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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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それでもやはり、あなたのもとへ



ほんと…この、腕のだるさは、いかんとも……。
原因がちっとも分からないので対処のしようが―…あ。


両肘から先の気怠さ。これは。まさか。
ちょっと前まで、それこそスパロボ三昧で。
休み前日はきゃほうとなりながら没頭したものです。
そして時には空が白むほどまでぶっ通しでプレイしてたツケがここにきて……?
いやまさかそんな。でもしかしこんな。
リモコン+ヌンチャクより重いものを持ち続けた疲労の蓄積?
ばかな。嘘ん。
けれどあっさりと一蹴できるほど、コントローラー握ってないと言い切れません。
なんでしょう。ともあれ。この仮説を、短くまとめてみますと。
度し難い。


アホすぎる疲労説はひとまず脇に置いておきましょう。
現実逃避というツッコミはこの際禁止ですよ?
びっくりすることを小耳に挟みました。
事実を確かめるために、偶然寄るついでのあったコンビニでファミ通立ち読み。
……ねえ、駄狐。何しとるの貴女。
またゲストですか!またゆらぎですか!
駄狐あなた零児さんがムゲフロEXでどれだけ頑張って探したか。
なのにまたも一人でゆらぎ巻きこまれて転移ですか。
まさかまたネット中に転移じゃあないでしょうね。
……ああ、零児さんが、零児さんの心労が。
まあ、いいです。帰ったらさんざ、千手観音されたらいいです。
しかも何。社長秘書ですって。
うわあもうノリノリでやってる姿が思い浮かんでどうしましょう。
しかもワルキューレまで社長秘書とかどういう状況なのです。

ついつい気になったので、調べちゃったじゃないですか。
けれど開発元があまり聞き覚えのないところだったものですから。
そこもひっくるめて、あれこれ調べてみて。
検索しつつ、『ワルキューレはともかく、なぜ駄狐が……』
と、内心でぶつぶつ呟いてましたら、詳細発見。
これまでに携われた作品を眺めていて……あれ?となりました。
め、メタルマックス?
え、ええと、わたしちっとも詳しくありませんが名前だけは知って。
あれ、でもあの会社さんは……と思ってましたら、更に詳報。
元データイーストの社員さんで構成されてる会社!?
そこにゲストで駄狐!?

えええ。ええええ。

繰り返しますが、わたしは全然詳しくありません。
なにせナムカプ・ムゲフロにおける駄狐のネタ台詞の大半が分からない。
けれど、これらの作品で。
駄狐が口にしたネタが他社ばっか、とは聞き及んでおります。
そしてそのネタの多くに、データイーストさんが入っているとも。
そして森住さんが『作りたいのはデータイーストクロスサンソフト』
と仰っていたのも人づてに耳にしております。
つまり。これは、あれですか。

3DSで新作作るよ!となって。
発売元はバンナムさんだよ!ということで。
そういやあそこにはデータイーストさん大好きキャラがいるよね!となって。
本家に。呼ばれた。の?

…………。
……どうしましょう、いい笑顔で駄狐を貸し出す森住さんが浮かんで。
モノリスさん、わたし、たまにあなたがわからない。
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がつがつ、ごきん、と骨を噛み砕くように


ごはー。いっつもいっつも、さぼってばかり。
いけませんね。一度くせになると、だらだらし続けてしまいます。


そんな怠け癖の所為でしょうか。このところ、体からけだるさが抜けないのは。
特に両腕の肘から先の、ひどいこと。
眠っても、ちっとも疲れが取れないのです。
そもそも疲れるようなことはしていないはずですのに。
なのに。
起床直後は、おみかんの皮も剥けないのでは、と思うほど力が入りません。
一体どうしたことでしょうね。
この嫌なリズムを切り崩すべく、しばらくは真面目に日記を書こうと思いました。
感心できない流れを、きちんとした流れで打ち消すのです。
それに、先日からはじめたくせ、停滞しているおはなしひゃっこもしないと。
腕がだるいのは、怠けすぎて、だれきっているからなのでは。
甘やかさずにこきついかいましょう。もっと、もっと。すりへるほどに。

