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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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むやみと長い名前って、どうしても覚えたくなるものですよね?


唐突に思い浮かぶくせ、なかなか思い出せない単語ってありませんか。
短歌の下の句が先に出ちゃって、上の句が出てこないのに似たあの感覚。


わたしも先日、そのためにえらく頭をひねる羽目になりました。
ええとですね。どうか、明治あたりの書生さんをイメージしてください。
で、その書生さんが羽織っている…短い外套の姿を。
コートのようなポンチョのような。
羽織った人が、簡易てるてるぼうずみたいになっちゃう、あの外套です。
それの名前が、出てこなくってもう。
しばらく連想ゲームみたいになっていました。

『なんやっけ…なんやっけあれ……確かガンタンクみたいな名前やなかったかしら。そう、とてもガンタンクっぽい。五文字よなきっと!うああもどかしい、小説に出てきて意味が分からなくてメモを取って辞書を引いてまでしたのに。メモに記しただいたいの位置や、どの本のどの場面に出てきたかもおぼえてるのに!
……メモ読み返しても、記憶の位置に書いてないや。ちくしょうなんて当てにならない。ああなんやっけ!はっ、そう言えば確か、レンバス(エルフのお菓子なあれ)みたいな響きをした名前でもなかった?ガンタンクとレンバス…ガンタンクとレンバスをまぜたような……』

インバネスでした。
取り敢えず、ガンタンクは文字数と一つ目の『ン』しか合っていませんでした。
どうしてああも、頭からガンタンクだと信じきっていたのかが分かりません。
まあ、無事に思い出せただけでも良しとしましょうか。
いくら紆余曲折を経ようと、迷宮入りよりはたんとましのはずです。
インバネス、インバネス。もう忘れないように!


先日の日記を書いてから、ふっとあることを思い出せました。
ええ、ゲームにおけるトラウマイベント関連で。
最初に見たのが『自分でのプレイ』ではなかったので。
咄嗟に思い出すことができなかったのでしょう。
当時の相方がプレイをしておりまして、わたしは横で見ておりました。
そして、コントローラーを持っていないわたしが、泣き出してしまったのです。
予想外で。かなしくて。思わず声が漏れたのです。
忘れもしません。
幻水1、ソニエール監獄のグレミオイベント!!

元相方「ちょ、何であんたが泣くん!?」(プレイしつつびっくり)
もえぎ「だっ…、だってグレミオがっ…!グレミオがあっ…!」(嗚咽漏らしつつ)
元相方「あんたプレイしとらんやないの!」(冷静なツッコミ)
もえぎ「だってっ…グレミオォォォォォ!」(絶叫)

あーれーはーショックでした。
後に自分できちんとプレイした時も、もう嫌で嫌で仕方がありませんでした。
お陰でオッペンハイマーの名前がいまだに忘れられません。許すまじ。
――と、いうようなことを。また友人と話しておりました。ら。
『主人公が使った偽名って何だっけ?何三世だっけ?』という話題になり。
あまりの懐かしさについ歓声を上げながらも、咄嗟には思い出せず。
が。
ほんの数呼吸の後。
『シュトルテハイムラインバッハ三世!!』と元気良く叫ぶわたしがいました。
どこまでも当てにならないというか、度し難い記憶力だと思いました。
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ハローそしてグッバイの恐怖


まだLALでしんみりしております。
ああほんと。彼にあれ以外どんな選択肢があったことか。


わたしがすっかりLALづいてしまったので。
友人(未プレイ)にもあれこれ話をしたりもします。
極力、ネタバレしないようには配慮しているつもりですけれど。
何せ十五年前のソフトですしね…きちんと守りきれているかは謎です。
そんなこんなで。
こういった会話をすることも、ありました。


もえぎ「LALのSF編は、屈指のトラウマイベントとして名高いそうよ」
友人「へー」
もえぎ「まあ確かにあれは怖い…小さい頃やったら確実にトラウマやわ」
友人「トラウマねえ」
もえぎ「そういや、これぞ!っていうトラウマイベントみたいのって、ある?
わたし基本的に怖がりやから、小さい頃に怖いのしたことってあんまりなくて」
友人「ああ。小さい頃の恐怖体験ではないのな」
もえぎ「強いて挙げればソイレントかな。実際、数週間お肉食べられんかったし」
友人「――」
もえぎ「?」
友人「―…そんなんなあ、そんなんなあ…全編トラウマのDODがなあ……!!」
もえぎ「! ああごめん。ほんまごめん。これはわたしが悪かった」
友人「何をやってもエンディングは、エンディングが……!!」
もえぎ「最初にあれを『マルチバッドエンディング』と表した人は天才やわ」


またの名を、どうあがいても絶望。
DODプレイヤーは、色んな意味で気の毒すぎると思うのですけれど。
わたしは小説版貸して貰って読んで、後は話を聞いて。
プレイしてる場面を見せて貰っただけなのですけれど。
それだけでも、夢に見そうなくらいの絶望をおぼえました。
お陰で東京行ってタワーを見るたび怯えてしまうくらいです。
やめて。タワーやめて。音ゲー→ミサイル→東京タワーやめて…!

