とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
また、はじまると言うのなら
特に、何がどうというわけではないのですけれど。
モナドで、ふうっ、と。思ったことがあります。
ゼノブレぃ…ああやっぱり恥ずかしい!
モナドで。慣れるまでは頑なにモナド呼びでいきます。
ムゲフロ以降の、モノリスさん次回作。
まだその名前が、モナド以外の何物でもなかった頃。
ついていた副題は『Beginning of the World』でしたね。
さて、そして。
モナドの正式タイトルが決まるのと、日を前後して。
ういぃで、坂口さんの新作RPGが発表されました。
そちらは題名が『ラストストーリー』。
時期を同じくして現れた、二つの作品。
……なんとなく、辿ってきた過程を思うと、因縁を感じないでも。
けれどまあ、それは置いておくとして。
名前を比べた時、酷く感慨深いものがこみあげました。
『おわるせかいと、はじまるせかい』なのですね。
――わたしは、はじまるほうが、良いです。
単なる長年のひいきでしょうけれど!(笑)
しかしモナド…この春発売のはずですのに。
去年のE3でトレーラーがお目見えしてから、情報開示がありません。
それこそ、やっとこさ正式タイトルが聞こえてきたくらいで。
E3からずっと情報には飢えておりましたが、この展開は予想外でした。
だってまさかタイトルがあんなことになるなんて誰も思わないはずです。
友人へ、冗談で。
『春発売とか言いながら、四月の末でぎりぎり滑りこみかしらねー?』
みたいに笑いながら言ったのですけれど。
『発売日のアナウンスかかってから、まだ続報なしやろ…?
情報小出しにするにしても、五月にはかかっちゃうんやないかな……』
みたいに、真剣に言われてしまいました。
本気でぎりぎりじゃないですか。
『もしかすると、五月の連休合わせかもよ?』とも予測が飛んだりして。
延期の可能性までが脳裏をよぎりだしました。情報ないのに!
……ええ、情報がないからこそ、あれこれ考えがちなのです。
渇望状態は続いております。どうか、どうか続報をくださいなモノリスさん……。
わたし去年のE3からずっとこんなですよ。
因みに本体は購入済みですがいまだに電源入ってませんよ。
あなたを待っているのですよ。
何かエピ1発売前のPS2本体みたいなことになっています。
取り敢えず、せめてふやふやくんの名前だけでもー…。
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どれだけ言葉を尽くせば、万分の一でも伝えられる?
さあさ。最早、しつこいくらいやもしれませんが。
今日と言う日に、書くことはひとつきり。
ゼノギアス、十二回目のお誕生日おめでとうございます。
二年前の今頃は、夢心地でとろけそうでしたよ。
いまだにありありと、思い出すことができます…幸福でした。
そういや今年もゼノ関連イベントあるのですよね。
プチオンリ…どんなものでしょう。よく、知らないものでして。
けれど、楽しそうなのは、うきうき伝わってきます。
東京ですねえ。どうしましょ。
プチオンリはおろか、普通のイベントも長いこと行ってませんし。
勝手が分からなくて、今はちょっとためらい中です。
ともあれ。色んなことのあった、十二年ですけれど。
多分これからも変わりなく、毎年同じことを言うのでしょう。
ほんと、懲りない……。
で。
お誕生日なわけですから。
やっぱり、お菓子が要りますよね。
なんか毎年何かしらお菓子作ってる気がします。
まあ、本人も楽しいので良いのですが。
イベント的にケーキが望ましいですけれど、カップケーキで許してください。
その代わり、頑張ってウロボロス仕様にしましたよ!
