とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
でも題名聞いて真っ先に思い出すのはブラキオレイドス
落ち込んだりなんなりで、実に落ち着きのない精神状態です。
けれど、そこにつける、おくすりのようなものは、あるものでして。
ものすごーーーーく今更ですが、ディザスター発売されましたね。
発売延期があったので、どうなることやらと思いましたが。
けれど、上記のようなことは知っているくせに、他のことは全然知らず。
プラットフォームがWiiであることさえ、発売直前に知りました。
わたしは今も昔もモノリスさんひいきで変わらないのですけれど。
ひいき目を抜きにしても、あのCMは秀逸ではないでしょうか?(笑)
久し振りにゲームのCM見て、けたけた笑いましたもの。
ついつい気になって、プレイしている映像なんかも探してみましたが。
何でしょう。
わたし、最初の印象は『きみのためなら絶体絶命都市で死ねる』でした。
それが、実際の画面を見ておりましたら。
『きみのためなら絶対絶命都市でメイドインワリオ』な気がしてきました。
アクションむちゃくちゃ多いですね!
プレイする方は、全部覚えるのが大変そうです。
アクション下手極まれりなわたしには、永遠に手が出せない作品です。
ただ、人がしているのを見る分にはとても楽しそう。
台詞回しとかも趣味が良いですし。
……なのに。本編は真面目なのに、CMがあれ。
ギャップの激しさがまた、笑いの衝動をかきたてます。
おかげで実はこっそり、癒されたりしてるのですよ。
件の、ことで。相当に沈み込んでいたここ暫くでしたが。
色んなもので、おなかいたいくらい笑ったり、和んだりで、己を鼓舞してました。
使用法としては間違っているやもしれない、おくすりです。
そんなおくすり、よろしければ、おすそわけ。
PR
西方へ祈りを
今日は、もっと別のこと書こうと思っていたのですけれど。
朝一番のニュースで、全てがひっくり返ってしまいました。
本日はポニョとか刀とか迷子とか鹿とか色々あったのです。
友人との気紛れドライブが凄まじいことになったのです。
でも、その途次で本人たちの笑いも乾いたものとなった珍道中はまた後日。
今は。こちらを。
こないだ、来年大河で、さんざぐちぐち申しておりました。
そして書いた後、ふと思ったことがありました。
ついつい、思い浮かべるだけで、にこりとしてしまうようなことです。
お声のこと。
お声といえば、去年の大河は素晴らしかった、と。
何と言っても、おやかたさまはいわずもがなの筆頭ですし。
おぶさんの朗々としてよく通るお声も、とても耳に快かった。
そうそう、真田のおとうさんおとうさんを忘れてはいけません。
真田のおとうさんおとうさんはいつも、心地良く場面を裏切ってくれて。
場に応じて使い分ける声の柔軟さは、まるで手品のように変化して。
けれど。厳めしいときも、笑い声も、常に僅かなお茶目さと快活さを残している。
勿論、武田以外の皆さんも素敵で。
北条のおじいちゃんパパなんてトップクラス!
最適に張られた鼓のようで。そのくせ粘り強い鋼が震えるようで。
殷々と彼方まで届きそうなお声。
上杉方も、直江のおとうさまのお声ががどっしりとよく響いて好き。
でもでも。
『うさみさんの、柔らかくて穏やかで、
けれども綺麗な細い金属が、りん、と一本通っているようなお声が、
たまらなくだいすき』
そう、思って。
あのお声を思い出して、それだけで快くなって。
ついつい、にっこりうっとり、してしまいました。
その次の日に。あんなニュースって。
朝から泣き出してしまいました。
おがたさん。おがたさん―…うさみさん。
ありがとうございました。いっぱい、いっぱい、ありがとうございました。
だいすきでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ほんと、どうして今年はこんなことばかり。
かごぞあれかし
俳優さんや女優さんに、とてもくらいのです。
ドラマをあまり見ない所為でしょうか。お名前聞いても、ぴんとこないことばかり。
なので。こないだ、ガリレオさんのスペサルを真剣に見ていました。
心の奥底で、何処か怯えながら、無駄に集中して見ていました。
だって、かげかつさま(来年)が出ていらっしゃるものですから。
延々ゼノと関係ない話ばかりですので、続きにしまっておきます(笑)
微妙に凹み要素も含まれておりますので、ご覧になる方はお気をつけください。
さあ、うちーにーかーえーろーーー?
