とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
ましろき慈母の
久し振りに、予期しないところで、予想外な言葉をみつけたら。
懐かしさと共に色んなものが込み上げてきて嬉しいやら困るやら。
例えば、笑い。
近所迷惑を避けるため、
夜に大笑いは控えるべく、どうにかこらえようとするのですが。
先日、思わぬところでタケノコ魔人タケノッコーンを目撃した時は無理でした。
何て、久し振りに見た言葉。タケノコ魔人、タケノッコーン…。
必死に笑いの衝動を押さえこもうとして、一人のたうち回ってました。
笑いを咳へと変換することで、誤魔化すという方法もありますけれど。
それとて限界がありますし、どっちにしろ腹筋は痛いです。
ほんと、こっちの覚悟ができていない状態で飛びこんでくるのはずるいです。
ヒッポロ系ニャポーンとかメホホブルササンGとかは敗北確定ワードです。
自分で書いといて何ですが、この日記何かおかしい(笑)
それでは、まともな内容でお口直しなどいかがでしょう。
や、あまりまともじゃないやもですが……。
ただ、わたしにとっては、素晴らしく喜ばしいことがらなのです。
先日、大神がういぃに移植されると、耳にしました。
……一人大喝采です。
むしろ泣きそうです。いっそ泣いても良いと思うのです。
大神が、大神が!また多くの方にプレイされる機会が!
――これで、わたしがういぃを買う理由がまた一つ、増えました。
いえ。大神移植の報により、購入は最早決定事項となりました。
これは義務にも近い決意です。
モノリスさん新作、続報待ちのモナド。
PS版クリアにより、俄然プレイしたいFF4の続編。
この二作をしたいがために、本体買うタイミングを見計らっておりましたが。
ああ買いますとも。大神が出るというのなら、買わずにおられいでか。
既にPS2版を三周していても、それでもわたしは大神を買います。
既にPS2版を三周してるのに、いまだ飛脚のお兄さんに勝てなくても。
それでもわたしは買うのです。
天地神明に。ええ、我らが慈母に誓って。
いいかげん、わたしが言うまでもありませんけれど。
未プレイの方は本当に、触られたほうが良いと思います。大神。
笑って泣いて、叫んで、走って。
この世にいのちがよみがえる。
言葉すら陳腐に思えてくる、圧倒的な色彩の洪水。
祓われる禍々しいものと、降りしきる桜吹雪。
その美しさ、快さに、声をなくします。
――そして最後は、ぼろぼろに、ぐちゃぐちゃに、泣き濡れるのです。
嗚咽を漏らさずにラスボス戦へ挑むことなどできません。
いまだにわたし、ラスボス戦の曲聴くだけで泣きますからね(笑)
もういっそ大神プレイを義務教育課程に組み込んでも良いと思うくらいです。
ああ、楽しみ。同じお話だと分かっていても。
また別の形で、アマテラスに会うことができる。
それだけでもう、嬉しくてほくほくして、たまらないのです。
ういぃ移植により、これから大神に初めて触れられる方へ。
我らが慈母の、加護ぞあれかし。
PR
そこに差などないはずなのに
そういや今日から東京は夏の埋立地祭りですか。
この酷熱炎暑、参加される方のご武運長久、お祈り申し上げます。
一度も行ったことないのですよね。行く気がないからですが……。
や。何かもう、人から話を聞くだけでおなかいっぱいです(笑)
混雑してる箇所を俯瞰で撮った写真を見せられて、くらくらしました。
なにあのひとごみ。
わたしには、あの文字通り立錐の余地もない場所へまざるの無理です。
しかも、むしろ戦利品を求めて攻め入らなければなんて。
余程、前もって戦略を練った、歴戦の猛者でなければ突撃は不可です。
……しかも、三日間あるんですもんね。あれ。
流石に全ての日で、参加される方は、稀でしょうけれど。
体調を崩される方が出ませんように。
あ、そうそう。
先日『これが、かくさしゃかい、ってやつか…』と思うことがありました。
ちゃんと証拠写真もあるのですよ。
ただ、映してる人の腕だけは、いかんともしがたいものがありまして。
実に見づらいのですけれども。そこはどうにか。
画面に顔を近づけるなり、目を眇めるなりで、よろしくお願いします。
つくづくお客さまに優しくないサイトです。
先日、ちょっぴりお出かけをしまして。
まあそのお出かけ先が中古ゲーム屋さんなのもどうかですが。
ともあれ、そのお店で、中古ソフト買い取り価格表がありました。
それがもう、凄まじい代物でして。
どうしてこのご時世にサターンはおろか、PCエンジンまで扱って。
あと、わたしジャガーなんて機種名前くらいしか知りませんよ?