しかも今回は、ゼノサントラをイヤホンで聴きつつの作業でした。
無駄に一人で盛り上がれました。
冥き黎明でバターをねりねり。
分量はかって粉をふるってお砂糖ざりざりおらが村は世界一。
時折、曲でうっと詰まって、作業が止まることも。
泡立て器を扱う手が、遠い約束に、力を抜かれて。
黒月の森でふわんとココアの香り。
また途中、グラーフの曲でお菓子作りはちょっと…と今更思ったり。
いや何か、生地に滅びの母的なものが入っちゃいそうで。
けれど偶然、例の曲が流れた時は洗い物中で安堵の息。
グラーフ泡の力の覇者。
導火線と同時に菜ばし落としてあわあわ。
それから、それから。
クッキー生地を寝かせる間にケーキ生地作製開始。
が。時間配分誤って、クッキー型抜き・焼成と同時進行。
しかもクッキー生地自体が、ココアとプレーン二種類あるので。
実質お菓子三種類同時進行。
若干泣きたくなりました。
曲が悔恨と安らぎの檻にてだった、というのを抜きにしても。
まあ、あれこれ紆余曲折もありまして。
半分成功、半分失敗、といったところでしょうか。
生地は今回、物凄くよくできました。自画自賛ひゃほう。
ただ、生地が結構重たいことを忘れておりまして。
入れ物が柔らかいので、支えがないと広がっちゃうんですよね……。
お陰で、カップケーキのくせに、えらく横に広がっちゃいました。
むしろマドレーヌみたいになってます。なんという。
今後も同じレシピで、精進を重ねていきたいところです。
そうして、そうして……今年、お祝いのお菓子は、こうなりました。
いかがでしょう?
下は、砕いたチョコの入ったカップケーキ。
上のウロボロスは、ココアクッキーにプレーンので顔をつけてます。
ケーキとクッキー、上下を接着するのは、キルシュ風味のいちごジャム。
また、ウロボロス細工の接着も同様です。
真ん中に見えてる黒いのは、砕きチョコの欠片ですね。
どうにかこうにか、思い描いた設計図通りではあります。
お花は、なんとなく後で付け足しました。
いや別にあそこちょっと歪んでるので隠すためとかじゃないですよ。
ほらだってウロボロはおんなのこですから!お花つけたい日もあるはず!
友人にあげるぶんもラッピング終わったので、後は渡すだけです。
ただ友人のウロボロ、いちごジャムがやや多めになっちゃいまして。
若干ウロボロが吐血しているように見えなくもないのですが気にしない!
ら、ラッピングに可愛いハギレとフリンジつけたので許して貰おうと思います…。
そしてお菓子に手間かかりすぎて、小説書く体力がなくなりました。
アホすぎます。
ええ…まさか三時間かかるとは思わなかったんです……。
もうちょい早いつもりだったのですが。作業量が多すぎました。
せめてクッキーの仕込みだけでも、先に済ませておくべきでした。
また、お祝いに用意していたお話も。
モナドでびっくりした拍子に書いてしまってた、というのもあります。
ただ、今月一杯はゼノ月ですし…まだ書きたいことがあるのです。
先日から二つほど、短いの書いてますが。あれ一応シリーズです。
どんな関連があるシリーズなのかは、また後日にでも。
ほつほつ書いていきますので、よろしければお付き合いください。
では、最後にもう一度。
ゼノギアス。お誕生日おめでとう。
あなたが生まれてきてくれて、ほんとうにほんとうに嬉しい。
あなたに携わった全ての方が、幸福でありますように。
生まれてきてくれてありがとう。
ですから、どうか。ゾハル。
拍手のお返事は、後日、させて頂きますね。
いつもありがとうございます……!
気持ちだけは前夜祭
さてさて。明日はカップケーキを作りましょう。
初めてのレシピなので、少し緊張です。
バレンタイン直前、少し早めに友人へあげるぶんを作るのです。
今年はカップケーキに決めました。
図書館で、可愛いカップケーキの本をみつけたものでして。
今までマフィンとかは焼いてきましたが、カップケーキは初めてです。
けれど、知れば知るほど、なかなか興味深いお菓子ですね。
基本の生地さえあれば、アレンジ次第で変幻自在です。
ずっしりココア生地にキルシュまぜて、さくらんぼ乗っけた『黒い森』とか。
マカロンでも見ましたが、マスカルポーネ使ってティラミス風も可愛い。
楽しくページを繰っておりましたら、良さそうなもの発見。
基本のカップケーキ生地は、同じで。
焼いたその上に、別に作っておいたクッキーを乗せて飾るのですって。
おお、これは簡単。お手軽。材料少ないですし。
それに泡立て系作業(メレンゲとかクリームとか)もなし!……苦手なんです。
作るものを決めると、後は細かいことをあれこれ脳内打ち合わせです。
入れ物となる、グラシン紙のカップは購入済み。
ただ、本に載ってるような可愛い飾りはみつかりませんでした……。
手持ちのリボンや布で、そこいらはカバー予定です。
で、肝心の中身について。策を巡らせて、ふと思いつきました。
黒い森風カップケーキとかあるなら、ザッハトルテ風もいけるのでは?