季節が秋めいてくると、俄然capsuleさんの時期だ、という気がします。
暑さよりも寒さのが似合う音楽に思えるのです。
歌詞が夏を扱うものもありますけれど。
やっぱりcapsuleさんは秋か冬です。
しかも、ただ寒いというだけではありません。
むしろ寒い日に、あたたかな部屋でほこほこしてる雰囲気。
部屋中をあまく満たす、ぬくいミルクの香気が目に浮かぶようです。
で。何故、突然こんな話をし始めたかと申しますと。
「やっぱりゼノガールズにidol fancyは似合うよね!!」
と、言いたいだけです(笑)
拙宅エリィの根っこでもある曲ですけれど。
もうおんなのこはみんなあの曲が似合って良いと思うのですよ。
PVと同じ衣装着て、三人でPV通りの動きをすれば良いのです。
誰が何と言おうと、ソラリスの高度級に可愛いはずです。
成層圏にだって届きます。ええ、そりゃあもう。
ガーリィに敵はないのですよ!
ただ、ふと悩んでしまいそうなのは、メンバー選択です。
取り敢えず、ゼノならば、センターはエリィで譲りません(笑)
中田さんのフェイとこしじまさんのエリィは不動です。
こしじまさんポジションがエリィで……残るは二人。
『帽子かぶってるよ!』な理由で、わんたさんにマルーを持ってきたいのですが。
エリィ、マルー、ときたなら、残る枠はおそらくマリアでしょう。
マリアにゆっぱさんポジションはどうかしら…と考え込んでしまいます。
いっそのこと、エメラダをもってくるという案もありますが。
三人並べてバランスが良いのは、やはりエリィ、マルー、マリア。
問題です。実に問題です。
けれど、しあわせな問題です。
あ。因みにサーガ組ならば、悩みはありません。
そりゃあセンターはシトリンで確定ですから!
完全無欠のキューティードールこしじまシトこです。
で、わんたさんは498で、ゆっぱさんはサクラちゃんで。
前者については、わんたさん好きで498好きの友人が熱烈に押してました(笑)
わたしもその人選に異論はありません。帽子498可愛い。
『♪きょうもあのっこーにおーこーらーれちゃうー』
の後にくる『きゃは★』をサクラちゃんがやったら破壊的に可愛いことでしょう。
本当はあの台詞『あは★』なのでしょうが、もう『きゃは★』で良いと思います。
ああゆっぱさん可愛い。ゆっぱさん可愛い。
現在ミスドのCMで『♪もっていこもってかえろ』って歌ってるゆっぱさん可愛い。
この事実を知ったとき、どれだけ愕然としたか。
ああ、そうそう。
PVで死ぬほどやる気なく木琴叩いたりしている人は、
ガイナンさんでいかがでしょう?(笑)
意表をついてユーリエフ博士でもびっくりですが。
でも似合いそうな辺り、おそるべし博士。
まったく、idol fancyのよく似合う季節になりました。
いっそ放生月毛で凍った湖を駆けそうなくらい
来年の大河に絶望していることは最早言うまでもないのですが。
だからこそ。なのか。色々開き直りそうな自分が怖いです。
この夏に、初めて歌舞伎を観に行ったのですよ。
どうしてまた歌舞伎、と思われそうですけれど。
前々から行きたかったのですが、ようやく都合がつきまして。
しかも、観たくて観たくてたまらなかった演目がきまして。
なにせ上杉・武田がメインのお話ですからね!(笑)
ほんちょうにじゅうしこう。
ただ、メインとは言いましても、やはりそこは歌舞伎。
