とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
おかえりなさい少し異なる新世界
ムゲフロエクシード、発売おめでとうございます。
……これって、どう略したら良いのでしょう。む、ムゲフロEXとか……?
すっごいひとごとな書き出しですね。我ながら。
発売直前、あれだけだらだら長々と言葉を連ねておりましたのに。
でもまあ、仕方がないのやもしれません。
何せ一月ラストにまさかのモナド続報が飛びこんで。
動揺と混乱の極みのまま幸福の二月へ突入です。
ゼノ好きにとって、最も意味深い月へ、とんだスパイスをくださったものです。
怒濤のように巻き込まれてゆく、狂乱の二月、はじまりはじまりで。
お陰で二月が逃げまくりでした。もう月末てどういうこと。
……やっぱりお祝い話少なくて申し訳ありません。
いつになく、溺れてしまいそうに感情や言葉に満ちた。
亜光速のように過ぎ去る如月でした。
――と、まあ。
購入確定新作発売日に、なかなか悠々たる調子で書いておりますが。
単に『二月だから』というだけでなく、他にも理由はあるのですよ。
それは簡単。
ソフトが手元にないからです。
ふふ…あまぞんさんだと、本当に当日届かないんですね……。
話には聞いておりましたが、こうも真実だとは。
でも覚悟はできてましたし、後悔はしておりません。
何せ自らが望んだことです。
今回、友人と一緒に買ってるのです。で、受け取り先がわたし宅で。
前作積んでるくせに、友人も欲しいとか言い出したので。
なんかもうめんどいからついでに買っちゃおうーとなったのです。
で、買う時に。
『どこで買う?発売日に届くところと、届かんとこあるけど』
みたいに問われたのですが。
丁度その頃は、モモち参戦が確定し、わたしが一番やさぐれていた頃で。
『……いいよ、別に当日じゃなくっても。すぐにしたいと、思わない……』
みたいに、くさくさしつつ答えたのです。
そのために、初めてあまぞんさんの洗礼を浴びることとなりました。
分かっていても、むやみに緊張しますねこれ。
『もう届かないんじゃないか』みたいに、著しく不安感を煽ります。
出来うる対策は、可能な限り、ソフトについて考えないこと。
最早発売日が嬉しいものなのやら苦行なのやら分かりません。
明日には…くるのかなあ……。
ああ、それと。
今週のファミ通で、やはりモナド続きの記事きてないっぽくて。
(カバーに覆われた表紙だけ見たのですが、タイトル名が見当たらない)
心の奥でこっそり暴言を吐いたのは秘密です。
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カウントダウンにも遅すぎる
愚痴っぽくなるといけないから、あとまわし。
……そんなことを言っている間に、あと二日です。
何のことかと申しますと、ムゲフロ新作です。
あまり前向きでない言葉をぐねぐねつくねておりましたら。
思いっっっきり、既に発売直前になっていました。
ああもう。
まあ…最初の驚嘆から不安に流れ、歓喜の渦へ、そして途中でデストロイと。
実に落ち着きのない反応を取り続けてしまいました。
けれどデストロイ以降、日にちを置いたり、こまこまと情報もきたりして。
無差別にヴォーイと叫びたく気持ちも、随分落ち着きました。
若干の、後ろ向きは含みますけれど。
それは最後にこっそり呟くとして、発売直前にぼんやりしておきましょう。
こないだモナド目当てで購入したファミ通。
レビュー載ってたので、まあ話半分の気分で読んでみましたら。
全体に高評価。
けれど、全員が全員軒並み『でも、マップグラフィックが…』
って書いてるのを見て、思わず吹き出してしまいました。
口裏合わせしてるにしても、実に息ぴったりでした。
でも今作のマップに文句言ってたら、前作なんてどうなるのでしょう。
FF4とFF5の間くらいのグラフィックでしたからねえ(笑)いっそ潔いくらいです。
新作ではFF6とクロノの間くらいになってますし、十二分に思えます。
やっとスーファミ後期らへんになってくれましたよ!わーい。
前回を知っているからこそ、こんな風に思ってしまうのでしょうか。
友人に訊ねたら『FF6とクロノ辺りなら、もう充分じゃない?』と返されました。