スーファミ、ファミコンは当然のこととして。
見たこともない機種の名前がごろごろ載ってました。
で、ふと思い立ち。
プレステ作品の価格表を見てみたのです。
―…そろそろ、お察しのことと、存じます。
ええ。『ゼノはお幾らかな?』と思ったのです。
しかもゼノの場合は、ミレニアムコレクションもありますしね。
しかもミレコレ、二種類ありますしね。
わたしどっちも持ってますけどね。
はてさて一体?と興味に駆られ。
探してみるみる五十音順。
つらつら視線を落として、サ行について、そうして――
みつけた。
真ん中らへんに。
……見えにくいので、補足を。
・ミレニアムコレクション(エリィ版) ¥5000
・ミレニアムコレクション(フェイ版) ¥2500
…………
……待てぃ。
何この差、何この差!まさかのダブルスコア!?
ひどい、なんてかくさしゃかい。
フェイの立場がなさすぎます……!
出た時期は同じ、元の値段だってそう。
なのにこの差は一体どこから。
出回っている数の差?だとしても。こんなことって。
絶対売るもんかと思いました。
はなから売る気なんて、微塵もありませんでしたけれどね。
しかし、この査定額を考えますと。
以前に破格の7000円で売れた、ヴァルキリー限定版の何たることでしょう。
祈りだけでは
台風の後に、地震、地震……。
この夏はなにやら、落ち着きのない、得体の知れない、不穏さが。
どちらの被災地も、一日も早い復興を遂げられますように……。
そう思うのなら、むしろ手伝いに行けと言う話でしょうか。
でも後先考えないボランティアが殺到して、酷い結果になったこともありますし。
(――どことは、申しませんよ)
と、いうより、兄が会社のお客さまをお手伝いに、現地へ行くそうです。
お得意さまの安否を心配していたら、案の定被害が出たそうで。
片づけのお手伝い。その荷物を準備するくらいしか、できそうにありません。
さて。何を持って行ったら、喜ばれるものか。
何やら地域の話が出てますので、流れのまま、とあるサイトさんをご紹介。
大きなサイトさんですし、ご存知の方も多そうですけれど。
ttp://www.h6.dion.ne.jp/~mogura45/o/top.htm←こちらさま
実は以前から、こっそり好きな漫画サイトさんだったのです。
こちらの、都道府県擬人化作品が素晴らしいのです。
擬人化、というだけで拒否反応を示す方がおいでやもですが。
よくある単純なキャラ化ではないのです。
圧倒的な知識量と、裏付けに用いられる膨大な資料。
これらによって完成した見事な設定。
そこへ地元民の声も反映され、更に発展してゆくのです。
わたしも最初はおそるおそる拝見していたのですが。
兵庫県、の設定で、呆気なく陥落しました。
ああこの方はなんてしっかり調べてくれてはるのだろう、と。
我が県には、県民性がないのです。あるのは地域性のみ。
昔は幾つもの国に分かれてましたから、一つにまとまりきらないのです。
ので。こちらのサイトさんでは、兵庫は五人います。
五人セットで兵庫。感嘆の息が漏れました。
神戸さんが素敵すぎます。
神戸さんは播磨兄さんのところへ嫁に行くべきです。
む?経済規模から言うと逆?(笑)
……難しい題材にも、しっかり、真摯に取り組んでくださった。
そのことに同じ県民として、心から感謝を捧げるばかりです。
あれ。何やらしんみりしてますか?
