とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
やっつめのお話の日づけは直視しない方向です
とあー。久し振りに習作百話いってみよー。
おはなしひゃっぺんけいかく、いつまでかかるやら……。
今回のお話は、二作を、二日連続であげないと、と思ったのです。
そのためいつも時間がかかってしまいました。
だからといって、前回から時間経ちすぎですね。反省です。
内容が内容だけにえらく難航してしまいました……。
けれど、どうにか仕上げられました。
だいたいサクラVのお陰です。いえほんと。
何せ今回のお話は恋なのですよ。
わたし恋とかかけないよ! と、頭を抱えていたのです。
そこへ新次郎さんとスターファイブがふんだんに恋をばら撒いて。
ご助力を賜りまして、どうにか完成へこぎつけました。
ありがとう紐育。ありがとう星組さん。
感謝をこめて明日はニューヨークスタイルのスコーン焼きます。
明日、もう一つアップして、ようやく十話。
目標の一割。ゴールが彼方すぎてあっぷあっぷです。
けれど、最初の一割。ごりごり、進めていきたいです。
……本当は、一日一話くらいで書けたら一番なのですけれど。
この遅筆どうしてくれましょう。
眠れぬ夜のお話。よろしければ、続きからどうぞ。
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どぎつい色彩も胸を満たす草いきれもないけれど
久し振りに本のことでも書いてみましょうか。
しかし今年は百冊いけそうにありませんねえ……。
ものっそい今更なのですがカニグズバーグにはまっています。
まだ二冊しか読めていないのですけれど、ぐいぐい引きこまれて。
最初の一冊目は、お定まりともいえる『クローディアの秘密』で。
面白い、とか、楽しい、とかではないのです。
何でしょう。当然ながらわたしの勝手な個人的見解ですが。
とにかく引きこまれる。興味深くて。
めまぐるしい場面転換や血沸き肉躍る冒険ではありません。
視線が深く、深く、内側へ。
肉を分け入り、奥へめりめりと掘り進むような。
そんな視線と、指を、思います。
これまでよく読んできたものとは、随分雰囲気を異にします。
でも、それはきっと当たり前なのです。
作者自体、最近の方ですしね。いやむしろ現役ですし。
お話も、舞台はともかく発表されたのは戦後のもの。
百年前後昔のお話とは違い、常識や感覚も今とだいたい同じ。
だからすんなりと馴染めるのでしょう。
時代背景やらを頭に叩きこむ必要がなく、お話に注力できます。
あと、妙に新鮮におぼえてしまうのは。
わたしがあまりアメリカ文学に馴染みがない所為やも。
アメリカが舞台のでよく知ってるのはそうないのです。
奴隷解放も戦争も関係のない、アメリカの日常。
しかも場所はニューヨーク。キャロラインならピッツバーグ。
文章が都会的なのですよね。
でも気取っているとかではなく、淡泊で、下品にならない凝視。
機知や諧謔でも、あとシニカルでもない。
ただ、淡々と都会的なのです。
そこに描かれる子供たちに向ける指の、なんて真摯なことか。
理解のない大人なら「生意気」や「こまっしゃくれた」
みたいに、一方的な評価を張りつけてしまいそうな子たち。
そんな彼らへ向き合い、丁寧に、複雑な内面をほどいてゆく。
でもうるさい文ではなく、ある程度で指を止め、あとは読者に任せる。
その匙加減が絶妙なのでしょう。
……比べるのもアホな話ですが、わたしには、なかなかできないことです。
恩着せがましくなく。
勿論、お説教でもなく。
訳者あとがきにもありましたが、子供をちゃんと「一人前」に扱っている。
それが、子供にとって、どれほど望ましく誇らしいことか。
かつて子供たちは、自分たちが求めている本が、みつからず。
大人たちの本棚から盗んできました。ガリバーとかあそこらへん。
けれどカニグズバーグなら、盗まずとも用意してくれている。
しかも年齢をこのくらい、と区切ることもなく。
当時の子供たちは、きっと、喝采をもって受け止めたのでしょうね。
そんなことを思いながら、ページを繰っています。
とはいえ。
まだ読み始めたばかりなのです。
なので、次を選ぶ楽しみがあります。まだまだありますもんね。
何かおすすめありましたら、教えてやってください。
取り敢えずベーグル・チームあたりにいこうかと画策中です。
まだまだ現役の作家さん。
しばらく、じわじわとお付き合いさせて頂こうと思います。
♪かもんしんぎーん、かもんだんしーん
余韻いんいん。わたしほんと良いものに出会えたなあ……。
でも今年の舞台めっさホラーですよ画面前で悲鳴も上げますよ。
配信されたのを観ていたのですが。
わたしは気づかなくて、コメントで知りました。
どうやら会場で子供さんが思わず泣いちゃってたみたいですね。
そらあれは泣くわ。わたしでも泣くわ。
ほんとそれくらいこわい。
ともあれ今年のライブ感想、ちょっとだけ書いておこうと思います……。
タイムシフトで見直す前に。
最初の印象を時系列も何もくちゃくちゃで。
もうとにかく書き残しておきたいことだけを。
やーもーじったんばったんしますむやー。
来年もあるなら是非、行ってみたいものです。
ちゃあんと、振り付け練習して!