史実そのままであるわけがなく、相当にやりたいほうだいです。
設定だけ見てもはちゃめちゃすぎて、どうしようかと思いました。
軽く挙げてみるだけでも、こんなの。
・謙信さまにご実子がいらっしゃる
・謙信さまの頃なのに直江山城がいる
・謙信さまが諏訪法性の兜ぱくってる
・武田も結構ぐちゃぐちゃ(特にかんすけさん)
・将軍が思いっきり暗殺されてる
枚挙に暇がありません。
まあ…歌舞伎ですから、あんまり突っ込んじゃいけないのでしょうけれど。
それでも、一個目は突っ込みたくて仕方がありません。
あ。しかも、もしかすると景勝さまもご実子扱いですかあれは。
お話の主人公は、景勝さまの妹姫(!)さまですしね。
因みにモデルは妹姫さまでなく、奥方さまである菊姫さまだそうです。
確かにこのご夫婦は川中島ロミジュリご夫婦ですが。
きっと江戸時代でも、この辺りに人はロマンをおぼえたのでしょう。
次世代上杉ご夫妻ひいきのもえぎさんとしてはこのお話は狂喜乱舞です。
もう、姫さまの衣装が菊尽くしなだけで、嬉しすぎます。
豪奢なキモノの意匠が、ことごとく菊の図柄でした。
菊さまの一部が、こうしていきているのかと思うと、じんわりくるものがあります。
景勝さまも、菊さまも、お二人とも、とてもとても好きなのです。
ああ上杉ご夫妻だいすきだこんちくしょう。
ここでは、お話の細かな説明は致しません。
と、申しますか無理ですあんなややこしくて長いの。
わたしが見た段の、概要かいつまむのも大変です。
相当に略してるところもありますので、あまり信用なさらないで。
きちんとしたのが知りたいとお望みでしたら、どうぞぐーぐるさんで。
さてさて。
勝頼さまとヒロインたる八重垣姫は、お互い顔も見たことのない許婚。
けれどある日、勝頼さまがご自害されたとの報告が。
姫さまは夫の絵姿を眺めながら、菩提を弔いつつ悲しみ暮らします。
ところが一年経った頃、上杉の館に、絵姿にそっくりの青年が現れて。
実は勝頼さまはご存命、自害したのは影武者だったのです。
(この話、こういう展開が鬼のように多いのです)
で、変装されたまま、上杉に潜入。
手引きをするのは、姫の腰元である、実は武田サイドの人間、濡衣。
勝頼さまとひそひそ色々相談しておりましたら――
その姿を目撃した姫さま、これは夫であると直感で確信。
若干どぎまぎしてる濡衣を介して猛アピール。
この熱烈ラブアタック加減が大変可愛らしいのです。
で、この三人は結託みたいになりまして(厳密には少々違いますが)
ひとまず勝頼さまを甲斐へ帰還させることに。
けれども越後の龍はそんなのばっちりお見通しで。
勝頼さまへ討ち手を差し向け、濡衣を捕縛します。
さてさてどうなる彼らの運命はいかに――
だいたい、上記のようなのですが。
あのですね。その。姫さまがとても可愛らしいのです。
一途で真っ直ぐ、思い込んだら一直線、迷うことすらありません。
むしろ謙信さま蹴倒してでも己の恋を成就させそうな勢いで。
清々しくも微笑ましいアグレッシブラブです。
恋に落ちたら。自分に正直まっしぐら。脇目もふらず盲目に。
可愛いなあ可愛いなあとばかり思いながら観賞しておりましたら。
……どーいうわけだか、こんなことになりました。
色々鬱々としてたときに殴り書いたら、こんなことに。
全国の歌舞伎ファンの方ほんまごめんなさい。
心の広さに自信の方のみ、続きからどうぞです。