ですよね。あの時期のドット、本当に美しかった……。
容量倍増と聞きましたし、マップ頑張らはったのでしょう。
でも増えた容量が全部台詞集に消えてそうな気もします。
やりかねません。主に駄狐。
あ、でもツノと鎖のおにいさんの台詞には突っ込んでくれると信じています。
お前はどこの野を馳せる者、みたいに。
あー。
ハーケンと神夜さんのラブカップルっぷりが加速してて可愛いなあー(独り言)
さて、では残りは若干不安多めのゼノ寄り話ですので。
こそりと格納しておきますね。
不安で恐々している文がお好きでない方は、回れ右をお願いします。
それと、純粋にテロスや、エピ2やエピ3がお好きな方も。
注意が多くて申し訳ありません……。
今昔むきゃむきゃ事情
新作稼動もめでたいポップン。今回はとても叩きたいなあ…。
最近遠ざかっておりましたが、急にまたむくむくとやりたくなって。
田舎という場所から、日常的に叩くことはできないのですけれど。
それでも叩きたくて、うずうずしています。
いえその。少し前、友人とゲーセン行った時に、盛り上がってしまって。
新作だからちょっと叩いとくかー、くらいの気持ちだったのですけれど。
ポップンで、曲セレクトをする時、少しだけ曲のデモが聴けます。
サビの部分とか、特徴のあるフレーズとかが試聴可能。
他にも曲ジャンル名や、アーティスト名、説明文などなど。
そういった情報から、どの曲を選ぶか決めるのです。
で、先日。
お喋りしつつ、友人がとある曲にカーソルを合わせた途端。
聴こえてくる歌。その。歌詞。
♪いーとーしーさとー、せーつーなーさとー、こーこーろづ(以下略)
二人して、『!!?』みたいになりまして。
軽く、喜ばしい混乱状態に陥りました。
二人「「おおおおおおおおお!?」」
友人「こ、これは…」
もえぎ「青春があああああ!われわれの青春がああああああああ!!」
レベルも気にせず、即決定の赤ボタンを叩きつけた友人が大変男前でした。
他にも気になる曲はありましたのにね。
これはもう、逆らいがたいものがありました。思い出付加価値は強いです。
あまりの懐かしさに、何かこう、おなかの底にぐっとくるものがありました。
勿論、わたしも叩いてきました(笑)他に何を選べと!
ハイパーにしてもレベルさほど高くありませんし、また叩きたいものです。
あと思わず笑っちゃったのが、この曲を担当しているキャラです。
以前は版権曲はミミニャミが仮装して担当したものですけれど。
最近はキャラの使いまわしで対応しているようですね。
そこが少し寂しい。
けれど、今回ばかりは許します。
なにせ担当キャラが、ポップン収録の下村さん曲担当のキャラなので。
しかも曲ジャンル『格ゲー』の。分かってますね、スタッフさん(笑)流石です。
ポップンには、イトケンさんも下村さんもいらっしゃいますし。
イトケンさんに到っては、とうとうギタドラにまで参加されちゃいましたし。
あとは、光田さんも来られたら大喜びなのですが!
そうそう。あと、格ゲー繋がりで、友人とこんな会話をしておりました。
どういうわけか、最近のじゃなく、昔の作品方面で。
もえぎ「かぷこんさんは多少分かるけど、えすえぬけさんあんま知らんのよな…」
友人「ああ。それは、うちもやな」
もえぎ「流石に有名どころは知ってるよ!京さんといおりんとかね」
友人「流行ってたしなあ」
もえぎ「うん。未プレイながら、京さんはいつ卒業できるのかしらと思ってた」
友人「ダブリか…」
もえぎ「サムスピ初代とかは少したしなんだけど。KOFあたりはほんと知らん。何やろう、同じ格ゲーでも、かぷこんさんとは雰囲気が違うよね。あんま肉々しくないというか、全体にすらっとしてはるというか」
友人「細マッチョとゴリマッチョか」
もえぎ「それや!!」
長年の疑問が氷解しました。ああ納得。
はて、でもそうなると、新たな疑問が。
鉄拳はどっちになるのでしょう?
仁さんとか…細身かと思いきや、凄く筋肉しっかりしてはりますし。
でもゴリマッチョと呼ぶには何かが違います。リュウと何が違うのでしょう。
――あ、ちょっと分かった気が。埃っぽくありません。
リュウは埃とか、砂粒とか、ざらざらしたものに塗れてる印象。
けれど仁さんは、あまりそんな感じがしません。うーん?