でもひとりとかちょうこころぼそい。
もしかして舞台に興味を持たれた方がいらっしゃるやもなので。
感想は続きに隠しておきますー。
だって、DVD待ちになってしまわれるかもしれませんものね!
ネタバレどんとこいな方は、続きからどうぞー。
♪だいすーきさ、だいすーきさ、きみがー
はふあ。ここ数日は、ほんと燃え尽きすぎです……。
舞台の影響で感情の乱高下が凄まじい。けれど、喜ばしい。
最早どこから手をつければ。という状態です。
うーん、少しだけ流れを整頓してみましょうか。
しかし自分で書きだしてあれなのですけれど。
本来わたし、これ、ぷくーんの予習だったはずなのですが……。
何がどうなるものやら分からないものですね。
サクラV本編が楽しすぎて一枚だけお手頃価格な舞台DVDを買ってみる
↓
胸ときめかす素晴らしい内容に陶然
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そんな矢先、ネットで三日も舞台配信決定
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しかもそのうち二つは、色々調べて、見てみたかったもの
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狂喜乱舞
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あまりに天が愛してくれすぎて一抹のおそろしさすら
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でも見る。
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一日目の巴里さん紐育さん合同で夜眠れぬほどに昂揚
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二日目の紐育さん単独公演(去年の)で言葉を失う
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思わず見た後DVD通販。同時に、最初に買った舞台のCDも
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初めてウェブマネーを購入して今年の舞台有料配信に備える
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土曜。有料配信。
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画面前で笑って泣いて悲鳴を上げてめまぐるしく
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幕間の二十分休憩は涙目でごはんを急いで食べる
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たまごどうふおいしい
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でも動揺と早鐘の胸はどうしようもなく
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はらはら、ふらふら、見続けて
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最後は救われた気持ちでああ星組さんだいすきと再確認
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終演後完全燃焼
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翌朝DVD到着。その日の午後にはCDも到着
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どっぷりつかる
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現在に至る
アホや。アホがおる。
いや…我ながらほんまこれはどういうことと思うのですが……。
お芝居も音楽もあまりに素晴らしすぎて。
前にも言うておりましたが、多分、音楽に飢えていたのですよ。
そのため、余計にしみわたるのです。あと星組さん大好きなのですよ。
お陰でわたし腰痛治るわ、お肌つやつやになるわで。
ありがとうございます、星組さん! 大好き!
そりゃあ思わず図書館でニューヨークスタイルお菓子の本借りますよ。
時代が違うので、そこいらは考慮しなきゃでしょうけれど。
何を食べはったのかしら、どんなお菓子かしらと。
興味は尽きず、作れるものないかなあと探す始末。
読み返した小公子に出てくるアメリカの描写も気になりますし。
初見なクローディアの秘密で五番街が出てきてにっこり。
ついつい、数時間お守りすることになった甥っ子に紐育の歌も歌います。
きすみーすいーとが好きでしたよ、あの赤子。リズム取ってました。
まあ、そんなこんなでして。
底抜けに楽しんでおります。うきうきー。
お陰で、習作百話も二つ出来上がりましたー。あ、三つでした。
そのうちにまたアップしてると思います。
最早何が何やらです。良い方向に。
有料配信舞台、タイムシフトで見直したい……!