基本の生地に砕いたチョコを混ぜて。
上に乗せるクッキーをココア風味に。接着剤があんずジャムなら完璧。
ああ、でもあんずジャム高いですし。作りますか。
本によれば、干しあんずからもジャムは作れるそうです。
が。干しあんずも近場では売っていませんでした。くそう。
仕方がないので、別案発動。いちごジャムで代用。
一応、チョコといちごも相性は良いですしね。
ただし、せめてものあがきで、ジャムはボンヌママンの!
こないだ買ったキルシュヴァッサーを垂らして混ぜてみましょう。
ほんのりキルシュの香り漂わせて、ケーキとクッキーを接着。
インチキザッハトルテ風カップケーキ、作れたらと思います。
さてさて。こんな日記の内容ですが。
カテゴリは、ゼノに分類されています。
何故か。まあ、明日という日の時点でばれている気もしますが。
理由は別に、もう一つあるのです。
それは……。
上に乗せるクッキーが、ウロボロス型(予定)だからです!
頑張って作りますよ、ココアウロボロス。
最近、新しいレシピの勝率が悪いので、心してかからないと。
『バレンタインだからー』と家族を偽り、二月十一日にお菓子作るのも、
段々慣れてきた気がします……。
嘘は吐いても、この十余年、あなたをおもい続けてきたのは本当です。
さ。一人でこそりと、お誕生日にしましょう。
お祝いするくらいしか、わたしにはできませんから……。
文無きや 文無きや
先日、久し振りにポップンをしました。
データ消えてなくて良かったです…ぎりぎり有効期限内?
もう新作稼動してますよ。
いけませんね、ちっともついていけてません。
まあ、一番近いゲーセンまで電車賃往復で五百円以上なのが悪いのですが。
気軽に叩きに行けてたまりますかこんなもん。
新作、なかなか笑わせてくれました。
曲も惹かれるのがかなりありましたし…今回は楽しめそうです。
しかしデス曲のレベルが20なのが胡散臭くてなりません。
ははは、嘘をつくなデス。こんなレベルなわけないでしょう。
いつだって、さんざにわたしを苦しめてきた貴方が。
そんなやさぐれ気分のまま、選曲しましたよ。
モナドやらムゲフロのこともあって、何やらもやもやを抱えたまま。
『ああ、デス。Des。わたしなんだかこのところ、大変デストロイやの。
だから……お願い。壊させて。』
みたいに思いながら。
……普通にクリアしちゃいましたよ。最後まで疑いながら叩いてました。
絶対どこかでイジメゾーンがあると信じきってました(笑)
どうしたのデス!貴方がいじめてこないとか逆に怪しいですよ!
他にも、渋いお茶のおじさま曲も叩いてきましたが。
いやあ。久し振りにあんないやらしい譜面に当たりました。
叩きにくい叩きにくい。本当にいやらしい。
まあ、相性の問題なのでしょうけれど。
階段譜面の連続には、極端に弱いのです……。
そんなわたしに、おじさま譜面は鬼のようにいやらしかったです。
撃破はできましたが。なかなか叩きがいがありました。
機会をみつけたら、ちょこちょこ叩きたいところです。
先にも挙げましたように、このところ、ムゲフロやら、モナドやら。
いっぺんに情報が来すぎて、くらくらしそうです。
で、そんな情報を得た時の気分を……音ゲー曲で言うとしたら。
どの曲が当たるかなあ、などと、ほろほろ考えておりました。
リンク先はどれも、音と別窓にご注意ください!
