とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
歪な栓
何を書いても、上っ面な気がします。
軽薄、とまではいかずとも、どこか重みのない。
そのため、前回の日記で……書いた文章を、ごっそり削りました。
本来はもう少し長かったのですけれど、カットです。
書いててどうにもぐちゃぐちゃしてしまったのです。
けれど、数日おいておきましたら、多少ましになった気もしまして。
とはいえかなり私的な視点ばかりですので、続きに隠しておきます。
ついでに反転も。ご不快な方は回れ右をお願いします。
普段通りのことをするのが、西にいるわたしたちの役目。
ですから、東の件で日記に書くのはこれでおしまい。
後は、黙って支援に徹するのみです。
わすれるわけが
びっくりするほどお久し振りです……いやほんとこれどれだけぶり。
長らく留守にしまして、すみません。
ご無沙汰しております、もえぎです。
突然ぱったり日記をとめてしまい、申し訳ありません。
ついったのほうにも、全然出没しておりませんでしたし……。
まさかこんなに長くあけることになろうとは思いませんでした。
あ。別に体壊したとかそんなのではないのです。
ただちょっと、精神状態がいろいろといっぱいいっぱいでした。
そういう時は、ろくな言葉が出てこないものでしょう?
ので。おさまるまで、口を噤むことにしていたのですけれど。
よもや、こうも長引くとは。
まあまだいっぱいいっぱいは続いておりますが、挫けることはできません。
やるべきことを、やらないと。
それに。――今だからこそ、被害のない地域にいるからこそ、頑張らなければ。
多くの方が、やりたくてもできないこと。
経済を回すこと。物流を澱ませないこと。消費活動をとめないこと。
そうして、向こうが少し落ち着かれてから、募金を叩きつけること。
今は遠回しな後方支援。じっと耐えて時を待ちます。
あなたがたを助けないわけがない。
だって、あなたがたは、神戸を助けてくれたでしょう?
九州はミルチア太陽系圏で六本木はアリアハン
もっと早くに、ご挨拶をしなければなりませんでしたのに。
今更ですが……無事に、東の都より、帰還致しました。
いくらなんでもご報告が遅すぎますね。
それに、オンリレポだって書いたほうが良いでしょうし。
や。オンリのみでなく、他にも色々書き留めたいことはあるのです。
しなければいけないことは、山積みです!
なのについつい…ぐったりしてしまいまして。
その上、ちょっと回復するとついついスパロボしてしまう始末。
駄目ですね。主に後者が。ええ全力で後者が。
色んなことを、してきました。
素敵なイベントは言わずもがな。
懐かしい顔との再会や、楽しいお喋り。
そして数年ぶりに直接触れることのできたひと。
三人パーティでのルイーダの酒場。
そしてそこでの経験値獲得の夜。
あと雪。凄く雪。
ふふ…まさか帰り道に十二時間以上かかるとは思いませんでしたよ……。
もうしばらくバスには乗りたくないです。
適当にざっと流しただけ、だいたいこんな感じでした。
つくづく意味が分かりにくいです。まあ、断片にもほどがありますし。
そのうち、地道に書いていけたら…と思います。
ただ、どうにもさくさくとテンポよく書けそうにはありませんので。
のんびりと、半分忘れたような心地でお待ち頂ければ、幸いです。
しかも、素直に感想を書けばよいものを、他のことも書きそうですし。
ふらふらとした書き手ですみません。
それと、スパロボが楽しくて本当にすみません。
カチーナさんかわいい。
遅くなりましたが、続きに拍手のお返事です!
とくとく。とくとく。心音にも似た
わああい、本、できましたー!