怠けの虫はこわいもの。宿主は自覚もなしに、食い潰される。
アナログでも日記をつけているのですけれど。
ついつい、あしたでもいいやーと投げ出そうものなら。
翌日。書こうと思っていた内容を失念していたりするのです。
言葉の感覚が鈍磨してゆくようですね。
いけません。
書くべきこと、書きたいことを、自分の中でねりねりしすぎなのでしょうか。
考えすぎて、こねすぎて。結局、最初の形を失ってしまう。
自分が何を手にしていたのかさえ忘れてしまう。
やがて言葉に血が通わなくなり、冷え切って、こちこちにかたまって。
もうそれが何か分からなくなってしまうことのおそろしさ。

それを埋めるように、本を読んでいます。
ページを繰るうち、どれだけ文字に餓えていたのかと思います。
がつがつむさぼるように読み耽って、手当たり次第もいいとこです。
おなかがすきました。

おっはなっし、ひゃっぺん、かっけるっかな?


唐突に何か書いています。何してるのでしょこのひと。
唐突にもほどがありますし、創作ですし、なので隠しておきます。


いやその。なんだか、言葉がずんずん歪められてゆくようで。
言葉に血が通わなくて。ひどく、きもちがわるいのです。
そうこうしているうちに、なんだかお話も書けなくなって。
にっちもさっちもWOーな感じで、悩んだ結果がこれです。

短編を百。書けやしないかと。

同じ題材。同じ状況。それで百。
短編なら負担は少ないですし、いけなくも、と思いまして。
見切り発車もたいがいですが、はじめてみました。
どうにも最近、寝つきが悪くって。
ならばこの状態をお話に出来やしないかと企んだのです。
眠れぬ夜の小さなお話。
習作な上創作なので、続きに隠しております。
サイトのジャンルをほっぽったままで、申し訳ありません。
たまにこうして遊びますので、どうかご容赦ください……。

日へと指を伸ばす月の姫君


あめあめ。ざあざあを通り越して、どざどざ。
久し振りに、市内のあちこちへ避難勧告が出ています。


そんな台風直撃中なときに、わたしはのんきに日記など。
おふろあがりでほこほこしつつ、水分補給も満喫しました。
これも不謹慎だと責められるのでしょうかね。
ああ、でも、きつい雨風にこころおどるのはサガのようなもの。
それに……角度を変えてうねりながら吹きつけてくる雨の中。
傘をさして帰宅しておりましたら、少し、体が楽になったのですよ。
最近、偏頭痛やら目眩やら熱っぽさなどがあったのですけれど。
台風の中におりましたら、それが不思議とやわらいだのです。
なぜでしょうね。
ただ、なんとなくですが。
雨や風の精気が、肌を取り巻くようで、染み渡るのではなくて。
それでもゆっくりと外から内へ忍び寄るような気がしました。
あくまで、ほんとに、なんとなくのお話です。


さーそして、忘れないうちに本の感想いってみましょう。
素敵な本へ、随分ご無沙汰な大当たり。
グージの、『まぼろしの白馬』。
わたしが書きたい感想は、巻末の解説に集約されていました。
なかがわりえこさんの筆曰く。
『これほど美しくて楽しくて不思議で謎めいていて、ちょっと気味が悪くて恐ろしく、誇りと勇気と愛にあふれ、気高くもかわいらしい物語を読んだことがあったであろうか』
こうも完璧に表されてしまうと、最早わたしの出番はありません。
本当に、一字一句違わず同意したくなります。
まさにその通り!と快哉をあげたくなるのです。
ですので、以下はやたらと長い蛇足です。

場所はイギリス、時は日本でいう幕末近く。
両親を失った十三歳の女の子が、家庭教師の先生と共に馬車に揺られます。
『ははあ、展開が読めた』とお思いの方は、たぶんその通りです。
彼女は、会ったこともない、遠い親戚のお家へ引き取られるのです。
喪に服した霧の夜道、冷えた月明かり。
不安に満ちたまま、辿り着いた先で始まる生活は――

銀色の田園に鎮座する屋敷。そびえる塔。最上階にある彼女の部屋。
入口は狭く、ほっそりとした十三歳の女の子にしか入ることができないほど。
むしろ『十三歳の女の子のためにつくられた塔の部屋』。
何もかもが豪華で、それでいて品が良く、まさにお姫様待遇。
けれど彼女はやがて、屋敷とその領地である村の、秘密を知って。
ひょろっとした頼りないみなしごだった、彼女が。
やがてその待遇に相応しい、度胸と知恵と機転と優しさを存分に発揮して。
名実ともに、文句のつけようのない、見事なお姫様と化してゆきます。