そもそもの話として、2Dと3Dを比べるなという話でしょうか。ですね。
でも新世界とかでも、BGM比べるだけでも時代の流れを感じたものです。
同じ格ゲーというジャンルでも、鉄拳とストリートファイター勢のあの違い。
まあ、どちらも大好きなのに代わりはありませんが!
ゴーイング偕老同穴の幸い
おおもえぎよ ちょこほりっくとは なさけない
まあそんな風に言われたわけでもありませんが、徐々に回復中です。
ここ数日の経歴。
・白菜ハンター
・お大根ハンター
・きんぴらごぼうハンター
・おねぎハンター
ようやっと、胃が落ち着き始めてくれたようです。ああ助かった。
このままでは…このままでは……。
冷蔵庫に眠る、
姉の婚約者さんがくれた生チョコを食いっぱぐれてしまいます――
懲りてません。
黄昏に消え去ってしまえ根っからのチョコレートジャンキー魂。
先日…もう二週間くらい前でしょうか?
友人と一緒に、美術館でやってた展示を見に行ってきました。
元々、東京でやってたやつなので、ご存知の方も多いのでは。
ジブリ作品の背景画を描かれている、男鹿さんの展示です!
それはそれはもう、どっぷりたっぷり楽しんで。
あまりにも堪能しすぎて、会場内に四時間弱ほど滞在してました。
お昼過ぎに入って、出る頃には空が真っ暗でした……。
休憩なしで立ちっぱなしですのに、疲れは一切感じませんでした。
ほんと、素敵でした。
けれど今回、内容についての感想は後日に譲りましょう。
ちょっと別のことを、ひそひそ書いておこうと思います。
美術館や博物館の、物販て、最高に魅力的ですよね。
しかもこの展示はジブリ作品ざっくざくなわけですから。
とてもではありませんが、買わずに素通りなどできるわけがないのです。
抗いがたい魔力に満ち満ちて、気づけばレジに並んでいる次第です。
後悔はありません。満足すぎます。
しかも、特設物販の設置位置がまた、ずるいのです。
や、もしかすると、全ての展示で、このような並びなのやもですが。
会場内、巡り巡って四時間弱。
肺の底からどっぷり世界につかって、出てくる足取りは幸福にふらふらです。
そんな、余韻がいんいんしている状態で。
目の前には魅惑のグッズが一面に広がっているわけです。
とんだ罠です。
数々の名場面が映ったたっくさんの絵葉書。
どう考えても大人向けな数万円もするレプリカ飛行石。
お菓子、お酒、関連書籍もどっちゃりと。
あそこに行けば、『目移り』という言葉の意味を、実地で知ることとなりましょう。
そんな素敵な品がたっぷりな中にあって、更に目を引くもの発見。
各作品ごとの、メタルチャームコレクション。
劇中に出てくるアイテムを、しっかりとしたメタル素材で再現しているのです。
例えば。
魔女の宅急便なら、キキの看板や、奥様が焼いてくれたケーキの模様など。
そういったものが作品ごとに用意されていて。
手の平におさまる、ちんまりした金属製の丸いケースに入っています。
このケースもまた、作品をモチーフにした、とても素敵な意匠。
ただ、中身は見えません。
幾つも種類があるチャームの、どれが入っているかは、開けてのお楽しみ。
おおはしゃぎで飛びついて、全体にはずれのないラピュタを選びました。
全六種類の中で、あんまり欲しくないのは、一つだけ。
これなら安心だ!と、意気揚々と購入。友人も同じものを。
で、購入後、うきわくしながら二人して開封式。
内心『ひっこうせきっ!ひっこうせきっ!』とコールしながら開けてみますと。
見事、あんまり欲しくないのがどんぴしゃで当たりました。
あの凹み具合をお見せしたいくらいです。
わたしが一人で頭を抱えておりますと、友人はロボット兵を当ててました。
そして淡々と『持ち比べて、重さを量って選んだ』と勝利の理由を明かしました。
先に言ってちょうだい、と思いました。
実に楽しい、十二分に充実した日でしたが、これだけが心残りでした。
そして挽回の機会が訪れました。
別な日、姉も展示に行くというので、どうかラピュタを買ってきてと頼んだのです。
この胸のもやもやを晴らすには、もう一個買うしかないと踏んだのです。
まさか二個連続で同じのが当たるまいと思いつつ。
そして――当日。
