とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
果たしてそれが実行へと移されるかどうか?
書きたいことはたくさんあるのですが、花粉でもうふやふやです。
全部、全部、エクスデスの所為……。
先週後半からの花粉の総攻撃で息も絶え絶えです。
書きたいことや、構想なんかも、あれこれあるのですけれど。
どうにもこうにも集中力がくしゃみで掻き消されてウボァー。
ウボァーで思い出しましたが、映画の名探偵さんが今更好きになりました。
思い出し方がひどいという苦情は受けつけません。
いえ、前から少し気になってはいたのですけれど。
数か月前から原作(児童書版ですが…)読んでいたこともあって。
先日の地上波放送を楽しみにしていたのです。
そしたらまあ。なんとも楽しくって。
ついつい、引きこまれてしまいました。
突拍子もなくてしっちゃかめっちゃかに見える名探偵さん。
けれどなぜだか、チャーミングに見えてならないのです。
そして相棒のせんせは、胃がいたそうです。
本日、続編も観てきましたが。
せんせはいっぺん探偵さんを心の底から殴っていいと思います。
わたし役者さんてあまり詳しくなくて。
この作品で、せんせ役の方の経歴きちんと見てみたのですけれど。
A.I.出てらしたの……! ええでもあの役見た目がロケンローな感じでしたのに。
こちらでは素敵なおひげの英国紳士。かっこいいー。せんせ、だいすき!
でもほんといっぺん探偵さん殴ってもいいのですよ、せんせ。
原作を多少でも知っている作品の映像化。
それがこんなに楽しいものだと、久し振りに思い出しました。
あ。そういや今年は、ホビットもあるのでしたっけ。日本は来年でしょうか……。
ともあれ。
にわかファンで申し訳ありませんけれど、映像作品が気になってきました。
流石に名作だけあって、映像化は何度もされてはりますものね。
レンタル屋さん行ったらたくさんあるでしょうか。
なぜだか。急に、映画が観たいようです。
でもいざレンタル屋さんに行ったら何が良いか分からなくなってまごまごです。
そして迷いまくった挙句なにも借りずにすごすご退散するのですよ。
どうしようもありません。
けれど今回。『探偵さんの』という、ひとつの目安ができたので。
それを頼りに、おそるおそる探してみたいなあ、と思い始めました。
『いや何かお話書けよ』とはどうかこたびは仰らないで。
花粉からの現実逃避もまじってはいると思いますが。
書くより、見るのを、少し優先させたい気持ちです。
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すべては奴の襲来と
じわじわリズムを戻さなくてはいけませんね……。
けれど戻りそうな体調に忍び寄るエクスデスの卑劣な罠が。
早い話が花粉です。
全部エクスデスの所為です。そう思って憎んで乗り切るしか。
きちんと前もってお薬のんで慣れておけば良いのでしょうけれど……。
症状出てからのんでるので、まだ飲みなれないのか、少しくらくら。
ただこの熱っぽいのが花粉なのか病み上がりなのかが不明です。
もう取り敢えず全部エクスデスの所為でいいです。
本当は、サーガ十周年祝いに、日記でがっつり書こうと思ったのです。
が。あの時はお祝いのお話でしっちゃかめっちゃかで。
しかも遅れ倒した上に、力尽きて日記まで手が届きませんでした。
後で書こう! と思っておりましたら、家族から胃腸炎感染でダウン。
身動きがとれないまま、日にちが過ぎてしまいました……。
日頃からちゃんとしていないとだめ、という良い教訓となりました。
ただ、これを今後に活かせるかどうかの自信がないあたりどうにもこうにも。
わたしの指はおしゃべりなので。
昨日の更新のため、あれやこれや書いてると、えらく楽しかったです。
書いたやつ整理してましたら、挫折してるのもぽろぽろ出てきますし。
また、ちみちみと。書いていければなあと思うのですが。
それもこれも大変希望的観測でうわあ。
ただ、今年の母の日は! 母の日は書きたいと思います。
や、その、七割くらい書けてた母の日話が発掘されたので。
ただし例によって例のごとく喫茶です。
アベル二人+イドなので、ちょっと珍しい組み合わせやも。
早めに準備するぞー、おー。
続きに拍手のお返事、格納しております!