いえいえ吹き飛ばしてしまいましょう。
えーと、えーと。そうそう、昨日の新劇場版の、書き忘れ感想など。
書いてから、『あれ入れ忘れた!』と気づきました。
まあ、そんな沢山ではないのですけれど。
昨日と同じく、ネタバレにならない感想を出だしにちょちょいと。
ネタバレそのものは、続きに隠しておきます。
感想というより、ただ単純に感心したことなのですが。
今更な話。ほんっっと、声優さんて凄いですね。
誰かさんの発音もそうですが、何より声の維持が。
昔と比べて、殆ど遜色らしきものが、うかがえませんでした。
冬月先生だけは、一瞬『あれ?』となりましたが。
それも最初のみ。次第に元に戻ったような。
シンジくんの声を維持、とかよくできるものですね……。
綾波さんだって、あの頃のまま。時間が止まっているよう。
―…いいえ、微妙な変化はありました。けれどそれは、演技の範囲ぽくて。
根底の部分では変わっていない。
そりゃあプロでいらっしゃるのですから、当たり前といえば当たり前です。
声は生命線。管理を徹底してこそ維持できるものでしょう。
けれどその当たり前のレベルが高すぎて、感服してしまうばかりです。
一人だけでなく、ほぼ全員がそうなので、当たり前に思えてしまいますが。
これって地味に凄いことなのでは、と思いました。
そして、続きにネタバレ箇条書き。
とは言っても、書き忘れ追加なので、二行だけですが。
何年越しの福音なのやら
佐用も、宍粟も、朝来や養父も。
早く元通りになりますように……同じ播磨の片隅から、こっそりお祈り。
微妙に間がまたも空いてますね。懲りない。
あわあわしてると、つい日記が疎かになってしまいます。
目標としては、毎日更新なのですけれどね。
悲しいくらいなせていませんが。それでこそ目標なのでしょう。
というか、映画観てきましたよ映画。
でもトランスフォーマーではないのですよ(笑)
新劇場版なあれです。
や。前に地上波でやってた序に、すっかり魅せられてしまいまして。
ラミエルくんが可愛い。ラミエルくんが可愛い!感動。
それにそもそも、わたしくらいの年代は、多分ど真ん中。
エヴァに一切触れなかった人はそういないでしょう。
まあ、わたしの地元は放送してませんでしたけどね!
旧劇場版観に行った友人の感想が『初めて動くアスカをみた』
だったくらいですから。
テレビシリーズ全話は、ケーブルテレビで。
ネタバレ全開な感想は、隠しておくとして。
当たり障りのなさそうな感想も、書いてみましょう。
いえ、感想というより…時間の経過でちょっと、じんわりしたこと。
作品を観賞するにあたり、作品そのものでなく、その向こうをみること。
作者本人をみようとするのは、あまり褒められたことではないのでしょう。
ちゃんと、作品そのものを楽しむべきですのにね。
けれど今回、破を見ていて、わたしはとてもカントクの変化を感じました。
しかも、とても良い変化。
多分、少し前に、友人からカントク奥方のご本を借りたからでしょう。
奥方さまの姿が、ちらほら見えるのです。
ご本読んで知ったのですが、カントクは限りなく偏食に近い菜食主義。
ろくにご飯食べずにお菓子ばっか食べてたら、そりゃ太ります。
そこで美貌の奥方さまです。
奥方さまがお綺麗なのは有名な話。
無理せずきれいな、体型維持の手作り食事メニューとか健康そのものです。
その辣腕が、カントクに向けられると?あら不思議。
手足のすらりと長い、海外ブランドでもお直しなしで着こなせる紳士の誕生。
カントク実は、元が男前なので、体型と服さえどうにかしたらさらりと凄い。
服装に関しちゃ、奥方さま独擅場でしょうし。すっかりオサレご夫婦。
でも中身は双方臨界突破なヲタクなので、日曜朝から仲良く戦隊もの観賞。
