とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
何事も物量でおしてくるお国柄なのでしょうか……
ニューヨークなスコーンについてのご報告です。
いやその…スコーンに限らないのでしょうけれど……。
星組さんの影響で紐育紐育しているものですから。
ついつい、図書館でニューヨークスタイルなレシピ本借りたのです。
で、ああならスコーン作ってみるかなあと思いまして。
深く考えずに、レシピ本見い見い、試してみたのですが。
まず。小麦粉の時点で「……あれ?」となりました。
粉類ですから、当然最初にふるいます。
わたしめんどくさがりなので、計る時のセッティングが以下の通り。
はかりの上に紙を敷き、その上にこなふるいを置いた状態で、粉投入。
と、いう形で行うのです。計り終わってからすぐ、ふるえます。
いつも同じです。これで困ったことはありません。
……が。
今回、計っていて。粉が、載りきらなかったのです。一度で。
もっときちんとレシピを読みこむべきでしたね。
流れのまま疑問も抱かず、レシピに淡々と従いすぎるあまり。
気づくのが、実際に作業へ取り掛かってからだとは。
慌てて、よくよくレシピを考え直してみました。
『チョコレートスコーン材料8個分 薄力粉 270g』
…………
にひゃくななじゅうぐらむ……?
待って。待ってください。
ごめんわたし最初スコーンの数しか見てませんでした。
「ふむふむ8個作れるのね」としか思ってませんでした。
でもねえスコーン8個に対して270グラムはおかしいでしょう。
わたしの持ってる他のレシピ引き合いに出しますが。
例えば、チョコレートブラウニー。
スクエア型一個まるまる埋め尽くすこれで、使用小麦粉は100グラムです。
更に、わたし以前に別のレシピでスコーン作ったことがありますが。
そちらも数は今回と同じ8個。
まあ、オートミールが入ってるので、小麦粉のみと比べるのもあれですが。
でも使用オートミールはせいぜい70グラム。小麦粉は125グラムです。
これできっかり、8個作れました。しかも結構、食いでがあるの。
だとしたら今回のこれは。
予測不可能で、おそるおそる作り続けて。
焼成前に生地を、いざ、8つに分けようとしたのですが。
どうかんがえてもやっつにはおおきすぎます。
最初は素直に、8個に区切ったのですよ!
でもやっぱり「これ焼いて更に膨らむよねえ!? おっきなるよねえ!?」
と、なったので。食べやすい大きさへ、もっと分けました。
結果。15個になりました。
1つ、食べてみましたが、このサイズでも結構おなかにたまりました。
……アメリカさん、あの、これ……。
しかも今回、最初ということで、本とは少し変えたところもあります。
チョコレートなスコーン。粉に、ココアをまぜたもの。
本来はここへ、チョコチップが50グラムと、チョコアイシングが……。
なかなか、おなかにたまるここへ、追撃のダブルチョコレート。
その上、実際の大きさはこれの約二倍。
成人男性の拳か、あかちゃんの頭くらいの大きさなのでは。
マフィンもそうですが、スコーンにも色々なものを入れはります。
なので、おやつよりも、ごはん寄りなのかなあ、とも思うのですが。
ちょっとこの分量は。何と申しますか。その。
思わず、別のニューヨークスタイルレシピ本を借りてきました。
ええ懲りもせずにやっぱりニューヨークですよ。だいすきだからー!
