とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
あてにならないサウンドテスト
すごーく今更な話ですけれど。
ケイオスくんって、どうして『ケイオス』くんなのでしょう。
以前にも、ふと悩んで、日記に書いたりしていたのですが。
結局そのまま調べもせずに終わってしまいました。
もえぎさんの得意技は投げっぱなしです。
いえ。ケイオスくんのスペルって、まんまchaosなものですから。
普通そのまま読んじゃえば、カオスだと思うのですけれど。
少し違って、『ケイオス』。
昔、どうしてだろう?と考え込んでも、それは長続きしなくて。
『きっと、どこかの国の発音ならこうなるんやわ』
と、一人で納得してしまっておりました。
その考えは、今もたいして変わっていません。
ただぼんやりと。勝手に発音を『カオス』だと思い込んでいるのは、
単に日本人耳がそう頭から考えてしまっている所為なのではと。
トマトがトメイトゥみたいなもんで。
外国の方からしたら、カオスなんて音よりケイオスのがしっくりくるとか。
例によって確証はありません。
わたしに語学力を求めないでやってください(笑)
ただ、ちょろりと広辞苑で見てみたのですが。
こちらには『ケーオス』とも、載ってました。……若干しまりませんね。
ケーオスをもうちょい座りよくした結果が、『ケイオス』表記ぽいです。
やはりトメイトゥの原理でしたか。
でも、こういう音の違いって、面白くて好きです。
こないだ読んでたマイヨールの本でも、くすりとしてしまいました。
わたし不勉強で、知らなかったのですけれど。
この方、随分日本とゆかりが深くいらしたのですね。
(唐津のとこでうっかり泣きそうでした。ああ、だからハルさんは唐津……)
海女さんの研究をしてらしたそうなのですが、そのページに。
『何という甘い響き』と、感嘆めいて漏らしていはる。
フランス語で、『アマン』は『愛人』だからと。
ああ、綺麗だなあ、と思いました。
海の女で、愛人で、けれど、母で。
二つの言語でぐるぐるぴたり、絡んで混ざって当てはまる。
こういう感覚をひどく快くおぼえます。
何せ相手が海ですから。なおのこと、美しく感じるのでしょう。
そういや、言語ついでにもう一つ。
この夏に知って、きょとんとしつつ、ほっこりした言葉がありました。
今年の夏といいますれば、ご存知熱戦北京の日々。
うちは姉が中国語(厳密に言うと、日本でいう標準語にあたる、北京語)
がぺらぺらなので、よく姉の口をついてあっちの言葉が出ています。
時折、兄に姉が簡単な北京語の日常会話を教えたりしていて。
で。熱戦の続くある夜のこと。
テレビの前で、姉と兄が熱心に応援しながら、ある言葉を繰り返しました。
わたしはあまり北京語に詳しくないので、珍しい響きに、おや、となりました。
『じゃーよ』は、皆様、よっくご存知と思います。
あれだけ連日、聞き続けますと……。
油を加えて、じゃーよ。がんばれ。
その後に、二人が繰り返す言葉が、耳慣れなくて、でも知っていて。
何て意味、と聞きましたら。
『日本!』と答えられました。
つまり、ずーっと、『がんばれ日本』を口にしていたわけですが。
わたしはその答えに、一瞬きょとんとしてから、破顔してしまいました。
『りーべん?』と、聞きなおしてから。
北京語で、『日本』は『りーべん』。
けれど、それを音のまま、ドイツ語で記すのなら『lieben』。
意味は、『愛する』。
liebの変化。名詞ならliebe。
三つの言語が細い刺繍糸みたく、ごっちゃになった結果。
この国は愛の国なのか、と一人でこっそり、くすくすしておりました。
……こんなよく分からん理解ばっかしてるから、語学駄目なのですね。
けれど咄嗟に、なんて可愛い!と思ったのです。
