とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
エンドタイトルで会いましょう
たいがんじょうじゅ。
宿願、成れり……。
昨日、無事、FF5(PS版)クリアいたしました……!
嘘のよう。
―…夢のよう。
だって、だってこんな短期間で。
わたし三年かかってクリアできませんでしたのに。
昔とそんなに攻略方法を変えたつもりもありませんのに。
どうして。
プレイ時間は約41時間。
最近のゲームのことを考えると、実に謙虚な時間です。
ああ。
うれしい。
やっとお話を最後まで見届けることができました。
ありがとう、バッツ。
何だかやっと、あなたに会えた気がします。
そしておめでとう、データが消えて心の折れた幼いわたし。
仇は討ちました。最後のページを繰ることは、できましたよ。
(以下はネタバレ多数につき、ご注意を。まあ二十年以上前の作品ですが)
ラスボス戦、心してかかりました。
けれど……その割に、あっさりと勝ててしまって。
結局全員すっぴんで挑みましたが。
わたし本気でしばきにいく態勢を整えすぎたような気がします。
バッツ→魔法剣+青魔法。エクスカリバー・エンハンスソード二刀流。
(物理アタッカー+開幕マイティガード要員。ホワイトウィンドで回復補佐も)
レナ→召喚+白魔法
(メイン回復役+開幕ゴーレム要員。手が空けば攻撃魔法も)
クルル→時空+黒魔法
(魔法アタッカー+開幕ヘイスガ要員)
ファリス→魔法剣+みだれうち。ディフェンダー・エンハンスソード二刀流。
(物理アタッカー専任)
準備万端でした。
しんりゅうやオメガは最初から挑むつもりもないので、これで十分。
全員くすりしもマスターしてますし、アイテム使用も大丈夫。
さあかかってこいやああぁぁぁ、となりました。
そしたら不思議と、話に聞く発狂ゾーンには当たらなくて。
危なくなると駄々っ子みたいにメテオしてくると聞きましたのに。
回復もろくにしないで、回復役のレナさえホーリーやばはむ乱発で。
完封みたいに勝ってしまいました。何故。
実はPS版で弱体化されているとか? それとも単に運が良かっただけ?
むう。ちょっと拍子抜けしてしまうくらいでした。
……でもわたしFF4のラスボス戦もこんなでしたね。
最凶と名高い宇宙ミジンコもふつーに倒せてしまって。
運ですか。運ですね。
全員ぴんぴんしたままのED。
爽やかな、良いEDでした。
そしてスタッフロールでちらほら見える、よく知るお名前にくすり。
あ、そうそう。
EDで全員の獲得したアビリティとかが一覧で出てきますけれど。
あの時、色んな敵と戦う光景も一緒に流れて。
ファリスがVSギルガメッシュで出てくるのに、ちょっとたぎりました。
何なんなのギルファリなのギルファリと考えていいのこれは。
しかし何故クルルとレナのVS相手はあの人選。
バッツのVSエクスデスは納得。ちょうなっとく。
FF5はマルチエンディングだと聞き及んでいましたので。
他のはどんなEDだろうー? と軽い気持ちで探しに行って。
じゅうろくしゅるいはあるのに驚愕しました。
何この無駄に豊富なバリエーション。
や、でも、マルチエンディングなだけ、良いですね。
どこぞのマルチバッドエンディングに比べれば、ずっと……。
少しずつ、ちみちみと、見ていこうと思います。
しかしここまで色々と準備されているといいますのに。
清々しいまでに恋愛要素が皆無で潔ささえ感じます。
まあ、それでこそのバッツ、という気もしますが。
それにしても、長年の宿題であるFF5をクリアすることができて。
達成感より若干虚脱感のほうが勝っているようなくらいです。
長かった…ここまで、本当に長い道のりでした……。
そのくせ頭のすみでは、さあ次は何をしよう? と、しゃきり。
FF9か、それともDS版FF4か。
いやいやこちらも詰んだっきりのクロノクロスか。
選択肢は色々。指先が迷うほどに。
それとも今は、ぎこちない指で、言葉を選び取りましょうか。
ちっとも書いたことがありませんが、あなたを書きたいですバッツ。
お話、二つばかり。ちょっと難しいものですが。
もう少し内容や展開をねりねりして、そして。
長い長い空白を経て、あなたを書いてみたい!