いや別にお話書く時の参考にしようだなんて思ってませんよええ。
新しく借りたのは、あまぞんさんのレビューを参考に、でした。
ニューヨークそのものでなく、日本人向けアレンジ入ってるそうなので。
それを探していましたあ! と、ばかりに飛びついたのです。
何事もローカライズは大切ですね。
そして、そわそわしながら、少し目を通してみたのですが。
全体に分量がわたしにとって良心的で安堵しました。
でも前提として、ドロップクッキーの直径が10センチ以上って何……。
ドロップクッキーて、普通、スプーンに載せて、ぽて、て落として。
……やめましょう。いちいち突っこんでいては間に合いません。
ブルーベリーとオートミールのマフィンいいなあー。
同じ材料で以前作ったスコーンは、とってもおいしかったのです。
アップサイドダウンケーキもいまだ作れてないので、いつかは。
ぱいなぽーだけでなく、オレンジなのもおいしそうですね。
所々に入っている、著者さんのレシピ説明文がちょっとおもしろい。
アメリカのカフェで注文すると出てくる巨大なケーキについて。
15センチ四方+ホイップクリーム&チョコレートソース(どっさり!)て。
そもそもケーキの大きさを表すのに『四方』て言葉おかしい。
そしてブラウニーの説明文がおかしい。
ニューヨーク中のブラウニーを制覇して、辿り着いた一等賞。
『砂糖をかじるように甘かったのですが、味のバランスが絶妙』
て、おかしいですよね。おかしいですよね?
読みながら「!?」となるわたしへ、更なる一撃。
『お砂糖を倍量くらいに増やせば、だいぶアメリカの味わいに近付くと思います。勇気のある方は試してみてはいかが?』
……見なかったことにしよう、と、思いました。
ベリーを入れてビタミンC補給だの毒素排出だの全粒粉で健康志向だの野菜はたっぷり入れてだの言いながら片手にダイエットコーク(LL)なのはおかしいとアメリカさんたちはいつ気づくの。
根本を、もっと根本的なところを見てください。
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♪かもんしんぎーん、かもんだんしーん
余韻いんいん。わたしほんと良いものに出会えたなあ……。
でも今年の舞台めっさホラーですよ画面前で悲鳴も上げますよ。
配信されたのを観ていたのですが。
わたしは気づかなくて、コメントで知りました。
どうやら会場で子供さんが思わず泣いちゃってたみたいですね。
そらあれは泣くわ。わたしでも泣くわ。
ほんとそれくらいこわい。
ともあれ今年のライブ感想、ちょっとだけ書いておこうと思います……。
タイムシフトで見直す前に。
最初の印象を時系列も何もくちゃくちゃで。
もうとにかく書き残しておきたいことだけを。
やーもーじったんばったんしますむやー。
来年もあるなら是非、行ってみたいものです。
ちゃあんと、振り付け練習して!
でもひとりとかちょうこころぼそい。
もしかして舞台に興味を持たれた方がいらっしゃるやもなので。
感想は続きに隠しておきますー。
だって、DVD待ちになってしまわれるかもしれませんものね!
ネタバレどんとこいな方は、続きからどうぞー。
♪だいすーきさ、だいすーきさ、きみがー
はふあ。ここ数日は、ほんと燃え尽きすぎです……。
舞台の影響で感情の乱高下が凄まじい。けれど、喜ばしい。
最早どこから手をつければ。という状態です。
うーん、少しだけ流れを整頓してみましょうか。
しかし自分で書きだしてあれなのですけれど。
本来わたし、これ、ぷくーんの予習だったはずなのですが……。
何がどうなるものやら分からないものですね。
サクラV本編が楽しすぎて一枚だけお手頃価格な舞台DVDを買ってみる
↓
胸ときめかす素晴らしい内容に陶然
↓
そんな矢先、ネットで三日も舞台配信決定
↓
しかもそのうち二つは、色々調べて、見てみたかったもの
↓
狂喜乱舞
↓
あまりに天が愛してくれすぎて一抹のおそろしさすら
↓
でも見る。
↓
一日目の巴里さん紐育さん合同で夜眠れぬほどに昂揚
↓
二日目の紐育さん単独公演(去年の)で言葉を失う
↓
思わず見た後DVD通販。同時に、最初に買った舞台のCDも
↓
初めてウェブマネーを購入して今年の舞台有料配信に備える
↓
土曜。有料配信。
↓
画面前で笑って泣いて悲鳴を上げてめまぐるしく
↓
幕間の二十分休憩は涙目でごはんを急いで食べる
↓
たまごどうふおいしい
↓
でも動揺と早鐘の胸はどうしようもなく
↓
はらはら、ふらふら、見続けて
↓
最後は救われた気持ちでああ星組さんだいすきと再確認
↓
終演後完全燃焼
↓
翌朝DVD到着。その日の午後にはCDも到着
↓
どっぷりつかる
↓
現在に至る
アホや。アホがおる。
いや…我ながらほんまこれはどういうことと思うのですが……。
お芝居も音楽もあまりに素晴らしすぎて。
前にも言うておりましたが、多分、音楽に飢えていたのですよ。
そのため、余計にしみわたるのです。あと星組さん大好きなのですよ。
お陰でわたし腰痛治るわ、お肌つやつやになるわで。
ありがとうございます、星組さん! 大好き!