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蝶のような、わたしの…
RDが終わってしまいました…さみしい……。
ああ。でも、とても、胸がふくふくします。しあわせ。
アニメしっかり見るなんて、久し振りでした。何年ぶりのことか。
図書館戦争とRDは、見てました。
田舎ゆえ、驚異の一ヶ月以上遅れでの放送でして。
けれど、早くお話がみたくてみたくて、仕方がなくて。
もっぱら地上波(田舎仕様)より一週間だけ早いアニマックスで見てました。
なので。先週。ようやっと、最終話を見ることが出来ました。
感想は。色々あるのですけれど。
実はまだきちんと理解していないので、書くに書けません(笑)
RDのメタルと攻殻の電脳空間の根本的な違いでまだぐるぐるしてます。
こんな生半可な理解でも、ついていこうとしたのは、ただ、『海』だから。
海が好きです。あの海が、たまらなく好き。
なので、海を愛して海に愛されるハルさんもだいすき。
久し振りにDVDボックス欲しいなあ、なんて思ってしまいました。
欲しいのは山々ですが、わたし去年の大河も欲しいのですよ。
RDか…大河か……よく分からない二択ですねこれ。
因みに迷いもせずに購入確定するDVDボックスはナイトライダーくらいです。
年季!ナイト大好き!
ともあれ、ここはサントラで我慢でしょうか。
OPもEDも良い曲ですし。あ、小説も欲しいかもです。
放送が終わっても、放送中と同じように、胸がふくふくして、うれしい。
なにせ放送中は、サイトさん巡りもできませんでしたしね。
ええ、放送が遅れすぎてて、ネタバレまみれになっちゃうのです。
やっと解禁ですよ!わあい。
もっと、しっかり、まだまだRDに触れていたいです。
ほんとに快かった。
――で。わたしが今、何を読んでいるかといいますと。
……じゃっく・まいよーる……
ミーハー!ミーハー!!(笑)
や。自覚はあります。ええ、ありますとも。
前々から知ってはいたのですが、やっと本に手を出しました。
で、早速読み終わりました。ああもう、あちこちで鳥肌が止まらない。
海が海で泣けてきます。
グラン・ブルーもなんだかんだで観てませんしねえ。
そのうち借りてこないとです。
この映画を観なくちゃいけない理由は、他にもあるのですけれどね。
わたしが今まで読んだ中で、最高のミァン小説。
そのお話と、同じ題名なのですから。
いくら精進を重ねても、あのミァン小説を越えるミァンは、書けないと思います。
素晴らしかったのです。本当に。
ハイパーほしにくを響きからむやみとおいしそうに感じたものです
むー、いけませんね。何やらさぼり癖でもついてしまったようで。
もっと、きちんと、安定させないとです。
静かに混乱でもしているのでしょうか。
最近、ふ、とそんなことを思います。
秋ですからかね。
……いえいえ、違います。無知に押し潰されそうだからです。
ああ。知らないことが、どうしてこんなにもたくさんなのか。
知っても。知っても。果てがない。
けれど諦めることは許されない。
がんばるぞー、おー。
全体的に文章崩壊で申し訳ありません。
話柄をがらりと変えまして。
今月出る、DSのクロノを予約してきました。
厳密には『予約して貰った確認をしに冷やかしに行きました』
分かりにくいですね。ええ。承知の上です。
補足しますと。
クロノの予約しなきゃー、と思いつつ、わたしが先延ばしにしておりましたら。
友人がわたしの名前を使って勝手に予約しておいてくれました。
早くしないと予約特典がつくか危うい、と判断してくれたのです。
この場を借りて、仕事熱心なゲーム売り場の彼女に感謝です。
で、メールでこの報告は受けていたのですが。
実際会って確認し、予約レシート受け取らなきゃと思いまして。
クロノPVもついでに見るため、お店へ足を運んだのです。
