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とまり木 常盤木 ごゆるりと

ひねもすのたのた

 

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知らないふりきめつけて今も続くラリー?


すだれに感謝しておりましたら翌朝の日差しで部屋が灼熱。
『…暑いわああぁぁぁぁ!!』と絶叫しながら目覚めたのは初めてです。


とんだ焦熱地獄でした。
夜の姿に風雅を感じて喜んでいる場合ではありません。
恐るべし。東向きの窓。
適度に風を通し適度に日差しを遮るすだれといふものは。
同時に、適度に日差しを通すものでもありました。
もー、隙間から射かけてくる日差しの凶悪なこと。
きみら細いのになんであないに破壊力があるの。
しかも角度的にベッドを直撃して朝から体を焦がされてました。
今までいかにカーテンが良い仕事をしていたか、思い知った次第です。


知り合いさんに、アレルギー持ちの娘さんがいらして。
けれど、ああいったものは、成長と共に改善したりするそうで。
これまでの遅れを取り戻すべく、お菓子作りに勤しむ娘さんがいじらしくて。
つい、卵や乳製品控えめのお菓子を作って、差し上げたのです。
少しくらいなら摂っても大丈夫、とのことだったので。
ちゃんと知り合いさんに確認を取って。
で。そしたら、お礼を頂いてしまいました。
ちっちゃな、一口サイズの、レーズン入りスコーン。
一生懸命作ったのだろう、ちょっぴりぶかっこうなさまも。
頑張ってできる限り可愛いものを探したのだと思われる袋も。
おやすみの日に作って『おねえさんにあげて』と頼んだという姿も。
何もかもが、微笑ましくて、いとしくて。
思わずお礼に、またお菓子をおくってしまいました。
これでは、お菓子ラリーが終わりませんね(笑)

ありがとう。ごちそうさまでした、お嬢さん。
たいへんおいしく、頂きました。





……ちょっぴり洗剤のにおいがしたのは秘密でね?

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ストライプの月


驚いたのです。とても。とても。
こんなに単純なことですのに、すとん、と腑に落ちたのです。


いや現在OGsの通算周回数が五周目なのに驚いてるのではなく。
まあこれも別の意味では大変驚いておりますが。
わたしなぜこんなことに。
……悪を断つ剣ですね。だいたい悪を断つ剣の所為ですね……。
わたしのハートが悪を断つ剣で疾風怒濤。
うんもうほんとこれどう説明したものやら。

それはともかくとして。
驚いたのです。ほんの小さな…些細なことです。
くだらないこと、と笑われてしまいそうなほどの。


部屋のメイン窓にかけられている日よけが、すだれになりました。
夏仕様として、わたしの部屋では初の試みです。
見た目も涼しげで、なかなか気に入っているのです。
持ち上げたら香炉峰ごっこができるかしら、なんてくすりとして。
御簾と呼ぶには、あまりにも貧相なものですのにね。

ただ、このすだれ。ちょっと不安もありまして。
初日に、日が暮れて部屋に灯りを点けてみたのですけれど。
これが。なかなか。外の様子がかなり透けて見えまして。
明るいほうから暗い場所がよく見えるということは、逆も然り。
どの程度透けて見えるのが分からず、やや落ち着きません。
あまりだらしない格好はできないなあ、と思いました。
まあそんな自室で夜に立ってうろつき回るもないのですが。
でも流石に気になるので、後日薄い幕でも巡らせようと決めて。
もう一度何気なく、すだれのほうを見てみたのです。
そしたら。月が、透けて見えていて。

驚きました。咄嗟に、声を失うほど。
昼間のすだれは、太陽を遮ることに、躍起になっていて。
暮れてからのすだれは、月の姿をおぼろに縁取る。
思わず見入ってしまいました。
すっかり、しっかりカーテンを閉ざすわたしは、知らなかったのです。
暗くなってからの月が、あんな位置にあるだなんて。
家の近くに街灯があるため、星がろくに見えないこともあり。
夜空をまじまじと見上げることすら、しなくなっていたのでしょう。
そこへ、こちらが求めたわけでもありませんのに。
向こうから。ひょこ、と顔を出してくれた。
そのことに、驚いて驚いて、仕方がなかったのです。
けれど同時に、何とも言えず快い、嬉しさも湧き出でました。
月が見える。ただそれだけで、すだれにして良かったと思いました。

