら、大抵の相手には負けない……はず。
でもこれは、モナドからゼノに入られた方には面白くないやもですね。
それに年月の重みで、フェイにひいきしているようになってしまう可能性も。
相手を引き立て役にするつもりなんて、微塵もありませんけれど。
ご不快な方が出てしまってはいけません。
まあ喫茶設定の時点でひいきもへったくれもですが。
一万年の重み。
どうしても、接触者対存在には、これがついて離れません。
並べてみると不思議なのですよ。
フェイ、エリィ、バルト、シュルク、フィオルン、ラインの三人が、同い年。
……何か、むずむずしないでしょうか?(笑)
どうも同い年に見ることが難しいのですよね!
触れてきた年月が違いすぎる、というのもあるのでしょう。
友人にこのことを相談すると『フェイエリィはもう二十代な気がする』
と言われましたし。
ずっと。ずうぅっと。彼らと共に、過ごしてきて。
その時間がどうにも長かったものですから。
つい、彼らも年を経ているような錯覚に陥っているのやもしれません。
そうですよ。だって最初は、彼らだって年上だったのです。
一緒に成長してきたような気さえします。
ですから……。
今回、モナドをプレイした。昔のわたしくらいの年代の方々が。
シュルクたちと共に歩んで、進んで、成長して。
やがて、わたしが接触者対存在へ抱いたような感覚をおぼえたなら。
それはなんだか。素敵なのではないかしら、などと思いました。
まあつまりまとめると接触者対存在が好きですWOーということです。
最近、モナドなお話を書いていた所為で、ふたりたちが少し恋しいのです。
もえぎさんから接触者対存在を取ったらアジシオくらいしか残りませんよ。
世界中の可愛いのや素敵なのは全てふたりのでいいと割と真剣に思います。
そしてこんな流れで非常に申し訳ありませんが、続きに拍手のお返事です。
地域が浮き足立つ二日間
お祭だー!あなごのおすしひゃっほおおおぉぉう!!
一年分のあなごのおすしを食べますよふふふ。
本日の日記はとてつもなくローカルな話題のみです。すみません。
地元のお祭宵宮です。秋の例大祭です。
一年間この日のために地元民は生きています。
比喩抜きに盆と正月が一緒にきてるようなものですから……。
けれど、今年は、兄が参加できていないのです。
よりにもよって祭りの日に仕事というか出張が入ってしまいました。
しかも前夜祭含め三日間もぜぇんぶ。
ありえないことです。祭りに仕事とか。
―…これ、確かおかしいことなのですっけ?
『祭りだから』と、小中学校は休校になり。
『祭りだから』と、地元企業は臨時休業。
『祭りだから』と、国道は封鎖され。
『祭りだから』と、各種公共施設も軒並み休み。
地元民はこれが普通なのでそこらへんがよく分かりません。
むしろ『祭りなのに学校があるのはおかしい』という認識が基本です。
最優先事項。
今までに兄が祭りに不参加だったのは、二回だけ。
一度は身内に不幸があったとき。
一度は先帝陛下の崩御の折。
家に不幸のあった家は参加できない決まりなのです。
そして崩御に関しては祭り自体が中止だったので皆不参加です。
なので。兄の意志によって不参加になるのはこれが初。
可哀相に…この日のために、筋トレ欠かしませんのに。
他の同級生がぽにょぽにょになってゆく中。
兄は『人目にさらして見苦しい体は嫌や』と信念を貫き通し。
いまだに昔と変わりない体型を維持し、腹筋も割れてるくらいですのに。
出張に出る際、『雨降ればいいのに』と言い残して出立しました。
雨が降れば雨天順延になりますからね。
わたしも祭り前、お宮へ行くついでがありましたので。
かみさまに『どうにか降りませんか』とお願いしましたがちょうせいてんでした。
ごめんにいさん。祈りも届きませんでした。
そういや『地元民にはよく分からない』ことで。
以前、他地域の友人らを祭りに招いたとき、凄く地域差を感じました。
うちのお祭、基本、参加してるおとこどもは上半身裸なのですよ。
兄が体を鍛えるのも、そのまま体が視線にさらされちゃうからです。
まあ、はっぴは着てますけれどね。で、下はまわしと地下足袋です。
おすもうさんがしてはる綺麗なまわしでなく、もっとざらざらしたの。
新しいやつはごわごわしすぎていて、血が滲んじゃうような泥まわし。
このまわし姿に友人らが動揺していて、とても不思議でした。
『目のやり場に困る』とか言う感想にこっちが驚いたくらいです。
そんな発想浮かびもしませんから。だって祭りですもの。
取り敢えず困惑していた友人たちも、しばらくしたら平気になってました。
ようは慣れみたいです。
どんぐりあめー。アイスクリンー。けれど、ここはやはり松露焼。
ああ、最近はおいしそうな屋台が多くてほくほくです。
けれど珍しいのに惹かれはするくせ、買うのはいつものなのですよね。
だってラーメンバーガーとかどうなってるのです……。
祭り関連グッズを売ってるところなどもあって、面白いです。
まわしポーチとか祭りの二日間以外本気で使い道ないですのに。
あとここ数年は岸和田産の最新地下足袋がトレンドらしいです。
内部にエアークッションがあって衝撃を和らげるそうです。
色んなものが出るものですね。
さあ。明日は本宮。
お客さまも見えますし、オードブルは注文しましたし、おすしはきますし。
戦いの果て入手した国産松茸も準備完了です。
怪我はまあある程度仕方ないのでそれなりに怪我のないよう済みますように。
ご照覧あれ、八幡さま。