もえぎ「店員さん店員さん」
友人「おお、きみか。あ、予約レシート今持ってないから渡せんよ」
もえぎ「じゃあそれは今度でいいよ」
友人「……店内にな、クロノ曲流れんのよ、これがもう……」
もえぎ「しかも、オーケストラ版やってねえ。よしゃ、全力で聴いてくる!」
友人「向こうの販促ので流してるから」
もえぎ「わかったー!」
(数十秒後)
もえぎ「……店員さん店員さん」
友人「?」
もえぎ「どこで流してるかわからへん……」
友人「向こうのとこ言うたでしょうが!」
もえぎ「だってあそこのんヴァルキリーばっかなんやもん!」
友人「順番に流してるから!エンドレスやから!ちょっと待ってなさい!!」
もえぎ「わかったー…」
(更に数十秒後)
もえぎ「店員さんっ…店員さん……!」
友人「どうやった?」
もえぎ「泣いていいですか……!!」
友人「やろ」
そこへ至る過程はどうあれ、ほんと泣いていいですかあれ。
抗いようもなく、鼓膜に触れられるだけで、全身が総毛立ちます。
ぞわ、と音が聞こえないのが不思議なくらい。
かと思えば、うっかりすると、目元がうっすら滲みそうになるのです。
時間。思い出。音楽。音。光。悲鳴。大地。雪。海底。崩壊。……十三年。
よくもまあ、こうも、鮮やかに思い出せるものです。
それだけの作品だったから、ですが。
何せ今も続くゴールデンコンビ、光田さんとカトマサさん初作品なわけですし。
当時はスタッフさんのことまで、気が回りませんでしたけれど。
とにかく光田さんが凄まじいということは、疑いようもありませんでした。
その光田さんが、DS版にあたって、音質に気を配ってらっしゃるとのこと。
ならば安心。買うかどうかという、ためらいは消えました。
それに……ちょっと、懐古に浸りたいのもありますし(笑)
あとあと。初めて、『まともに』クロノをプレイしたいです。
何度か日記とかで書いてましたが、わたしいきなりつよくていっちゃったので。
ありがとう中古。ありがとうつよくてニューゲーム。
思い出すたび、いまだ『初期装備・にじ』は酷いと感じます。我ながら。
ゴンザレスのっけから一刀両断。十五ポイント強奪しまくりです。
地道にまっとうプレイが今から楽しみです。
そして、こっそり。
DSクロノまでに、クロスはクリアできるものかしら、と悩みます。
あのおっちゃんで止まったまま、一体何年経ったやら。
骨の島のおっちゃん強すぎです。
ああも苦労して、ゲーム挫折したのは、FF5のアトモス以来です。
現在もこの挫折記録は更新中。ああもう。
どかんと雪崩打つ勢いでお返事を
タイトル通り、どかんと拍手のお返事です。
遅れ倒して、そしてワガママを言いまして、申し訳ありませんでした。
いたずらもおかしもへったくれもありませんね。
ハロウィンハロウィンかぼちゃの夜に。
今頃アイルランドのあちこちは、妖精たちのどんちゃん騒ぎ。
地元の方は、その輪に迷い込まないよう、細心の注意を払っておいででしょう。
楽しい宴に加われば、地底の国にごあんない?
もしも上手く戻れたとて、気分はきっと浦島太郎。
とりとめもなく、そんなことを考えてしまう。
ハロウィンの夜に、謹んでお返事を。
お返事が遅れまくったのは、怠惰と言われれば、それまでですが。
まだ恐怖があるからです。
文字という形にすることで、またあの醜い肉塊が現れるのではと。
今夜ならば、世界は不思議なものに満ちていますから。
だいじょうぶかなあ、なんて非科学的なことを考えてしまったのです。
いつもと逆で、日にちが新しいほど上になってます。
あと、何となく、反転しておきました。
続きからどうぞです。
お菓子な秋のミステリィ
ケーキを焼こうと思ったのですよ。ええ、そりゃあもうやるきまんまんで。
お手製三角巾装備して、レシピ本広げて、分量きっかり揃えて。そしたら。
完成したのはクッキーでした。
あれー?