ともあれ今は。
楽しい冒険を、再び、ありがとう。
一緒に過ごすことができて、とても、凄く、嬉しかった。
風に叡智を。小さい頃から、大好きな言葉でした。
宿願、成れり……。
昨日、無事、FF5(PS版)クリアいたしました……!
嘘のよう。
―…夢のよう。
だって、だってこんな短期間で。
わたし三年かかってクリアできませんでしたのに。
昔とそんなに攻略方法を変えたつもりもありませんのに。
どうして。
プレイ時間は約41時間。
最近のゲームのことを考えると、実に謙虚な時間です。
ああ。
うれしい。
やっとお話を最後まで見届けることができました。
ありがとう、バッツ。
何だかやっと、あなたに会えた気がします。
そしておめでとう、データが消えて心の折れた幼いわたし。
仇は討ちました。最後のページを繰ることは、できましたよ。
(以下はネタバレ多数につき、ご注意を。まあ二十年以上前の作品ですが)
ラスボス戦、心してかかりました。
けれど……その割に、あっさりと勝ててしまって。
結局全員すっぴんで挑みましたが。
わたし本気でしばきにいく態勢を整えすぎたような気がします。
バッツ→魔法剣+青魔法。エクスカリバー・エンハンスソード二刀流。
(物理アタッカー+開幕マイティガード要員。ホワイトウィンドで回復補佐も)
レナ→召喚+白魔法
(メイン回復役+開幕ゴーレム要員。手が空けば攻撃魔法も)
クルル→時空+黒魔法
(魔法アタッカー+開幕ヘイスガ要員)
ファリス→魔法剣+みだれうち。ディフェンダー・エンハンスソード二刀流。
(物理アタッカー専任)
準備万端でした。
しんりゅうやオメガは最初から挑むつもりもないので、これで十分。
全員くすりしもマスターしてますし、アイテム使用も大丈夫。
さあかかってこいやああぁぁぁ、となりました。
そしたら不思議と、話に聞く発狂ゾーンには当たらなくて。
危なくなると駄々っ子みたいにメテオしてくると聞きましたのに。
回復もろくにしないで、回復役のレナさえホーリーやばはむ乱発で。
完封みたいに勝ってしまいました。何故。
実はPS版で弱体化されているとか? それとも単に運が良かっただけ?
むう。ちょっと拍子抜けしてしまうくらいでした。
……でもわたしFF4のラスボス戦もこんなでしたね。
最凶と名高い宇宙ミジンコもふつーに倒せてしまって。
運ですか。運ですね。
全員ぴんぴんしたままのED。
爽やかな、良いEDでした。
そしてスタッフロールでちらほら見える、よく知るお名前にくすり。
あ、そうそう。
EDで全員の獲得したアビリティとかが一覧で出てきますけれど。
あの時、色んな敵と戦う光景も一緒に流れて。
ファリスがVSギルガメッシュで出てくるのに、ちょっとたぎりました。
何なんなのギルファリなのギルファリと考えていいのこれは。
しかし何故クルルとレナのVS相手はあの人選。
バッツのVSエクスデスは納得。ちょうなっとく。
FF5はマルチエンディングだと聞き及んでいましたので。
他のはどんなEDだろうー? と軽い気持ちで探しに行って。
じゅうろくしゅるいはあるのに驚愕しました。
何この無駄に豊富なバリエーション。
や、でも、マルチエンディングなだけ、良いですね。
どこぞのマルチバッドエンディングに比べれば、ずっと……。
少しずつ、ちみちみと、見ていこうと思います。
しかしここまで色々と準備されているといいますのに。
清々しいまでに恋愛要素が皆無で潔ささえ感じます。
まあ、それでこそのバッツ、という気もしますが。
それにしても、長年の宿題であるFF5をクリアすることができて。
達成感より若干虚脱感のほうが勝っているようなくらいです。
長かった…ここまで、本当に長い道のりでした……。
そのくせ頭のすみでは、さあ次は何をしよう? と、しゃきり。
FF9か、それともDS版FF4か。
いやいやこちらも詰んだっきりのクロノクロスか。
選択肢は色々。指先が迷うほどに。
それとも今は、ぎこちない指で、言葉を選び取りましょうか。
ちっとも書いたことがありませんが、あなたを書きたいですバッツ。
お話、二つばかり。ちょっと難しいものですが。
もう少し内容や展開をねりねりして、そして。
長い長い空白を経て、あなたを書いてみたい!