『更新履歴』
更新どっかーん。
何かもうむやーとかむがーとかになったので勢いでその。
更新というよりも、書き溜めたのをまとめただけです。
こうして見るとわたしがいかにほったらかしにしていたがよく分かって。
丁度新PCにうつった頃なので、ビルダーさんがいなくなって……わあん。
ともあれ。どかんと更新致しました。全部ためてたの。
お話置き場に、モナドなお話五つ。
ついでにED歌詞翻訳的なもの。
あと、へなちょこけいかくも少しだけ。
日記で、あれこれ、書きたいことはあるのですけれど。
本日はこれのみで、せっしゃこれにてどろん。…音ゲーしたいなあ。
にわか不勉強の不勉強なりのぼうけん
バレエのお話解説の本を読んでいます。
や、踊ったりしませんよ! 単なる知識として。です。
おはずかしい話ですが、バレエって見たことないのです。
むしろお芝居全般から酷く縁遠いのです。
身近に、お芝居好きの人がいなかった所為もありましょうが。
触り方も、接し方も、近付き方もよく知りません。
本でちみちみ重ねてきた情報くらいしか持っていません。
それで。特に理由があるわけでもないのですが。
何だか急に好奇心がむくむくして、知りたくなって。
分かりやすそうな解説本を借りてきた次第です。
知らないことだらけで、いちいち感心しながら楽しめました。
今まで、名前しか知らなかったものの正体が、あれこれ明らかになって。
色んな線が繋がるようで。何やらうきうき。
改編による原作との相違。
舞台作品として流れやすくするための場面の取捨選択。
緩急。序破急。起承転結。
物語の組み立て方。
そんなものも、勉強出来たらなあ、なんて。
数年前、一度だけ歌舞伎を見に行ったのですが。
楽しかった! いえ、面白かった。そして、わくわくでした。
お知り合いに歌舞伎のお好きな方がいらしたので、ご一緒したのです。
本物の幕の内弁当おいしかったです。結局たべものですかもえぎさん。
いえいえ。それだけでなく。
どうしても見たい演目が、偶然近くで上演されると知りまして。
行くことが決まってから、少しは予習しないと! となりました。
で、ネットであれこれ情報収集をしておりますと。
『あの役は中央から紫の衣装で出てくるよ!』とみつけました。
その時は特に深くも考えず、ただ「ほうほう、紫ね」と思っただけでした。
で。実際に観劇に出かけて。
舞台の中央にある襖が開いて、現れた姿に。
「あ。」と、思ったのです。
予習はしておりましたし、待ち構えてもいて、知っているはずですのに。
いざ、自分の目で受け止めると。
紫の意匠に身を包んだ美丈夫の姿に、見とれたのです。
咄嗟に、言葉を失ったくらいに。
惹きつけられて、魅せられて、目を奪われたのです。
美しかった。
なかなか機会とであえないのですけれど。
また行きたいなあ、お芝居はできるだけみたいなあ、と。
そう思わせる、出来事でした。
まあ歌舞伎は超展開と冗長の応酬みたいなとこもあるのでしょうけれど。
そもそもお話をみるものではなく、役者さんをみるものだそうですし。
わたしにはまだ、そこらへんの感覚が分からず、ついお話を追ってしまいます。
でもお話だけでなく、衣装や小物なんかの勉強にはとてもなります。
だって、あんなに美しいのですから。
郷愁はある種の特権
今日はお宮のやくじんさん。お参り行ってきましたよ!
そして帰りはお宮近くの和菓子屋さんでかしわもち買いました。
やわらかもちもちおいしい。
中のおもちが草餅だったので、つい、食べながら。
『攻撃力上がるのかしら…』とか考えたわたしは悲しいまでにバテン中です。
しかしわたしのバテンデータでは、草餅は既に青かびになっています。
ああああ。
小さい頃は、やくじんさんがあると、屋台もたくさんでした。
しかも、屋台だけでなく、市も立つのです。
植木や、陶器や……母と品定めしつつ、うろついたものです。
どんな木があるかなあ、欲しいねえ、とわいわい話しながら。
今ではかなり規模が縮小されてしまっていて、少ししんみり。
けれど、はしゃぎまわる子供たち見てたらどうでも良くなりました。
この子たちにとっては、これが普通。そしてうきうき。
ならばそれで、良いのです。
習作百話、すっかり止まってしまってますね……。
実は書いているのですよ。けれど、難航しておりまして。
かれこれ一ヶ月になるでしょうか。
ちっとも上手く書けないのです。普段から上手くないという指摘は胸の奥に。
どうも進まない。進めない。
たいして長くもなく、ややこしい内容でもありませんのに。
なぜかしらと不思議に思い、あれこれ考えてみたのですが。
ふと。ああ、これ恋を書いているからか、と思い至りました。
……自分で書いといてですが、はずかしいこと書いてますねわたし!(笑)
や。でもほんと、すとんと納得したのです。
わたし苦手と申しますか不得手なのですよ。
以前に書いていた別のお話がありまして。
それを見てくださった先生から「これは恋ですね」と評を貰い。
ええええ!? とえらくびっくりした経験があるくらいなのです。
本人は全く恋だと意識せずに書いていたので、それはもうびっくり。
手直しする際に、おそるおそる微量に補強したりでした。
もうはずかしいついでにあれこれ書いておきましょう。
恋に触れる時は、どこかびくびくしているやもです。
前面に押し出しすぎると下品になる性質のものだと思いますし。
まあわたしがそんな前面に押し出すものを書くことそもそもないでしょうが。
ともあれ。取扱い注意にもほどがあるのです。
技巧を凝らそうとして想像を飛躍させすぎると迷子になる。
勢いよく飛び立ったは良くても、そのうち予定航路を外れて明後日の方向へ。
でも地に足がつきっぱなしでは説得力がなく悪ければ嘘になる。
適度に地に足がついてない、ふわり加減。
地面から五センチくらい浮いていたら、ちょうど良いような。
ああ、ここまで書いて気が付きましたが、これは『アビリルのあがない』ですか。
昔から、勝手にそう名付けています。『アビリルのあがない現象』。
元ネタは王子様な島にお住いな、クィーン・アンのお話ですね。
彼女の想像力を駆使してこれでもかとばかりに書きこまれたお話。
殆ど見たこともないきらきらしい世界を涙と嫉妬と愛憎で埋めつくした。
けれど結局、彼女が書き、評価されたのは。
身近なものからふと着想を得てさらさらと書いた短いスケッチ。
滑走路を激走して飛び出したけれど方向を見失い暴発したものと。
ご近所の庭先(わけあり)で少し、ふわ、と柔らかく広げたもの。
そんな違い。
加減がとても、むずかしい。