どうしようもなくぴったりすぎる分かちがたいご夫婦です。
ですから……破で。
『ああ。ごはんが、おいしかったのですね。カントク』
そんなことを、思ってしまいました。
最愛の奥方と、おいしいごはんを、一緒に囲んで。
それがとても幸福だと、思われたのかなあと。
個人的には、大賛成な意見です。
まあ、わたしが単にいやしんぼなだけなのでしょうけれど(笑)
おいしいものは、嬉しいですよ。
おいしいものをおいしく食べられるのは、しあわせ。
作って食べて貰えるのも、作って貰えて食べるのも。素敵なこと。
……基本理念がこんなだから、拙宅のお話は何かしら食べてるんですね。
では続きに、微妙なネタバレ箇条書き感想です。
思い浮かぶままにー。
山のお天気ばりにくるくる変わる日記の中身
唐突に、ふと本の感想みたいのが書きたくなりました。
いえ、感想にも満たないのですが…つらつらと、書き留めたくて。
このところ、日本の旅行記みたいの読むのが楽しいです。
時期は明治。書き手は、海外の方。色んな見方があっておもしろいのです。
シュリーマンが来日していたのは、少し前に知ったのですが。
寡聞なもので、キプリングまで来ていたとは存じませんでした。
新聞社時代の名が売れ出した頃と、完全に名声を手に入れた頃の、二度。
一度目と二度目で、分かりやすすぎるくらい文体が変わっていて驚き。
いえむしろ、落ち着いた、と見るべきでしょうか。
最初は、洒落っ気のきいた軽妙な文体に、時折軽薄さも滲んでいましたが。
二度目はどこか視線が淡々として、静かに光景を眺めているようです。
読み物としては、前者のが楽しいのですけれどね。
でも本来は、後者を喜ぶべきなのでしょう。
明治期の日本旅行記なら、まずバード女史が有名どころでしょうけれど。
(基本的に、ぼっこぼこに言ってますけれどね、イザベラさん)
バード女史とはまた別の味があって、これはほんと楽しかったです。
女史との違いは、キリスト教伝道に否定的な立場、なのもあるやも?
ともあれ。
やたら無邪気で、惚れっぽくて、たまに軽薄さを感じさせながらもお茶目で。
色んなエピソードが楽しめました。
そうですね。幾つかを、多少わたしの感想含みつつ、書き出しますなら。
彼の感想前半は、こんなでした
『皆さんが長崎方面へお出かけの際は、きれいな靴下を持参すべき。鹿革とかさ。刺繍とかしてさ。絹とかもいいね。……かかとに穴のない、ね。私のようになりたくないのならな!』
『なんだよまったく不条理だどうしてこんなに店が清潔なんだきれいにしすぎだろああ憎らしい私を馬鹿にしやがって出て行ってやるこの木の家をずたずたにしてやろうかところでこの根付はおいくらですか?』
『娘たちがやってきて、私たちの前に食事の膳を置くと去って行った。しかし空手で去ったのではない。なぜなら乙女よ、君は私のハートを奪っていったからだ。ビルマの娘にも奪われたことあるけどね!』
『お風呂場ギャアアアアアア』
うん、だいたいこんなのでした(笑)
脚色まではいきませんが、多少言い方は変えてあります。
でもほんと、だいたいこんなの。
思わず吹き出しちゃったのは、最後のですね。
当時はまだ、混浴が撤廃しきれていなかったようで。お触れは出てるのですが。
ホテルでお風呂入ってたら、日本人のお嬢さん(しかも可愛い)が来ちゃって。
すると相手が、キプリングの動揺を察して、引き返してくれたそう。
しかも、くすくす笑いながら。
その後彼は、顔から火が出そうになりながら、湯船へ飛びこみ隠れたそう。
なんだかどっちもかわいいなあ。
他にも、大坂城見てええええ、ってなってたり。
あと造幣局の桜の通り抜けも行ったみたいです。
わたしも行ったことまだないのに、造幣局。
いいなー。