帰ってきた姉に、どうだった買ってきてくれた!?と訊ねますと。
『売り切れてた。』
あああああ
雪辱戦に挑むことすらできないという有り様。
最後の望みが断たれ、しょんぼり度は天井知らずです。
わたしには友人のロボット兵をうらやみ続けるしか道は残されていません。
そんなことを思いつつ、当たったチャームを部屋に飾っておりました。
個人的にあんまり欲しくないだけで、出来自体は良い品ですので。
たまにちらりと眺めては、溜め息をつくこともあったりでした。
ところが。
意外な方向へ、展開が続きまして。
更に後日。ぶっちゃけ昨日。
さりげなく結納をしてた姉が、夜、部屋を訪ねてきました。
わたしは残念ながら参加できず、話を聞かせて貰っていたのですが。
姉が何やら手に袋を持ったまま、あることを切り出しました。
どうやら結納が終わった後、婚約者さんと神戸へ遊びに行っていたようで。
そしたら、神戸のモザイクに、ジブリのショップがあったらしいのです。
もえぎ「え、モザイクそんなんあったの?」
姉「うん。でね、普通に売ってたよあれ。美術館のと同じやつ」
もえぎ「嘘ん!?勝手に限定かと思ってた…地味にショックやわ」
姉「私も。で、だから――」
まさか、と思うわたしに向かい、姉が袋から、す、と差し出したもの。
それこそ。わたしの鬱屈を振り払うことあたう、ただ一つのもの。
リベンジ・メタルチャーム!(二個目)
おおおお!とテンションの上がるわたしに姉が語るには。
偶然訪れたショップで、偶然発見したメタルチャーム。
一緒にいた婚約者さんに、買い求める理由を説明。
『妹がへちょいの当てちゃって凹んでて』みたいに言いますと。
……婚約者さん、わざわざ幾つも持ち比べて、重さを量って。
『これが一番重い!』と、選んでくださったそうです……。
感心しきりの姉曰く『男の子やねえ』だそうですが。
ごめん、ねえさん。それ友人もしてたわ。ううんそれより。
わざわざそこまでしてくれた、婚約者さんに感動しました。
選んでくれた、渾身のメタルチャームは、ロボット兵でした。
一番重いんですね、これが。
ありがとう、お義兄さん……。
義妹は、いたく感動致しました。今度必ず、お礼を申し上げなければ。
ただ、きちんとお名前知るまでは『感心な若者』って呼んでたのは秘密です。
(呼称理由:お土産がいつもケーキだったため)
あと内心、『結納直後に何してるの二人共…』と思ったのも、秘密です。
カース・オブ・テオブロマ
胃が…、胃が……。
チョコホリック胃袋アタック。大絶賛継続中です。
なぜチョコでこのような事態に。
何かもう、食欲すら危うい状況です。
昨夜の夕食、お鍋では、完全に白菜ハンターと化していました。
因みに今夜のおでんは、お大根ハンターでした。
重いものが…重いものが食べられません……。
まさか、チョコでスリップダメージ食らうとは、誰も想像しませんよね?
あれは本来回復アイテムであるはずです。
……程度なんですね。全ては程度の問題……ごふう。
しかし二日経ってもまだ、胃がおかしいだなんて。
もしかして、胃そのものが荒れてしまったのでしょうか?
チョコで。ええチョコで。
ここまでくると、そのうち変死体とかで『死因:チョコ』とかでてきそうです。
本望ですけれどねひゃっはー!
――くう。でも、この胃への攻撃だけは、いかんともしがたいです。
表面を保護するようなものを、口にするべきやも。
うーん。蜂蜜とか?
……駄目ですよまた甘いですよ。むがー、胃ー。
これだけチョコで苦しみながらも、意識はバレンタインですよ恐ろしい。
や。なにせほら、二月ですから。
ゼノ好きにとって、二月ほどイベント盛りだくさんな月も、ありません。
誕生日で。バレンタインで。節分で。エピ1誕生日で。
更にはソーマの誕生日でもあります。
偶然なのやら必然なのやら。とにかく縁の深い月です。
それに今年は、ムゲフロ新作の発売月でもあります。
どこまでもモノリスさんは、二月を特別にしていらっしゃるみたいです。
これだけイベントたっくさんなのですから。
張り切らないわけにもいきません。
去年は何もできないという屈辱を味わったので、今年こそは……!
何か、お祝いしませんとね。
わたしにできる、わたしの方法で。