と、まあ。だらだらと書きましたけれど。こんなのは実にどうでも良いです。
とにかく、このお話の肝要なところは、そのほれぼれするような美しさです。
別に豪奢な語彙をちりばめているわけではありません。
あくまで涼やか、落ち着き払った言葉で、それでも美しい。
このへん、同じイギリスの作家さんであるアトリーにも通じるような。
訳者あとがきで『センティメンタルだという批評もうけました』と、あります。
詩的表現のためでしょうから、その指摘も確かにありですけれど。
それこそが、この作者さんの持ち味だとわたしは思いました。
まあ、ひとを選ぶということでしょう。わたしはどんぴしゃでしたよ!
あとこの作者さんは、心理描写…というか、心理洞察が秀逸です。
感心するほどこまやかで、配慮がゆきとどいています。
ほんの、ちょっとしたところまで。しかもわざとらしさがない。
それは情景描写などにも及んでいます。
自然は勿論、室内の装飾、服の衣装、小物のセンスも隙がありません。
とにもかくにも、すべてがかわいい。

主人公の彼女も素晴らしいのですよ。
幼さゆえの知りたがりは当然のことで、そうでないと話が進みません。
しかしそこは、きちんと淑女の教育を受けてきているだけありまして。
本物を見抜く力を備えた令嬢として、距離を心得ています。
ああ、ここからはだめだな、と判断すると無理に踏み入ろうとはしません。
好機と距離をはかる間、自分自身であれこれ考察してみて。
ここまでは、と許された範囲で、全力で行動する。
どかどかとやかましく踏み荒らす無神経さがなく、ずっと好感が持てました。
そして芯は強く、肝も据わっていて。
賊を前にしても怯むことなく、凛と、領主の家系として受けて立ちます。
ページを繰るたび、ここまで安心して胸躍らせられたのは久方振りです。
ああ。本当に楽しかった。

塔の姫君におつきはつきもの。
犬に、うさぎに、猫に馬。そして『ちょっと変わったおおきな犬』。
これらの仲間たちと心を一つに、秘密の友の助けも借りて。
姫君が、謎と伝説を優しい指先で丁寧にほどいてゆく。
しつこいですが、こうも耽溺して、堪能できたお話の、なんて久しいこと。
うんとこさ、楽しませて頂きました。
アトリーがお好きなら、おすすめです。

清らかに雪がれるようで、読後の快さに、胸がとっぷり満たされます。
最初も途中も最後まで、心地よさが途切れることはありませんでした。
すごいなあ……。

ぐるるぐる


いつまでも…うじうじ、ぐねぐね、していては。ですね。
うう。いーかげん、身を起こさないと……。


いけませんね。すぐにずぶずぶ沈んでしまうのは。
せっかく、プレススタートも行くの決めたのです。
極めてだいそれたことです。でも。楽しみなのです。
――楽しみ、と、思うことを、ゆるされたいと願います。

今、お菓子を作っても、ちっともおいしくないでしょうねえ!
なんだかそんな気にもなれないので、かえって良いのやもです。
代わりに、淡々と本を読んだりしています。
今年はすっかり、本読みをさぼってしまって……。
せめて今月からでも、一ヶ月十冊、と思ったのですけれど。
現時点で七冊です。ウボァー。
しかも地味にはずれ続きで、ややうんざりな流れで。
でもそんな中、やっと当たりを引きました。
ああ。これはおもしろい。
久し振りに、『読み終わりたくないなあ』と思えるお話です。
なんとなく選んだだけでしたのに、僥倖でした。
楽しみに楽しみに少しずつ読んで、もう残り100Pを切りました。
名残惜しい。
でも、今のうちに、同じ作家さんの別作品を探しておきましょう。
そしたら読み終わるとすぐに、次へ取りかかることができます。
今読んでいる本、読了しましたらまたご紹介や感想など。

新しいのも読みたいのですが、一度読んだものにもまた触れたい。
アシモフの短編集見てましたら、やはりロボットものが恋しくて。
一冊どっちゃりロボット尽くしのアシモフ本が読みたくてなりません。
ダニールの短編、もっぺん読み返したいのです!
読みたい。読むの。読んでゆく。
その過程において、構造解析を怠らずに。
ただ、あまりにおもしろい本は、ついそれを忘れてしまいます……。
分析。分解。きちんと、ね。
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