でも、一回だけなので、見たいような見たくないような。
あと夜に見るのは怖すぎる気がします。
ああでも見たい。感想書きたい。
もうしばらくは、心は紐育でほこほこ幸せになってます。
きらきらひかる、よぞらの
二夜連続の舞台配信で色々とっぷりひたひたです。
本当はそれぞれに感想書こうかと思ったのですけれど……。
一夜後は息も絶え絶えで、それどころではありませんでした。
ええ、あれほど息も絶え絶えという言葉が相応しい状況はなかなか。
そもそも、楽しみにしすぎなのです。
何せ前夜はときめきすぎてなかなか眠れなかったほどです。
そして終わった後もときめきすぎてなかなか眠れなかったくらいです。
更にやっと眠れたかと思うと今度は夢に出る始末でした。
もう一つ付け加えるとしたらときめきすぎて翌日は微熱気味でした。
アホですね。ええ議論の余地なく。
ああ因みに夢に出たのはすばるさんでした。ひゃっほう!
特に一日目の燃え尽き感は凄まじかったです。
けれど、これは舞台配信のみが原因ではなさそうですね……。
舞台配信直前に、にんてんさんのダイレクト配信。ぷくーん新情報。
追い打ちをかけるように、日付変更と共にふぁみつうさん更新。
怒涛のぷくーん情報公開ラッシュが重なりました。
まさか狙っていたの。舞台配信のこの日を狙っていたの。
……それは流石に穿ちすぎでしょうけれど。
少なくとも、わたしにとっては凄まじいコンボでした。
そりゃ次の日若干熱っぽくもなりますとも。
情報過多でくらっくらでした。
けれど、それは多分、幸福なことなのでしょう。
一日目。巴里さんと紐育さんの合同。
わいわい賑やか、可愛くて。思わぬ組み合わせも楽しい。
いやしかしそれにしてもリカちゃんとエリカさんペア可愛すぎる。
あとサジータさんロベリアさんペアはどう考えても隊長ズより男前。
ジェミニさんはコクリコちゃんともロベリアさんとも面白いペアで。
ダイアナさんとグリシーヌさんはまさかの乙女妄想ペアで可愛い。
そしてすばるさんと花火さんの大和撫子(暫定)ペアでわたしはしんだ。
すばるさん…やっぱり「大和撫子でいいのか!?」て突っこまれて……。
多分、会場の誰もが思ったことの代弁ありがとうサジータさん。
どこまでも性別不明なあなたが大好きです、すばるさん。
でも最終的に隊長ズを拉致った大和撫子組のかっこよさは素晴らしい。
新次郎さんを連行する時のすばるさんの言い方に力関係がありありと。
どっしり構えるサニーさんと大神さんの存在感。
その前でおろおろしている新次郎さんの新次郎さんらしさ。
あ、それと。今回は女装免れて良かったですね、新次郎さん!
巴里まで来て女装とか切なすぎます。しかも似合うのがまた。
ともあれ。喧嘩しても結局みんななかよし。微笑ましい。
一番印象に残ったのは何? と問われましたら。
もしかすると「ジェミニさんのおへそ担当が公式に」やもしれません。
半分嘘です。ええ、半分……。
二日目……つまり木曜のことも書こうかと思いましたが。
こちらは、巴里さんとの時と雰囲気が違って。
歌よりお芝居がメインな気が。しかも、とてもお芝居がしっかりしていて。
いえむしろ。しっとりしていて。
一度見ただけで、書けないように思えるのです。
まあそういうわけでDVD通販しちゃいましたよイエー。
いやその。これは、ちゃんとお金払わないといけないなと思ったのです。
それくらい、素晴らしい舞台でしたから。
ラチェットさんの歌声がまだ響いています。
さあ、また棚を整理して場所をあけないと……。
あと、5つのレシピ→きすみーすいーとのコンボはずるいと思います。
だってあんなん、あんなん……!
新次郎さんが新次郎さんでした。
スターファイブがスターファイブでした。
一つのことに一生懸命、町や皆のことを真摯に思う、未熟な隊長。
そんな隊長がだいすきでだいすきでたまらない五人。
彼らを取り巻く他のスタッフも含めて、本当に素晴らしいチーム。
紐育家族。大好きです、星組さん。
あなたがたを知って、まだ数か月の新参者ですけれど。
どうかその素晴らしい舞台に、歌に、触れるよろこびをください。
歌を。音をくれて、ありがとう。