そりゃあ思わず図書館でニューヨークスタイルお菓子の本借りますよ。
時代が違うので、そこいらは考慮しなきゃでしょうけれど。
何を食べはったのかしら、どんなお菓子かしらと。
興味は尽きず、作れるものないかなあと探す始末。
読み返した小公子に出てくるアメリカの描写も気になりますし。
初見なクローディアの秘密で五番街が出てきてにっこり。
ついつい、数時間お守りすることになった甥っ子に紐育の歌も歌います。
きすみーすいーとが好きでしたよ、あの赤子。リズム取ってました。
まあ、そんなこんなでして。
底抜けに楽しんでおります。うきうきー。
お陰で、習作百話も二つ出来上がりましたー。あ、三つでした。
そのうちにまたアップしてると思います。
最早何が何やらです。良い方向に。
有料配信舞台、タイムシフトで見直したい……!
でも、一回だけなので、見たいような見たくないような。
あと夜に見るのは怖すぎる気がします。
ああでも見たい。感想書きたい。
もうしばらくは、心は紐育でほこほこ幸せになってます。
きらきらひかる、よぞらの
二夜連続の舞台配信で色々とっぷりひたひたです。
本当はそれぞれに感想書こうかと思ったのですけれど……。
一夜後は息も絶え絶えで、それどころではありませんでした。
ええ、あれほど息も絶え絶えという言葉が相応しい状況はなかなか。
そもそも、楽しみにしすぎなのです。
何せ前夜はときめきすぎてなかなか眠れなかったほどです。
そして終わった後もときめきすぎてなかなか眠れなかったくらいです。
更にやっと眠れたかと思うと今度は夢に出る始末でした。
もう一つ付け加えるとしたらときめきすぎて翌日は微熱気味でした。
アホですね。ええ議論の余地なく。
ああ因みに夢に出たのはすばるさんでした。ひゃっほう!
特に一日目の燃え尽き感は凄まじかったです。
けれど、これは舞台配信のみが原因ではなさそうですね……。
舞台配信直前に、にんてんさんのダイレクト配信。ぷくーん新情報。
追い打ちをかけるように、日付変更と共にふぁみつうさん更新。
怒涛のぷくーん情報公開ラッシュが重なりました。
まさか狙っていたの。舞台配信のこの日を狙っていたの。
……それは流石に穿ちすぎでしょうけれど。
少なくとも、わたしにとっては凄まじいコンボでした。
そりゃ次の日若干熱っぽくもなりますとも。
情報過多でくらっくらでした。
けれど、それは多分、幸福なことなのでしょう。
一日目。巴里さんと紐育さんの合同。
わいわい賑やか、可愛くて。思わぬ組み合わせも楽しい。
いやしかしそれにしてもリカちゃんとエリカさんペア可愛すぎる。
あとサジータさんロベリアさんペアはどう考えても隊長ズより男前。
ジェミニさんはコクリコちゃんともロベリアさんとも面白いペアで。
ダイアナさんとグリシーヌさんはまさかの乙女妄想ペアで可愛い。
そしてすばるさんと花火さんの大和撫子(暫定)ペアでわたしはしんだ。
すばるさん…やっぱり「大和撫子でいいのか!?」て突っこまれて……。
多分、会場の誰もが思ったことの代弁ありがとうサジータさん。
どこまでも性別不明なあなたが大好きです、すばるさん。
でも最終的に隊長ズを拉致った大和撫子組のかっこよさは素晴らしい。
新次郎さんを連行する時のすばるさんの言い方に力関係がありありと。
どっしり構えるサニーさんと大神さんの存在感。
その前でおろおろしている新次郎さんの新次郎さんらしさ。
あ、それと。今回は女装免れて良かったですね、新次郎さん!