ほんと、最初に『マルチバッドエンディング』
て言葉作った方は天才だと思います。
悲しいまでに的を射ています。
DOD未プレイの方、ご存知でない方も、これでだいたい分かって頂けるはず。
だめなのです。何をやっても、バッドエンディングしか存在しないのです。
いくら苦労しようが、頑張ろうが、諦めずに希望を持とうが。
あるのはバッドエンディングのみ。絶望のみ。
スタッフさん鬼だとしか。
『OPデモ見てだいたい察しろ』ということでしょうか。
確かにあのデモも、凄い存在感というか…精神が引き絞られそうになります。
ぎりぎりと。引き千切らんばかりに。特に冒頭がもう。
一応みつけてみましたので、よろしければどうぞ。
音よりも心臓にお気をつけください。あと背後。
http://www.youtube.com/watch?v=-AvQg_F17D8

そうそう。友人と会話をした後。
随一のトラウマを思い出しました。
ああどうしてこれを忘れていたのか、と思いましたが。
『イベント』と固定して考えていたから、いけないのですね。
いえまあ存在としてはマザー2のムーンサイドも大概ですが。
わたしのとって、ゲームにおける、最大のトラウマ。

突然のデータ消滅。

ドラクエの例の曲とか筆頭です。
ええよく消えました。そりゃあもうよく消えました!
呪われているのではないかと思うほど、ありとあらゆるデータが。
幾つか人災も混じってはいましたが、殆どは天災です。特にスーファミ。
これ以上消えないで、そろそろ安心してプレイできる媒体が増えますように。
切実にバハラグとLALの移植を希望します。
特にバハラグ。もうどれだけ消えたか回数分からないくらいですよ!

明日という日を前に、FF6発売と同じ年の作品を


ここ数日、日を追うごとに、ごんごん寒くなりますね。
そして今夜は、今年最後の新月です。

髪を、二つくくりにしていたのです。
そしたらくくっていた、束の先端部分が、冷えてしまったようで。
別に濡れていたわけでもなく、ただただ寒さが染みこんだらしく。
そんな、ひえひえとした髪が、剥き出しの首筋に当たったものですから。
予期せぬ冷たい襲来に、『ぴゃあ』とよく分からない声が出ました。
意表をつかれすぎました。
まさか自分の髪に驚かされるとは。この寒さ、侮りがたし。


さてさて。
明日はとうとう、FF13の発売日ですね。
PVや情報の断片見た限り、どうにも不安な印象も受けますけれど。
もう明日ですし。無粋なことはいいっこなしでしょうか。
やあ。しかし長かったことです。
どれくらい長かったのか、一つだけ例をあげてみますと。
でしであ発売前に、ライトニングさん参戦が囁かれていたことでしょうか。
それこそでしであ出たのは、去年の今頃ですよ……。
去年の今頃から既に。
むしろそれ以前から、あれこれ話題になってるくらいでしたのに。
それがようやっと、明日出陣です。最初の速報から何年経ってるのですこれ。
ともあれ、賑やかなお祭りになるのでしょう。

けれどそのお祭り、わたしは不参加です。
鉄拳6の時も言うておりましたが、本体がありませんし。
お祭り楽しそう、とは思いますが、わざわざ混じりに行こうとは。
ただ、楽しそうにしてはる方を拝見するのは、とても好きです。
うきうきしている方を見ていると、こちらも嬉しくなるものです。
わたしはしがない傍観者。エリクサー飲みながら眺めてます。