くう。間に合ってやれやれです……。
途中、印刷設定で発狂しそうになりましたけれどね。
いえその、初めて中で綴じるタイプの本にしたので……。
勝手が分からなくて悪戦苦闘もいいとこでした。
印刷以外にも、あれやこれやとありまして。
色んな意味で友人のお世話になりっぱなしでした。
ありがとう、友人。いやむしろごめん。ほんまごめん全面的に。
今度のバレンタイントキオで、おみやげ買ってきますね。
オンリ以外にも、色々予定ができそうでうきうき。
今回のオンリ、参加するかどうか大変悩みましたけれど。
久し振りの人に会える、ということを考えましたら、良い判断でした。
行くと決めて、良かったです。
人に会えるのが嬉しくて楽しみでそわそわです。
爆発するような激しい喜びではなくて。
とくとくと底から静かに滲み出してくるような。
川底で湧き出す水源に、くわくわ踊る砂みたいな感覚です。
ちっとも派手ではありませんが、本人は至極満ち足りています。
そして今更なのですが今日の日記、繰り返し表現多いですね。
ほぼ完了した東征準備、心残りがあるとしましたら、二つ。
一つは、新刊の表紙です。
最初は本自体、そんなに作るつもりではなかったのですけれど。
ちょっと途中で気が変わりまして。
もう少し作ろうと思ったのはよしとしても。
……追加で買った紙、色を間違えてしまいました。
痛恨のミスです。酷い自滅です。
ので。新刊のうち数冊だけ表紙の色が違うのです。
どう考えてもあまり見栄えの良いものではありません。
これが地味に悔しかったりします。
もう一つは、おみやげ。いえむしろ、差し入れ?
東へ行き、久し振りに色んな方に会えます。
けれど、新刊であわあわしていた所為もあり、あまり時間がなく。
たいしたものを用意できませんでした。
せめてと思い、包装だけでも多少頑張ってみましたが。
うーん、どうでしょう?焼け石に水な気もします。
ともあれ。もう、カウントダウンです。
指折り数える、減ってゆく指の、そのふくふくとしたよろこび。
かなうものなら、ありったけの花束と花吹雪を
準備が、できているやら、いないやら。
バレンタイントキオなことばかり、考えがちですけれど――
今日だけは、ちょっと離れようかと思います。
どうしてもお祝いしたいことがあるのです。
長年、どうしても、真正面から祝うことができなかった。
そのことへ。ようやく、向き合えそうな気がするので。
大好きだけれど、喜べない。
大好きなのに、祝えない。
そんなどうしようもない感覚から、ほんの少しだけ、解放されて。
今年こそ。
お誕生日おめでとうございます。大地の名を持つ花のひと。
昔からずうっと、あなたがだいすきでした。
昔からずうっと、やり場のない感情に苛まれました。
様々なものがぐちゃぐちゃになりましたけれど。
最終的に一つにまとめてしまえば、『ずうっと、かなしかった』。
悲しくて。かなしくて。祝うことさえできませんでした。
大好きなひとに、しあわせでいてほしいと。
そんな当たり前の願いさえ抱くことができませんでした。
想像すら、禁じられたようなものですから。
なので、もう、触れることさえ諦めていました。
けれど……。
何がどうなるやら、分からないもので。
ようやっと、おそるおそるながら、指を伸ばし始めました。
ふと油断すれば、すぐさまおぞましいものへ呑まれてしまいそうですが。
そのまま手を引っこめるのではなく、近づこうとしています。
とても、ゆっくりではありますけれど。
かつて、あなたはわたしの世界をくるんと百八十度ひっくり返しました。
シーツを新しいものへとっかえるように、鮮やかな手つきで。笑いながら。
ピンクも。リボンも。スカートも。みんなみんな、だいっきらい。
なのに今やごらんのありさま。
それはそれは胸躍る、知らない世界を知るはじまり。
お誕生日おめでとう。うまれてくれて、ありがとう。
素敵な世界へ続く空中階段、その最初の一歩をくれたのはあなたでした。
ぽんと軽い足取りで、飛び石でも渡るように、色んな世界を渡る術。
あの、見えない翼でも踝に生えたような足をくれたのは、あなた。
ありがとう。だいすきです。
どうか、あなたが幸せでありますように。
エアリスさん。