とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
こたつでみかんをゆきだるまごっこの季節
お休みの日に、おふとんにつつまれ本を読むのに良い季節となりました。
こたつがあればこたつむり。わたしはおふとんと気のいい仲間。
電気毛布ばんざい。
ぬくぬく読書のしあわせがなければ、冬なんてやってられません。
たまにうつらうつらして手から本が滑り落ちるのはご愛嬌。
しかも最近のわたしだと、ここへジョジョマラソンが加わるので。
ほこほこしながらドドドドドドド。
ただ今四部中ですが、仗助くんがきちんと掴みきれていません。
現時点で、どちらかといえば康一くんのお話が多い所為でしょうか。
もっと仗助くんを知りたいなあとぽんやり思っています。
何だか、こそりと、おでかけしたい気分です。
随分と長いこと遊びに行ったりしていないような。
映画も、展示も、お買い物もお茶も、すっかりごぶさた。
まあ早い話が神戸に行きたいのです。
ただ来月特定期間だとルミナリエに重なってしまうので……。
わざわざあんなアホほど人の多い時に行くのはいやですー。いやー。
のんびりまったり。歩いて遊んでくるりくると。
ももまんたべたい。
しかしわたし神戸はもう数える気すらないほど何度も行っておりますが。
いまだに異人館行ったことがないという。
あからさまな観光地的なところとは、ご縁がありません。
どちらかといえば海側ばっかり行ってるので。
観光コースは山側ですよね、だいたい。
(神戸の南北表記は『海側(=南)』『山側(=北)』)
好きな靴で石畳を踏んで。
お気に入りの服の裾を翻して。
飴色の扉をくぐったり、秘密めいた階段を上ったり。
古いものの気配が漂う建物をあちこち巡りながら。
素敵なものを見に。
ごまだんごたべたい。
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開いたページを盃に、言葉を喉へさらさらと
「好きな詩を一つ挙げよ」「好きな名文を挙げよ」
と、言われて。すぐさますんなり出てくる方は凄いなあと思います。
いやその、わたし浅学なものですから。咄嗟に詰まってしまうのです。
ちょっと悩んでからでないと、挙げられないです。
「好きな本を一冊選べ」と問われても同様。
こういう問いをみると、いつも、もっと勉強しなきゃと思います。
小さい頃は、大人になったら万葉集読破してるものだとばかり。
ええ、まだ一割くらいしか読めてませんよ……。
詩や短歌の類、たっぷりしっかり吸収しなければです。
たまに読む時は気に入ったものをメモするようにはしていますが。
それでも完全に暗記しきることは、なかなかできないのですよね。
先に挙げた三つの問い。
自分でも、納得のゆく答えはなかなかみつかりません。
当座をしのぐように、そろそろと答えることはできましょうが。
「これをくらえええぇぇ!」と力強く投げつけられる答えは。まだ。
こんなに美しい言葉はない、と思う言葉が、即座に出てこないのは。
わたしの心がひどく貧しいということなのでしょうね……。
でもゼノの言葉ならすらすら出てきます。どういうことなの。
ゼノだから仕方ないですね。なにせゼノですからね。
そしてわたしゲームにおいて一番好きな台詞はエリィのですしね。
あんな台詞を言える彼女だからこそ、わたしはいまだにこうも。
「自分が不安から解放されたいからあなたが必要なんじゃない。あなたを愛してるから、だからあなたが必要なの」
メモにはたくさんの詩や歌や名文が記してあります。
けれどメモを見ずに全てを暗唱することは難しいのです。
探す言葉を自力で自分の中から引っ張り出すことができないのなら。
それは、身についていないということ。
自分のものにできていない、血肉になってはいない。
ならそれはまだわたしのものではない。
お話を書く時だってそう。
相応しい適切な言葉を考える時、意味を精査する以外で辞書を引くこと。
それは個人的にだめだと考えています。
自分の内側で表現を探しているのに、外側に言葉を求めるのは。
全ては自分の言葉で。内から、中から、掘り起こすものと。
早い話が「外部記憶装置不可!」ということです。
自分の中から抉り出して「うぅおりゃあああああぁぁぁ!!」
って、ばちこーん叩きつけるのです。画面に。文章に。
だから書くためにはきちんとした内側への蓄積が必要。
積み重ねて積み重ねて。だから、もっと、勉強を。
日々精進なのです。ええつまりいつものことです。
がんばるぞー。おー。
因みに。
上でくそえらそーなルールを自分で定めておきながら。
わたし自身、常に守れてはいないのですよ。
色の名前については、本を見てしまうことが多々です……。
特に初めて書く人物は、色を決めてから、かかることが多いので。
そして色は人物固有にしたいので、かぶらないようにしようとして。
で。そうなると、必然的に色名ストックが手持ちだと枯渇しがち。
本という名の外部記憶装置と首っ引きになって、試行錯誤。
ああでもないこうでもないと頭を捻っているのです。
最近だとゼノブレは苦戦しましたね……。
シュルクの目の色は本当に悩みました。
金髪碧眼は描写に一番困るのですよ!