その上、これにはまだ続きがありまして。
床に就こうと、灯りを消したときのことです。
つい嬉しくて、暗くなった部屋で、もう一度すだれを見やりました。
すると。月が動いていました。
当たり前ですよ。ばからしいほど当然のことです。
なのにわたしは、絶句したのです。やっと気づいて。
雅なものには程遠い、けれど多分親戚か何かみたいには近い代物を経て。
ああ。御簾越しに見ていた月は、こういうことなのかと。
居待、臥待、寝待。月を見るたくさんの言葉。
思いを馳せて『かたぶくまでのつきをみし』。ねえ衛門さん。
だから月と共にあれだけの歌が詠まれたのだと。
やっとわかった。

言葉の表層だけを得意げになぞって、鼻の穴を膨らませていたのでしょう。
その意味を考えようともせず。
自身の、あまりの愚かさに、今更ながら苦笑してしまいます。
表現の髄。その深奥に触れようとも気づこうとも知ろうともしないで。
目から水晶でできた鱗がしゃらんと落ちたような。
胸の奥にぽっかり欠けていたパズルの一片が澄んだ音を立てはまったような。
ありとあらゆるものが腑に落ちたような感覚がありました。


そして。気づいたら、書いていました。
結構長いこと、ろくにお話を書いておりませんでしたのに。
血の通わない言葉ばかり書いていて、すっかり疲弊しきって。
とても、お話を考える余裕などなかったのです。
久方振りに、かきたい、と思いました。
そのまま書き始めたら、少しつかえてから、どっと溢れるようで。
快い。快い。楽しい。
わたしは書くことが好きだったのだと、今更のように思い知らされました。
こんなにも好きだったのに。
才も、知識も、技量も、何もないとは分かっています。
それでもわたしは書きたくて書きたくてぐるぐるしています。

今、書いているものは、全力で無許可なものなのですけれど……。
きちんと書き上げたら、おそるおそる伺ってみたいやもです。
今はただ、書いてしまいたい。

おかえりなさい


お還りなさい。おかえりなさい。
わたしの、みんなの、愛しい翼。

あの子が還って、もう、一年。

ことほぎ続きの水無月の


書こうとして、書こうとして。
それでも指は、指のくせにへそを曲げて。ならば、と。


書けないことを書いてやろうと思い至りました。
凄まじく後ろ向きな決意ですね。
ほんと、これは、どうしたことでしょう……。
根がお喋りなため、わたしは今までアホほど日記書いてますのにね。
題材には事欠かない、とばかりにわあわあと。やかましいほど。
なのにここ最近は、さえずる嘴が縫い止められたかのようです。
動かない。動けない?
今もこうして、書けないことを書こうとしておりますけれど。
それでも二の句が繋げないと申しましょうか、次に続かないのです。
一体、なぜ。

まあだからってスパロボに走るのもどうかなのですが。
過食や拒食やアルコールに走らないだけ、マシなのやもです。
本に走るときもありますが、今はコントローラーが安らぎらしいです。
そのうちプレイしすぎ疲れ果ててコントローラーに添い寝されるのでは。
いや、それだけはいけません。
そんな何かもういたたまれない事態だけは避けなければです。
まだだいじょうぶ、まだ、だいじょうぶ……。

それに、明日は、最初のお誕生日ですよ。
ふふ。六月にお祝いする用事ができましたね。
モナドの、一歳のお誕生日。
ケーキを焼いて、おめでとうでもいたしましょう。
わたしにできることは、それくらいなのですから。

ことばリハビリ


先日の台風が凄かったのです。
その名の通り、殊、『風』が。


今のご時世なら、不謹慎と言われてしまうやもですけれど……。
あの風が。暴風、強風、颶風に突風。
意志を持つように狂乱する風のさまが、嬉しくてなりませんでした。
ので。
思わず、感想文など書いてしまいました。
何してるのでしょうねこのひと。
ただ、上記のように、不謹慎と思われる方がいらっしゃるやもなので。
念のため、続きに格納しておきました。
よしないことを、つらつらと。書きつけただけのリハビリなもの。
お嫌な方はお手数ですが、回れ右をお願いします。

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