ともあれ今は。
楽しい冒険を、再び、ありがとう。
一緒に過ごすことができて、とても、凄く、嬉しかった。
風に叡智を。小さい頃から、大好きな言葉でした。
PR
いつの日か、ビッグブリッジでお茶会を
ぐおおおおぉぉムーバーさん出てきてえええぇぇぇ。
ムーバーさん! いやムーバー先生! いっぱい来てください!
どうか諸々ご教授願いますムーバー先生(訳:ABPよこせ)
大絶賛ラストフロアでございます。
最後のセーブポイント確保してから、すっかり狩りに興じています。
ラストフロア入って最初の戦闘で仰天しました。
確かに敵が猛攻をしかけてきますが、獲得できるABPときたら。
経験値はゼロである、ということを差し引きましても。
文字通り桁が違って獲得できるそれに、大変驚きました。
お陰さまで、続々と頭の上に星を三つ輝かせることができています。
ああ、それにしても、ここまで長い道のりでした……。
次元のはざまに入ってから、もう本当に怖くって怖くって。
特に次元城ですよ。ああこわかった。
ここはわたしにとってほぼ未踏の地です。
幼いわたしは過去、入り口にきた時点で怖がって引き返しました。
ええ、そこまでは来られたんですよ、そこまでは……。
なので姿は知っていても、中を全く知りません。
いちいちびっくりしながら、こわごわ、進みました。
てつきょじんこわい。てつきょじんちょうこわい。
攻略本と首っ引きになりながら、じわじわと攻略。
伝説の「レビテト!」「重力100!」をできた時はちょっと感動。
本当にレビテトさえかけてりゃ大丈夫なんですね、カタストロフィ……。
ツインタニアにいっぺん全滅させられた以外は苦戦することもなく。
粛々とラストフロアへの道を開くことができました。
そうして到達したラストフロアで凄まじくFF4を思い出します。
ええ同じくラストフロア。あそこも怖かったものです……。
きらきらしているところが、少し似ているやもですね。
ただ5の場合面白いのが、根がはっていることで。
文字通りエクスデスがはびこっているのだと視覚的に理解できます。
無機質な鉱石で形作られた空間の所々に見える、木々の緑。
特定の宝箱だけは絶対にあけるまいと注意しながら進みました。
しんりゅうこわい。しんりゅうほんまこわい。
けれどラストフロアといえば、やはり。
ギルガメッシュ…ギルガメッシュ……!
うわあん。うわあああん。
あんた、あんたいい男だったよ、かっこよかったよ……!