そう、エリクサー!
探してもみつからなくて、友人に買ってきて貰っちゃいました。
ほんと、どこ探してもなくって。思わず『エリクサーよこせえええぇぇ!!』
と、ガラの悪いマジックポットみたいになりそうでした。
ああマジックポット苦手。でもアビリティポイントは欲しい。ああ懐かしい。
入手したのはチョコボ缶…というか、あれ既にヒヨコ缶ですよね。
まあ可愛いから良いのですが。まだ飲んでませんが、味に今からこわごわ。
けれど、今回エリクサーにしちゃって良かったのですかね?
せめてハイポーションか、エクスポーションにしとけばですのに。
だって、エリクサー出しちゃうと、次が続きませんよ?
それこそFF15辺りではラストエリクサーにするくらいしか、手が。
いっそのこと開き直ってデスポーションという手もありますが。
……FF12の時にでたやつが既に、デスポーションな気もします。
あれこそ。あれこそもう。ウボァー。

そしてわたし、FF13の情報よく知らないのです。
友人と話していても、うろ覚えだらけです。
でもそのくせ、ライトニングさんの株は天井知らずです。
ええ勝手に思い込んでますからね。
ライトニングさんの両親は某チョコボ頭と大地の名を持つ花の人だと。
異論はお受けしますが、曲げるつもりはありません。
お陰で友人との会話も、よく分からない方向へ行きがちです。
ただでさえうろ覚えのくせに。


もえぎ「なあ、ライトニングさんには妹さんがいはるの?」
友人「うん、おるよ」
もえぎ「おおおお…二子に恵まれたのね……!」
友人「因みに妹さんのほうがお母さん(=エアリスさん)似よ」
もえぎ「ぃいやっほおおおぉぉぉう!!」
友人「そいで、チャラ垣さん(注:スノウ)の恋人やの」
もえぎ「クラウド相手に『娘さんをください』か…ちゃぶ台返しそうやな」
友人「でも妹さんはもう亡くなってて」
もえぎ「ちょっと、お母さん似の妹さんが先に亡くなるとかやめてくれる!?」
友人「だからライトニングさんはチャラ垣さんを嫌ってる」
もえぎ「そうか。父娘揃ってちゃぶ台を返したな。ん、でもあれ?」
友人「?」
もえぎ「こないだPVで、チャラ垣さんとライトニングさん、良い雰囲気に…」
友人「何ぃ!?」


もう何が何やらです。
ま、まあとにかく。
荒野の辺境、拙宅の片隅で、ライトニングさんの行く道を見守る所存です。
娘さんです。娘さんだと頑なに信じていますからね。
さあもうすぐ。参戦される方々は、出陣の準備を。
ご武運を、お祈り申し上げます。どうか、楽しまれますように!

ああ因みにわたしはLAL最終編で必死なので問題なしです。
もうオルステッドで胸がいっぱいで、十五年前の作品に夢中です。
さー張り切って最終編いきますよー!らー!

巡る因果にもほどがある


LALのサントラが欲しい。ああサントラが欲しい。
そんなことをもやもや考えながら、ふと、うろうろしておりましたら。


サントラの内容自体は、データとして公式で配信されてるのですね。
初めて知りました。しかも、バハラグなんかもあるとは。
……けれど、わたしが欲しいのは、そんなものではないのです。
ワガママとしか言いようがありませんけれど、データは要りません。
形ある。サントラという、手に取って触れることのできるものが欲しいのです。
頭が固いとはじゅうじゅう承知です。けれど、それでも。
ライナーノーツに書かれた言葉の一つ一つにも、触れてみたいのです。
そうして、溜め息まじりに、またあまぞんさんを覗きに行きましたら。
とうとう脅威のいちまんきゅうせんえんだいに突入していて愕然としました。
何という需要。
でもそれは結局、皆考えているのは同じ、ってことですよね?(笑)

ああもうサントラが欲しい。サントラ復刻してくれりゃいいのに。
ぶつくさ思いつつふらつけば、色んなことが見つかるものですね。
――去年出た、下村さんのベストアルバムのことを初めて知りました。
すみません。不勉強なもので。
FF13のなんか関連のやつの曲担当してはるのも初耳なくらいです。
ただとにかく曲目見てみたら、LALも入ってるのですね。おおおお。
けれど困りました。即刻購入に踏み切ることができません。
なにせわたしが知っている下村さんの曲って、LALだけでして……。
フロントミッションは人が見ているのを何度か側で見たくらい。
KHに到っては最初から印象が悪かったため見向きもしないで。
スーファミ以降の聖剣あたりはとにかくご縁がありませんでした。
むしろかぷこんさん時代のが知ってるような気もします。
それに。わたし初めて下村さんのことを知ったのは、曲ではないのです。
バハラグサントラのライナーノーツで乱入してはるのを見たのが、最初です。
今にして思えば何をしてはったのですか下村さん(笑)松枝さんも好きですよ!