でも悩んで、本とにらめっこしたりぼそぼそと相談を重ねて。
ようやっとみつけた名前には、大変満足しています。
本当は、これらのことを全て一人ですべきなのですが。
まだまだですね。
ああ。本をのみこんで、中身をのみほすことができたなら。
たった一週間にも満たない
さむいです。いやこれさいきんほんまさむい。
暑いのと寒いのなら、暑いのをとります……。
分厚いコートに手袋に、とうとうイヤマフまで投入した先日。
まさか十一月から防寒最強装備することになろうとは。
これから少しやわらぐそうですけれど。
結局、冬の訪れが変わるわけではありません。当たり前ですが。
ううさむいようジャンドゥーヤとたいやきください……。
再構築でああだこうだしているので、ちっともお話が書けません。
や、同時進行すれば良いという話なのですけれどね。
ただ、再構築組にはまだ手がつけられませんから。
(気分転換に少しだけ書こうとして最後で頓挫中なのはひみつ)
それ以外のジャンルでお話を仕上げれば良いのです。
と、申しますか少し前まではそれをしていたはずなのですけれど。
例によって例のごとく挫折するケースが多発しましたうわあ。
指輪も紐育もFF5も書きたくはあるのです。
が。なかなか集中力が続きませんでした。
まあ指輪なんて危険なくらい長い年月放置してたやつですし……。
寝かせすぎて文体違いすぎて補整が大変という。
結局は自業自得ですね。ええそれにつきます。
ところがここにきて書きたくてそわそわしているのですよこのひと。
何のジャンルで、ということは、その。
ここ最近の日記をご覧の方ならお察しのことと思いますが。
ええ。ジョジョです。
しかも今、三部読んでるくせに一部が書きたくて日々ふつふつ。
ご夫妻が書きたいのですよ…あのご夫妻をどうにかして……。
紳士が素敵で、だいすきです。くまさん紳士。
エリナさんと紳士が幸せそうにしていて。
近くにスピードワゴンさんも一緒にいて。
三人が仲良くわいわいにこにこしている光景を見てみたいのです。
ディオさまはおかえりください。
いやむしろ体返してからおかえりください。
ただ書きたくても、手元に原作がありませんしね。
コミックレンタルで読んでいる身としましては……。
腹を括って一部だけでも文庫で揃えようかと悩みだす始末。
で、調べてみましたら一部二部セットで売ってるのですね。
よんせんにひゃくななじゅうななえんで。
…………
……わたし、わたし、今月来月DVD乱舞で……。
ぐおおおぉぉ…。
原作求める前に、資料集めしておきましょうか。
電信の詳細。発信受信の方法。所要時間。
19世紀英国のアフタヌーンティー作法。
大西洋航路所要日数。
全ては、五日間の花嫁のために。
それはまさに、あまいあまい
むやああああ図書館戦争DVD届いたうわああああ。
いつも発売当日にありがとうございます、じょーしんさん……。
むしろ発売日午前中どころか九時前に届いたという。
じょーしんさん、じょーしんさん、あいしてます。
確かゼノブレも八時過ぎに届きましたしね。驚愕しました当時。ええ。
取り敢えず本編みなおしてもっぺんないておきました。
わたし朝から寒さで頭いたいですのに何をしているのか。
や、でもいたいのちょっと治った気もします。
ありがとうラブコメ。ありがとう胸キュン。
やーそれにしても、やっぱり素晴らしい映像化でしたね。
この有川せんせ、野木さんラインは鉄板です。
抜群の安定感と信頼感。欠片ほどの不安もありません。
まだ特典映像は未見ですので日々こつこつ楽しみに見ようと思います。
……今月DVD三つくるんですけれどね。
欲望に勝てませんでした。しかもうち一つはDVD-BOXです。
い、一ヶ月早いクリスマス気分ということで……。
まあ来月パシリムくるんですけれどね。
この二ヶ月で半年か一年分くらいDVD買った気がします。
……もうしません。はい。
しかし改めて見ていると、原作読破組としては。その。
教官と郁さんがあれやこれやしていておりますと。
どうしても画面下とかにテロップを幻視してしまいそうで。
『後の究極バカップルである』とか。
『後のラブ夫婦である』とか。とか!