そしてやはりギルファリでぐらりときたよどうしてくれるの。
でも思いっきりファリスにぶんどらせてごめんなさい。
いやー、あれは確かに素晴らしく燃える展開です。
異説続編にお呼びがかかるわけです。愛されてますね。
ありがとう、愛すべきおばかさん。
さあ。
憎き樹木を膝でへしおって火をつけてマッチ棒にしてやるまで。
あと、すこし。
未知なる大地にただいまを、新しき世界におかえりを
うおおおぉぉぉスティングレイどこじゃああああぁぁぁ。
マイティガードをよこせえええええぇぇぇ。
狭い海域を二十分以上飛び回っても、いやしません。
生息数が少なすぎますなんなの絶滅危惧種なのレッドデータなの。
おのれスティングレイ。早く狩らせてください。
ああ、こういうこと考えるからエンカウント率が……。
のっけからこんなノリで申し訳ありませんが、ええ第三世界です。
前の日記でアトモスわあわあ言うてましたのにね。
ちゃっちゃと第二世界終わらせてしまいました。
その後も、石版探しにばはむー戦、フォークタワーも済ませて……。
プレイしてる本人が動揺するくらい、さくさく進んでいます。
そう、特にフォークタワー。
アトモスほどではないにしろ、かつてあそこも難航しました。
何度挑んだのか、回数が分からないくらい返り討ちにあいました。
ですのに。このたびは、一発クリア。
幼いわたしは何を苦労したのか……と茫然としそうでした。
あの頃と今回と、何がそんなに違うというのやら。
ちゃんと昔だって、色々考えて計算してましたのに!
……所詮、子供の考えということですか。そうですか。
や。多分、違いは、『違う』こと。
あれ何か無駄にややこしい言い回しになりました。
まあ早い話、怖がりが緩和された、だと思うのです。
今もそりゃ怖がりですが、昔の怖がりっぷりときたらもう。
少しはこわがらなくなった。
こわいけれど、過剰に怯えることがなくなった。
だから、戦闘で以前よりは多少冷静に操作することができた。
違いといえば、これくらいのものです。
知識量だって今も昔も大差はなさそうですし。
小さな自分と一緒に出かける冒険の旅は、まだ続きます。
おしまいは、近づいていますけれど……。
異説再現がしたくて、魔法剣二刀流みだれうちをめざしています。
バッツ、あとは忍者、忍者! もうひといきー。
わたし二刀流って、あんまり使わなかったのですが。
さっき申しましたように、以前は極端な怖がりでしたので。
攻撃と防御。重視するのは防御。何が何でも防御。
『攻撃は最大の防御』なんて言葉は信用しません。
『肉も切らせず骨を断つ』が目標。……これは今も割とあります。
ともあれ、盾を、防御を捨てることになる二刀流は出番がなく。
同様にりょうてもちもしませんでした。
が。
再プレイしていますと、火力も大事だと、思い知ります。
長期戦がつらい相手だと特に、一気呵成にかからないと。
あと単純に、大火力だと表示されるダメージに安堵感があります。
勿論、爽快感も。
いやー試しに忍者+魔法剣士マスターファリスでやったらびっくりしました。
そりゃ誰もがこの形に落ち着くというものです。
大海溝でレクイエムリサイタルを開催したり。
召喚士レナに歌わせてダメージにびびったり。
魔力依存の強さをレクイエムのお陰で思い知ったり。
そういやゴブリンパンチは攻撃力依存だったんじゃあと思い出したり。
後で試しに忍者レナに使わせたらやっぱりダメージにびびったり。
フェニックスの塔であまりの状態異常猛攻に涙目になったり。
じゃあ踊り子にリボンつければ大丈夫だ! と意気揚々と挑んだり。
リボン装備でも割と状態異常くらって動揺したり。
でもリボンもあかいくつもレインボードレスも盗めてほくほくだったり。
意外に踊り子が運用次第で強くて便利なことを知ったり。
ばはむーに一回全滅くらったり。
これまで快適に進みすぎたので全滅なのにほっとしたり。
イストリーでトンベリさんに怯えたり。
直後、最愛のリヴァイアサンできゅんきゅんしたり。
その最愛のリヴァイアサンを雷攻めにより二・三ターンで終了させたり。
サンダガ剣二刀流ありがとうとしみじみ思ったり。
どくろイーターへ仕返しに行ったり。
ガルキマセラには仕返しに行けないことを密かに悔しがったり。
そんな感情はどっかの樹木を利休箸に加工することで晴らそうと誓ったり。