まあ確かに以前、クッキー作ろうとしてケーキになったことはありましたが。
逆は初めてです。実に新鮮です。
一応、弁解はさせて頂きます(笑)
ええとですね。本人としましては、ケーキ焼く気まんまんだったのです。
もう頭の中でイメージもばっちりです。ハニースポンジケーキ!
これまでにも、何度か作ったことのあるレシピですし。
完成予想図を、ありありと思い描いておりました。
そしてレシピ本を開いて。
定められた分量を、一歩一歩しっかり道を踏みしめるようにして、揃えました。
バターは室温に。卵は卵黄と卵白で分けて。
小麦粉とコーンスターチは合わせてふるい。
量が少々足りなかった粉砂糖は、やむなく普通のお砂糖を足して増量し。
そのぶん、メインとなるべきはちみつを、気持ち多めにしておきました。
で。バターと粉砂糖、そこへ卵黄を混ぜた時点で。
なにげなあく、確認のため、レシピ本へ視線を戻しましたら。
ふと、気付いたのです。
あ。わたしはちみつクッキーのページ開いてた。
いやに冷静でした。
ある意味、ありえない事態ですのにね。
補足しておきますと、そのレシピ本は、大きく写真入りです。
左側にお菓子の写真(完成図)、右にレシピ。
絶対に、目には入っていたはずなのですけれど。
わたしはもう、頭から、『ケーキ!!』と思い込んでしまっておりまして。
微塵たりとも、揃えているその分量がクッキーのだとは気付きませんでした。
どちらかというと、『あれ?ケーキなのに、なんでクッキーが載ってるの?』
な、くらいです。
己の非を認めない、と言われてしまえば確かにそうなのですが。
粛々とクッキーの分量を揃えながら、それがケーキだと信じ抜いていました。
驚くよりも、きょとんとしてしまいました。
思い込みって凄いですね。
どうにかここから、ケーキ分量へ復帰できないかとも考えたのですが。
根本的に分量が違いすぎる上、粉類をふるってしまっていたので不可。
しかしほんと、何故にこれほど事態が進行するまで気付かなかったのか。
やむなく、予定変更、レシピとしては予定通りに、クッキーは出来上がりました。
多少、別の意味で不満は残りましたが、おいしいのでよしとします。
今度こそケーキを焼いてみせます。おー。
先日、ハルさんを見かけました。
はい。RDのハルさん。ある意味、リアルハルさん。
電車に乗っていたのですけれど。
わたしの隣へ、すとんと腰を下ろされた御仁に驚愕。
見事すぎるほど、雪みたいな白髪。
それを長く伸ばされて、後ろで一つくくり(!)にされている。
しかも、肩から流れて背中へ垂らすくらいありました。
肩甲骨にちょっと届くくらいの長さだったでしょうか。
なのに全然、だらしなさはなく、颯爽としてらっしゃいました。
それに、お年を召していらっしゃるのに、随分な上背で。
あれじゃあ、電車の扉をくぐるの、ぎりぎりか屈まないといけないのでは。
自分の背が低いので、正確には判断ができませんけれど。
百八十センチはあったのではないかと。
そして、トドメが、こげ茶色のカウボーイハット!
近すぎて、立ち上がられる際くらいしか分かりませんでしたが。
あのぶんだと、全身カウボーイスタイルでいらしたのでは。
不覚にもきゅんときました。おじいちゃん素敵……!
RDのハルさんが好きすぎて、一時友人に語り倒しておりましたら。
「『嫁にしてください』ってのは聞くけど、『孫にしてください』ってのは新しいな」
なんて言われるくらいでしたが。
今ではそれも、少し変わりました。でもやっぱりハルさんは大好きです。
……今週が最終回かあ……。