巴里まで来て女装とか切なすぎます。しかも似合うのがまた。
ともあれ。喧嘩しても結局みんななかよし。微笑ましい。
一番印象に残ったのは何? と問われましたら。
もしかすると「ジェミニさんのおへそ担当が公式に」やもしれません。
半分嘘です。ええ、半分……。
二日目……つまり木曜のことも書こうかと思いましたが。
こちらは、巴里さんとの時と雰囲気が違って。
歌よりお芝居がメインな気が。しかも、とてもお芝居がしっかりしていて。
いえむしろ。しっとりしていて。
一度見ただけで、書けないように思えるのです。
まあそういうわけでDVD通販しちゃいましたよイエー。
いやその。これは、ちゃんとお金払わないといけないなと思ったのです。
それくらい、素晴らしい舞台でしたから。
ラチェットさんの歌声がまだ響いています。
さあ、また棚を整理して場所をあけないと……。
あと、5つのレシピ→きすみーすいーとのコンボはずるいと思います。
だってあんなん、あんなん……!
新次郎さんが新次郎さんでした。
スターファイブがスターファイブでした。
一つのことに一生懸命、町や皆のことを真摯に思う、未熟な隊長。
そんな隊長がだいすきでだいすきでたまらない五人。
彼らを取り巻く他のスタッフも含めて、本当に素晴らしいチーム。
紐育家族。大好きです、星組さん。
あなたがたを知って、まだ数か月の新参者ですけれど。
どうかその素晴らしい舞台に、歌に、触れるよろこびをください。
歌を。音をくれて、ありがとう。
たぶん歌に飢えていた。きっと音に餓えていた
はあああああどないしましょ明日は星組さん舞台配信ですよ……!
もうそわそわしてうきうきしてじったんばったんしてうああああ。
意味もなくに゛ゃー! と叫びたいような気持になります。
それくらい落ち着きがなくて楽しみでなりません。
この高鳴る鼓動をどうしてくれようというレベルです。
落ち着くために、ミシンにでも向かいたくなります。
けれど今の有り様では、何をしても失敗するのが目に見えています。
おとなしく、ときめき天井知らずは胸に秘めるとしましょう。
しかし。ぷくーん予習のため、始めたサクラVですのに。
まさかここまで、思いっきり、楽しませて頂けるとは。
プレイ当初は予想もしておりませんでした。
何でしょう。サクラ大戦という作品は、とても不思議で。
にわかファンのわたしが語るのも、おこがましいのでしょうけれど。
ゲームだけで完結しなくて、舞台があって、完成するような。
両方が愛されて、続いていて、繋がっている。
それも。ながい、ながいこと……。
愛されている作品、というものは、見ていて快いものです。
しかもそれが、作り手、受け手、双方に愛されているだなんて。
なかなか、あるものではないと、思うのです。
その点、とても幸福な作品だなあと思えてなりません。
……不幸な作品も、見てきましたから。余計に。
誰かにとって大切な作品が、愛されていて。
愛しているよと叫ばれている。
幸福な情景で、微笑ましくて、少しなきたくなります。
ちょっと似た気持ちになるのは、ゼノブレ見てる時でしょうか。
わたしだってゼノブレは好きです。
ただ、ゼノと同じくらい? と問われれば、かぶりを振ります。
同じではない。
けれど、別の方にとっては、わたしにとってのゼノくらい、またそれ以上。
底抜けに、熱烈に、愛を叫ぶ作品でありましょう。
そのさまを見るのが、わたしはとても好きです。
誰かの真っ直ぐで、情熱的で、迷いのないさま。
快い。
愛されているものを見るのが好きです。
と。まあ、こんなこと書いてますが。
続きにまた短いお話以下の、日常切り取りを。
こりもせずサクラVですみません。ああもうみんな大好き。
ぷくーんで、ジェミニさんの相方はエリカさん。
もし、あの技を伝授されて帰還したら、紐育の面々の反応は……?
そんな単なる妄想です。