オーディンのおっちゃんをブレイク剣で30秒エンドさせたり。
いちいち蜃気楼の町へ入るたびにびくびくしたり。
ピアノマスター! ☆☆☆
ボコと黒チョコボと飛空艇を一か所に集める旅に出たり(バル城にしました)
勿論ボコで世界一周してミラージュベスト貰ったり。
やっぱりクルルとミドの会話でほんわかしたり。
改めてハーレムパーティで恋愛要素微塵もないバッツにしみじみしたり。
クーザーに封印解除行くたびアビリティにけむりだまつけたり。
いざエンカウントするたび半泣きになって必死に逃げたり。
ばーかばーかお城の中で出てくるなあああ! と叫びながらデス食らったり。
今も昔もクーザーの理不尽さは変わらなかったり。
今も昔も次元のはざま突入時の演出がこわすぎたり。
しかもテレポかけるたびあの音がするのでこわすぎたり。
もう何と言いますか次元のはざまは全部こわかったり。
カロフィステリでアサシンダガーの即死効果をリフレクで弾かれたり。
ここで初めてリフレクであの即死効果は魔法のデスそのものだと知ったり。
いやそもそも跳ね返せるのあれと愕然としていたり。
……していたらパーティが瓦解寸前で慌てて立て直したり。
オメガが視界に入るだけで「ひっ」て、なったり。
びびりすぎて避けよう避けようとするあまり逆に当たったり。
細い悲鳴をあげながら即座にリセットかけたり。
次元城の入り口まできといてやっぱり怖くて引き返したり。
そして現在のスティングレイ狩りへと至ります。
……こわいですよ、やはりあそこはこわいですよ……。
や、ちゃんと行きますよ! スティングレイ狩ってから!
ピアノのおけいこあと一息
アトモスたおせました。
なぜ。そんな、どうして。
何度挑んでも返り討ちで次第にあらゆる攻略法に思考を巡らし頭を抱えながら再戦を繰り返すうちに心が折れて数ヶ月放置する事態に陥った幼いわたしのトラウマがなぜこんなあっさり。
トラウマがほどけてゆく。雲散霧消してゆく。ほろほろと。
何故。
幼いわたしが悩み抜いた果て、選んだ戦法はぜになげ攻めでした。
何をどうやっても無理だったアトモスを、これで倒せました。
これ以降、困ったボスにはだいたいぜになげで対応しました。
お金の力は偉大でした。これがM&Aですか。
ともあれ……再プレイのわたしが選んだのも、ぜになげでした。
ぜになげ+ジャンプ戦法。
一回戦で撃破。
…………
わたし…わたし、あんなにすんなり、ゼザのイベント見たの初めて……。
うわああん。ゼザのおっちゃん、ゼザのおっちゃん……!
改めてプレイしてみると、バッツが意外にドライだと思えました。
や、ドライというより……寡黙? うーん、これもやや違いますか。
ちゃんと人付き合いもするし、子供っぽいところもあるし、熱くもある。
けれど肝心なところで、彼は言わない。語らない。
リックスなんて特にそう。何も、言わないから……。
余計にその沈黙へ、思いを馳せそうになります。
オルゴールへの反応で、おや、となったのです。
ついじわり、と書きたくなるほどに。
もう少しバッツについてきちんと考えてから、書こうと思います。
オルゴールのお話は、きっと。
かきたい。
そして現在、ムーアの大森林を終えました。
途中まで、すっかり忘れていました。
……忘れていました。
ボス戦に入る直前、場所を見た瞬間「あ。」となりました。
ありありと思い出してしまいました。
ここはいやだ、ここは。と。
あのじゅもくおぼえとれよいつかかならずりきゅうばしにしてくれる。
なぜ。そんな、どうして。
何度挑んでも返り討ちで次第にあらゆる攻略法に思考を巡らし頭を抱えながら再戦を繰り返すうちに心が折れて数ヶ月放置する事態に陥った幼いわたしのトラウマがなぜこんなあっさり。
トラウマがほどけてゆく。雲散霧消してゆく。ほろほろと。
何故。
幼いわたしが悩み抜いた果て、選んだ戦法はぜになげ攻めでした。
何をどうやっても無理だったアトモスを、これで倒せました。
これ以降、困ったボスにはだいたいぜになげで対応しました。
お金の力は偉大でした。これがM&Aですか。
ともあれ……再プレイのわたしが選んだのも、ぜになげでした。
ぜになげ+ジャンプ戦法。
一回戦で撃破。
…………
わたし…わたし、あんなにすんなり、ゼザのイベント見たの初めて……。
うわああん。ゼザのおっちゃん、ゼザのおっちゃん……!
