とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
やっつけ聖夜な仕事とは
今日の天気は荒れ模様。こんな日の郵便屋さんは大変ですね。
……郵送で万全を期するなら、やはり猫さんに頼むほうが安全なのでしょうか。
母さん、「ケーキ食べよう!」と言ってくれるのは大変嬉しいのですが。
できれば、わたしがお風呂に入る前に、言って欲しかったです……。
お風呂上りケーキは何か色々ときついです。いや食べましたが。
けれど何よりダメなのは、聖夜にやっつけなわたしの所業でしょう。
すみません、どうにもお話を書く余裕がなかったものですから。
以前にこそりと書いてたモナドED超訳の続きです。
こないだのは一番だけでしたが、どうにか全編やってみました。
まあそれがやっつけだったりするので度し難いですが。
前にも増して意訳で誤訳。
他にも間違いだらけで弁明したいこともあるのですけれど。
グダグダ言わず、ちゃっちゃと置いておこうと思います。
詳しくは後日ということで。
お目汚しでしたらすみません。
そして意訳誤訳超訳がお嫌な方は、回れ右をお願いします。
取り敢えず何度でも言いますが監督どうして歌詞明らかにしてくださらないの。
いけず!照れ屋!大好き!!
それでは。お祝いにもなりませんが、内容は続きからどうぞ。
どうか、良い聖夜を。
指の隙間を滑り落ちてゆくというのに
ちくちく、ぬいぬい。時折ざくり。
晴れた休日のブラッディソーイング(固有アビリティ)は今日も平和です。
ブックカバーのしおりが傷んでいたので、新しいリボンと取り換えて。
ちょうやすもののベレー帽にレースを縫いつけて、ちょっと綺麗にして。
合計一時間半くらいで、無事完了しました。わーい。
前々からどうにかしたいなあと思っていたことが片付いてやれやれです。
特に後者。これでやっとかぶれます!
この頃、むしょうにベレー帽がかぶりたくてそわそわしていたのです。
けれど…わたしの思いこみやもしれませんが、ベレー帽って気後れします。
何だか、選ばれた人しか、かぶってはいけないような気がして。
貧弱一般人が装備するような品ではないように思えるのですよ。
ので。欲しくてかぶりたくてたまらなくても、一歩が踏み出せず。
それこそ、いかにも可愛いしっかりしたのはお店でも手に取れなくて。
ここは一つ、やすーいベレー帽から始めようと決意しました。
へなちょこベレー帽から触れていって、経験値を積むのです。
驚異のワンコインベレー帽を手に入れた日が野望の始まりです。
でも安っぽさ丸出しのは、何か切ないですし。
ならば手を入れようと、持ち出したるは針と糸とレース。
ほんのひと手間で、なかなか良くなるものですね。
さあ。やっとこさかぶれます。それに、他にも楽しみが増えます。
今まであまり気にしていなかったハットピンに大変心惹かれます。
コサージュや、ブローチや、更に色々、遊べそうです。
年が明けたらまた神戸で、雑貨屋さんの旅に出るのも素敵です。
少しずつ部屋へ素敵なものを増やしていけば。
いつの日か、全てが、素敵になるのではないかと。
そんなばかばかしいことを、いまだに、ふと、思います。
うつくしいもの
ああ好きな雑貨屋さんが閉店だーとしゅんみりしつつも寄ってきましたら。
帰宅して、更にもう一件閉店だと知り愕然としました。
ど、どうしてこんな…わたしの好きなお店がピンポイントに二件も……。
わああん。手作り系の作品が多いお店で、どちらも重宝してましたのに。
そのうち一件は、先日閉店を知ったので覚悟できていたのですが。
追撃のもう一件はほんと予想外すぎて衝撃が大きいです。
手芸の素材なんかも置いていてくれて、よく利用しました。
くう。店主さんにお礼の言葉も言えませんでした。わたしのあほー…。
神戸で雑貨屋さんをうろうろ、してきました。
歩き回りすぎて小腹がすいてくると、首をもたげてくる誘惑。
どうしようかなあ南京町で何か食べようかしらと考え。
はっ、ももまんがいいももまん食べたいももまんももまん!となり。
一人でテンションが上がりかけていると、あめちゃん貰いました。
雑貨屋さんのおねえさんが、あめちゃんくれました。
しかも二件もでした。全然、違う場所にある、別々のお店ですのに。
おなかすいてるタイミングを狙っているかのように、てのひらへおやつ。
おいしかったです。おねえさんありがとう。
あ。因みに、ももまんはたべました。
でも底がべちゃっとしてて中のあんが少し冷たかったです。
ちくしょう。わたしのももまん。
今度こそおいしいのたべてきます。ももまんー!