郁さんがかわいくて教官が夜、小牧さんに愚痴ってそうです。
部屋飲みしながら「俺の(後の)嫁が可愛すぎてどうしたらいいんだ」
とか心底深刻そうに語っていそうに思えてなりません。
そうしてこちらとしては笑いがこみあげてなりません。
ああもう微笑ましい。
ああもう続編まだですか。
後一年は無理でしょうけれどね。教官が大河でお忙しいので……。
それと、もし映画がシリーズ化しても別冊までいくと逆に困ります。
別冊の1はわたしが生命の危機をおぼえるレベルの甘さでしたので。
あれを実写でされると、その、激烈な死の予感に襲われそうです。
みたいようなこわいようなでもみたいような。
ともあれ。
これから、素敵なものがどんどん届きます。はあ。しあわせ。
きっと当たり前のことでしょうに
あかんなにこれいっぺんにさむく。
うう、おふとんの足が冷たいです。そろそろ毛布の出番ですね……。
寒い季節にスイカはありませんが、焼き菓子はあります。
むしろ焼き菓子が本格的に活躍する時期です。
ケーキもマフィンもクッキーも人気者。
そして満を持してのチョコレート。チョコレイト!
ジャンドゥーヤを考えたひとは天才だと思います。
毎年毎年、そして何度でも言いますよ。
ジャンドゥーヤを考えたひとは天才だと思います。
どこのどなたか存じませんが、わたしにジャンドゥーヤをありがとう……。
今日も地道に再構築。
すればするほど、色んなことを考えてしまいますね。
例えば、ですけれど。
ある人物がいるとします。必死にお勉強をします。
なぜ、お勉強をする?
その原因は。理由は。背景は。過程は。
何が種となって芽を吹き生じて実を結んだのか。
種を育む土壌は影響しているのか。
内面の揺れ動きや流れはどのように繋がってゆくのか。
根掘り葉掘り、これでもかというほど潜り続けなければならない。
けれど、何かを作ろうとするのです。
こんなことは、ごく当たり前のことなのでしょう。
むしろわたしが今までいかにさぼっていたのかを思い知らされます。
や、さぼっていたというより、興味がなかった。
繰り返しになりますが、わたし人間を書く気がちっともなくって。
初めて正面から、人間を書こう、と思ったのが今年から。
人間以外のところに重きを置いたというか、人間がないがしろすぎて。
自分で作ろうとするものに、ここまで潜ったことがありませんでした。
わたしが現時点で人生史上最深に潜ったのは確実にゼノです。
本当…我ながらアホほど潜りました……。
ただ、そうする必要があったのですよ。
そうしなければ書くことができませんでした。
今でこそエリィをさんざ好き勝手に書いてはおりますけれど。
最初の苦戦っぷりときたら、生半可なものではありませんでした。
いえ、あれはエリィと言うよりゼボイムエリィですか。
ほんっっっとに、苦戦しましたもの。ええ。
でもまあ、悪戦苦闘したお陰か、今ではすっかり書けるように。
……ちょっと色々やりすぎている気もします。そこは要反省です。
必死に知ろうとしました。
がむしゃらに理解しようとしました。
もがき暴れるより、淡々と沈むほうが確実だと知りました。
どうかあなたを教えてほしいと祈るように。
前にも書いておりましたが、やっぱり『潜る』以外に表現がありません。
でも。いくら偉そうに言ったところで。
わたしが理解したと判断したことも、所詮思いこみやもしれません。
ひとりよがりな。酷く勝手な。
それでもあの頃わたしは考えて。考えて、考えて、考え抜いて。
納得のゆく結論を導き出すことができました。
それが今のわたしのことば。フェイとエリィが育んでくれたもの。
今はすっかり喫茶住まいさせちゃってごめんなさいね! でも楽しいの!