何だか最近の日記は、お客さまのうちお若い方を全力で置いてけぼりですね。
ごめんなさい。しばらく続きそうです。
や。だってもう、オルステッドが。オルステッドが……。
彼のことをぼんやり考えるうち、ぼんやり以前耳にした話を思い出しました。
で。思い出しながら、またうろつくのです。


『ああそういえば、LALは舞台化されたことがあるんよな。中世編だけやそうやけど。キリテといい、お芝居になるなんて凄いなあ。一体どんな内容やったんかしらね。見てみたいなあ。一度拝見したいものやわ。ほんと、いっぺんでいいから見て……DVD出てるううううぅぅぅ!?』


びっくりしました。
まさか、まさかのDVD。
どうしよう物凄く見てみたい(笑)
思わず興味を引かれ、あれこれ調べているうちに判明する諸々。
舞台に関わるメンバーが豪華すぎるのですがどういうことですあれ。
ちゃんと時田さんが関係しているだけでも、凄い気がしますのに。
音楽に下村さんご本人、あとFFTなんかの崎元さん、あ、イトケンさんまで。
更には光田さんまでが参加って。
ええええ。えええええ。
いちいち、びっくりしっぱなしで。
けれどこれらもある意味前哨戦でした。
あるお名前を見つけて、申し訳ありませんが噴き出してしまいました。

あの。あの。
ストレイボウ役が…ディシディアとかでセシルの声をされた方と同じなのですが。
これイヤガラセじゃないですか。これは酷いイヤガラセじゃないですか?(笑)
誰に対して、と言われると困りますが。何かこう。その。
だってLAL中世編は、FF4の鏡映しみたいなものなのでしょう?
オルステッドとストレイボウは、セシルとカインが下敷きのようであるはず。
だとしたらこのキャスティングって。
セシルがストレイボウ…セシルがストレイボウ……。

改造!合成!100人斬り!!


LAL再プレイにつき、あらゆる情報を解禁しています。
まあ、分かっているからといって、実践できる保障もないのですが。


一周目はネタバレを恐れて、攻略法一切抜きでプレイでした。
どうしても詰まっちゃってにっちもさっちもなると、見るのですが。
LALで一回詰まりかけたのは、幕末編でした……。
二の丸の屋根裏からあんなところ通れるなんて分かるものですか!
0人斬りなんて無理。100人斬りなんて更に無理。
今回のプレイでは、クリア時57人斬りでした。なんて中途半端な。
しかも、攻略法見ながらやってるのに失敗すること多数。
あれだけ気をつけたのにとうとうからくり丸仲間にできませんでした。
……ぜんまい手に入れないままセーブしてしまって。後の祭りです。
まだ一度も会ったことないですよ。どんな子なのか知りたいですのに。
くう、悔しいのでまた幕末編だけやり直します。
最終編終わってからですけれどね!

そんなこんなで。
やっと――やっと。
オルステッドに、会えました。
今回の再プレイは、とにかく彼に会いたくなったからなのです。
ようやっと、願いが叶いました。
けれど……。
駄目ですね。何かもう、胸がいっぱいになりそうです。
会える前は、思い出すだけで悲しくて。
会えた今は、見るもの聞くもの悲しくて。
多分会った後は、また思い出して悲しくなるのでしょう。
オルステッドという人物を思えば、この反応も仕方がありません。
とはいえ。やっぱり、悲しいものは悲しいのですよ。

今更気づくことがたくさん。
人々の言葉、一つ一つが突き刺さるよう。
当たり前のような言葉が、改めて見るとまるで機械仕掛けのよう。
もしくは強迫にも似た盲目な熱狂。
それらにさらされ続けて、物言わぬ彼。
最初から、気づくべきでした。
どうして中世編のフィールド曲…『届かぬ翼』が。あんなに物悲しいのか。
勇者の冒険を彩る音楽にしては、あまりにも切なく、哀調に満ちて。
むしょうに、泣きたいような気分になります。

『勇者』でありながら、その称号を剥奪された人……もう一人、知っています。
アークザラッドの、アークもそうですね。
けれど、アークとオルステッドの歩んだ道は全く異なります。
似ていて、やはり違うのです。
どんなことになっても、アークの側には誰かがいました。
いくら追われても、罵られても、命を狙われようとも。
傍らには沢山の仲間。それに、また、『彼女』だって。
オルステッドには誰もいません。
彼は、どこまでも、ひとりきり。
ずっと。ただ、ただ……。

――さあ、頑張ってクリアしましょう。
できればゆっくり、時間をかけて。
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