モナドの続報を聞いた時。
……まだ、正式タイトルで呼べないのです。気恥ずかしくて。
ですのでしばらくは、モナドで通させて頂きますね。
話がそれました。ええ、続報を聞いた時。
本当なら、ひたすら、喜びに満ち溢れた曲が良いのでしょう。
それこそStarmineとか、AGEHAとか。
もう嬉しくってはちきれそうな、可愛くて明るくてはっちゃけた曲。
というわけで、りゅーさん率が高いですね(笑)
しかしりゅーさん、Starmineが一般公募して通ったデビュー曲とかどういうこと。
才能恐ろしい。流石です。
けれど、最初に考えた時。咄嗟に呟いたのは。
『……蛹?(※色んな意味でアレなので、敢えてリンクは張りません)』でした。
うん…なんでしょう、素直に、底抜けには、喜べなくって……。
ほら、エピ2であれだけのことがあったでしょう。
エピ3を終え、ソーマ、ムゲフロと触れてきてもなお。
まだ、拭い去りがたい恐怖のようなものがあるのです。
ウフフフハネハハエマシターーー!
……いやでもだからって蛹は酷すぎますね。
では、いっそのこと、橙色の誰かさんので。
滲んで、かすれて、セピア色。歪んで、響いて、寵鳥耽々……。
――もしかしたら、moon_childも良いやもです。
けれど、色んなものをひっくるめて。
全部吐き出してしまえば、もうたまゆらが一番良いのではとも思えます。
ユーザーの気持ち、願い、過去、あらゆるものをこめて。
昔からこの曲は、シオンさんに似合うと思っているのですけれど。
今回に限っては、ユーザーのおもいをこめても、良い気がします。
本来の曲は、後朝の歌。
透明で、それでも艶で。控えめな叫び。
『胸元に薄紅の彼方の貌』は残り続けていました。
でも『便りなき花は枯れてゆく』のですよ?
みぃんな、まとめたら。多分、本日のタイトルです。
ずうっと。お声が、聞きたかった――
――え?ムゲフロ続報?
えーと。ええーと。そうですねえ。
モモち参戦、と聞いた時は、そりゃあ怒りが有頂天でした。瞬発的でしたが。
……ヴォーイ。
花を持つ
ふっ、と。視界にあざやかなものが入ります。
窓は空恐ろしいほど結露がびっしりな中、それはとてもあざやかで。
部屋に、お花があるのです。
シンプルな台形の、白い陶器に、オアシスが入っていて。
そこに色んなお花が活けられています。
けれど、わたしはお花にあまり詳しくないので。
カーネーションと、スイートピーと、ガーベラくらいしか分かりません。
あ、パンジーもあるかな?丸いのは…ぽんぽん菊……?うーん。
お花、先日結納を終えたばかりの姉がくれたのです。
なんでもお席に飾られていたものを、ホテルの方がくださったそう。
『どうぞ』って、贈られたらしくて。
ああいう場にあるもの、頂いたりするのですね。初めて知りました。
『私は彼から別に貰ったから』と、おさがりにくれました。
もう、飾る場所がないのですね。
不思議です。
あまり切花って、好きではないので。部屋に飾らないのです。
……未生流の姉には到底言えないですが(笑)
そんなわたしの部屋に、お花が飾ってあるのです。
花嫁さんのためのお花が。曇りない幸福と祝福に満ち溢れたお花が。
偶然。こんな二月に。
モナドの続報を知った直後に。
ちら、と視線をやるたび、あまりの華やかさにきおくれがしそうです。
けれど…それらは、とても控えめな色合いなので。
白、淡い淡いピンク、こっそりと黄、ラッパのような淡紅色にさりげない紫紺。
ところどころには、軽やかな緑もひそませて。
部屋の、来訪者のような住人のような存在に、おそるおそる思います。
どうか、十一日までは元気でいてくださいな。