雑貨屋さんで、うつくしいものに触れたら。
この胸のぽっかりが埋まるかと思いましたが。
だめですね。なかなか消えません。
町中に、あれだけきれいなもの、うつくしいものが満ちているといいますのに。
それらに、触れられないような。触れてはいけないような。
わたしの手は、うつくしいものを、何もうみだせないとおもいしります。
虚しい指、ですね。
細いよすがを指先に
あ。もしかすると、歌詞の一節、思い浮かんだやもです。
うわあ、だとしたら嬉しいな。そこを手がかりに進めていけたら……。
これまでに、あれこれ曲を聴いてきて。
ああ良い歌詞だなあと思ったことは多々ありますが。
いざ自分が書く立場に回ると、途端にまごまごしてしまうものですね。
今までどうやって聴いてきたのかしらとさえ、思えてきます。
まだぽんやりと思うだけですけれど、作詞って二種類あるような気がします。
理詰めで。
バランスや構成や暗喩や主題を究極にまで計算して。
難しいパズルをうんうん唸りながら、歌詞を埋めていく方法と。
直感で。
音と音の隙間から、また、音そのものからありったけに想像を巡らせて。
沈思黙考なんて言葉はかなぐり捨てて本能のまま、歌詞を走らせる方法と。
そんな二種類。
わたしが過去にしてきたのは、圧倒的に後者でした。
や。その、ゼノのBGMに歌詞をつけて遊ぶのは、昔からしていたので……。
歌詞つけあそび。やってる本人は大変に楽しいのですよ。
曲を聴いているうちに、『なんかこの曲言いたそう!』とか思えたりしまして。
物言いたげな曲に、どうにか喋らせてやれないかと言葉を探すのです。
ああだこうだと言葉を探して、みつけて、当てはめて、満足。という。
ほんと自分だけが楽しい遊びでした。
因みに、ゼノ曲はいまだに物言いたげな子がいます。
探しても探してもきりがないくらいなのですよ!
で、今回。
わたしがどちらの手段を取っているかと申しますと……半々です。
中途半端が一番いけないとは思うのですが。半分ずつです。
なにせ、今回は、ひとから頼まれたものなのですから。
本能のまま!という風にはいきません。緊張しているのやもですね。
けれどだからといって、理性でキュピーンと進めるには、知識不足で。
結果。耳を澄まして、物言いたげな箇所はないかと探してみて。
一つ捕まえたら、そこから次へむけてひたすら長考です。
両方の手段を用いて、文字通り手探りで、曲と言葉と対峙しています。
きちんと最後まで、捕まえられますように……。
ら、らら、ら、ら
友人から作詞を頼まれている曲を、繰り返し聴いています。
凄いなあ、こんな綺麗な声に、わたしの言葉を、歌って頂けるんだ……。
しゃんとして、書かないとです。
お話と歌詞は違います。
わたしの言葉はいつも冗長になりがちで。
先生からもよく「あなたは書きすぎる」みたいに言われるくらいですし。
悪癖だとは承知しているのですが、なかなか改まりません。
けれど、歌詞に冗長さは許されません。
それはいわば髄のようなもの。
うんと、うんと煮詰めて…ようやっと奥から絞り出たもの。
勿論お話だって、適当に書いているわけではありませんけれど。
歌詞は更に凝縮して。一言、一語を、慎重に運ばなければ。
余分なものなどないように。そんな余裕はないのですから。
言葉の裏へ潜るように。
奥底。深く、深く……真剣勝負な対話のように。
そうして幾つか欠片を捕まえて、形を整えて。
整え終わってから文章として起こすべきでしょうか?
それとも、捕まえたものを片っ端からひとまず羅列してみて?
どちらの方法が良いのか、まだよく分かりません。
けれど。きっと、捉えてみせます。
待っていてくださいな、可愛いとある妹さん。
必ず、あなたに似合う歌詞を、差し上げますから。
銀の雨がきらきらするような。
……そういえば。
むかーし、むかしは、ゼノのお話を書く時も、よく潜ったものです。
プレイ当時に、全てをすんなり飲みこめるほど理解がよくないので。
知るために。分かるために。いっぱい、潜りました。
特に一番潜りまくったのは言わずもがなですがエリィです。
そりゃあもう彼女が書きたくて仕方がありませんでしたから!
なのに、それが今や。
エリィについては、潜るどころか考えるよりも先に、指が動く始末です。
それだけ理解が進んだ、ということやもしれませんけれど。
初心を忘れて、どこかに驕りも潜んでしまうのやもですね。反省です。
作詞の件以外で、わたしが今一番潜らなければならない人がいるとしたら。
それはもう。迷わずに、「フィオルン」と答えます。
彼女もほんと難しいですからねえ……。
もう少し、きちんと、彼女も知りたいものです。