改めてプレイしてみると、バッツが意外にドライだと思えました。
や、ドライというより……寡黙? うーん、これもやや違いますか。
ちゃんと人付き合いもするし、子供っぽいところもあるし、熱くもある。
けれど肝心なところで、彼は言わない。語らない。
リックスなんて特にそう。何も、言わないから……。
余計にその沈黙へ、思いを馳せそうになります。
オルゴールへの反応で、おや、となったのです。
ついじわり、と書きたくなるほどに。
もう少しバッツについてきちんと考えてから、書こうと思います。
オルゴールのお話は、きっと。
かきたい。
そして現在、ムーアの大森林を終えました。
途中まで、すっかり忘れていました。
……忘れていました。
ボス戦に入る直前、場所を見た瞬間「あ。」となりました。
ありありと思い出してしまいました。
ここはいやだ、ここは。と。
あのじゅもくおぼえとれよいつかかならずりきゅうばしにしてくれる。
遠い日々の名残を緩やかにとらえて
FF5始めてから何やらいきいきしている気がします。
家へ帰るのが楽しみなのですよね。
「帰ったら冒険に行くの!」な気持ちになるからでしょうか。
子供っぽいとは思うのですけれど……。
コントローラーを握って、操作しているのはバッツのはずですが。
コントローラーを通して、わたしは幼いわたしと触れあっているようです。
見えない手と手を合わせるような。
大きさの異なる手と手を。
そうしてこっそり、久方振りの再会を喜んで、ないしょばなし。くすくすと。
ふいに、そんな錯覚をしそうになります。
いけませんね、リックスの村でないたりしてるからです。
つい感傷的になってしまいます。
まあ、稀にしんみりしつつも今は第二世界をうろついています。
でもちょっとだけバル城地下にこもってました。
せきぞうを…せきぞうを狩るのです……。
わたし第二世界きたくらいだと、マスターしてるジョブないのです。
だからせめて一つ二つくらい、星を三つ頭につけたくなりまして。
効率的にせきぞうをきんのはりでつきさし続けていました。
普通なら何かしらマスターしてるものなのでしょうか、あの時点って。
そこいらへん、世間様の進め方がちっとも分からないのです。
なので色々考えながら、取り敢えずきんのはりをさしまくるのです。
たまにバックアタックくらって半泣きになりながら逃げてます。
早く強くなりたいものです。
割とさくさく進めている再プレイではありますが。
そろそろ、詰まりそうな予感がします。
だってもうすぐゼザのおっちゃんとこの船団ですよ……。
その後にはバリアの塔ですよ……。
わたしあのアトモス戦で何ヶ月頓挫したことか。
三ヶ月だったか半年だったか。
とにかく、何をどうやってもどうにもこうにも勝てませんでした。
最終的に開き直って四人中三人ぜになげ作戦でやっといけました。
また、あの苦しみを繰り返すのでしょうか。
ほんまあかんねん…ほんま倒せんかってんアトモス……。
船団イベント入る前にも、またバル城地下ごもりしたいです。
……こもれますよね? あ、あれ帰れますっけ?
わあ、うろおぼえ。
先の展開をやや恐れながら、今は飛竜草とりにいってきます!