とまり木 常盤木 ごゆるりと
ひねもすのたのた
扉をあけて。声をきかせて。
明日。ですって。
あした。
残る人差し指も折れる直前。
立ち尽くす指の数を減らし続けていた手が、もうすぐ拳へ戻ります。
もう。こんなに。
だというに、この驚異的な実感の乏しさは何でしょう。
明日の今頃にはプレイできているとか、なかなか想像できません。
明日の今頃、一体どうなっているのでしょう?
ただ、一つだけ決めました。
今日は友人にくっついてケーキ屋さんに行ったのですけれど。
そこで小さなガレットを一個、買っておきました。
明日、モナドが届いたら、それを頂いて小さくお祝いをします。
新しい、祝うことのできる日を増やしてくれてありがとう。
新しいお誕生日をおぼえさせてくれて、ありがとう。
ういぃ本体自室に移動完了。
配線チェック動作確認共に完了。
リモコンの電池切れ対策に本体と繋ぐケーブル購入し有線接続完了。
迎撃態勢、オールグリーン。
さあ。お待ちしておりますよ。
エピ1発売前のように、奇声を上げてベッドを転がり回るようなことはありません。
あんな、目眩なのか何なのかよく分からない、
歓喜の奔流が溢れいてもたってもいられない感覚は、二度とない気がします。
地味に心臓がどきどきしているのは、多分お風呂上りの所為です。絶対そう。
読もうとした本に全然集中できず投げちゃったのもきっとお風呂の所為。
31アイスのトリプル食べてご満悦になったり。
ポップンでうっかりスペースドッグ選んじゃって半泣きでプレイしたり。
宇宙のあの子から滲み出るイケメンオーラが半端ではないのに驚愕したり。
などなどしながら、平静を保ち、その日を迎えようとしています。
いやこの流れで書くのもあれですが、最近のあの子のツイート凄いです。
なんというイケメンオーラ。特に先日、みちびきさんにかけた言葉。
あれわたしがみちびきさんなら確実に恋に落ちるレベルです。
宇宙の子たち、凄いなあ……!
えらい話がそれましたが。
発売前の、わやわやした日々も、これでおしまいですね。
寄った電気屋さんでモナドのパンフレット(豪華め)みつけて感動したり。
観賞用と保存用に二部頂いたり。
パンフどころか特設コーナーを見かけた日には胸がいっぱいになったり。
店頭用ダミーパケをぱくりたくなる気持ちを懸命にこらえたり。
愛されますように。多くの人に触れられ、愛されますようにと。
そんなことを祈ったり。も、さようなら。
モノリスさん、あなたを信じています。
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ひ・ふ・み
皆さまご存知でしたか。
モナド発売まで、あと、三日ですってよ。
当たり前ですね。ですよね。
7+3=10だということは、頭では理解しているつもりなのですけれど。
『あと三日で出るよ』と言われると、どうしようもなく動揺してしまいそうです。
ここにきてまだ、現実味に乏しいのです。
出てくる情報一つ一つに、ぎゃあわあ騒いできました。
不安がったり安堵したり、一喜一憂悲喜こもごも。
そのくせ、まだ実感が湧いていないのです。
おかしなことです。
何でしょう。なぜでしょう。
そう思い、あれこれ考えてみたのですが。
どうも、あの接頭語の影響のようです。
『異質な』と訳される、『ゼノ』という名のつく作品は、基本、『待つ』ものでした。
一ヶ月やら三ヶ月、更に半年といった周期で数えるものではなくて。
単位は『年』。待つは待つでも、『長く』待つことが、大前提でした。
四年。二年。…二年。二年。
待つ間に、あれやこれや想像を巡らし、推理を働かせ、僅かな手がかりを探る。
そして果てない海のように世界を詰めつくす情報にとっぷり身を沈めるのです。
この快さこそ。
長い時間に裏打ちされた、ゆったりとした待ち時間を、楽しんできました。
けれど、今回。『異質な刃』。
……まだ気恥ずかしくてタイトルを呼べないのです。ご了承ください。
その存在が明かされたのは去年のE3、約一年前でしょうか。
正式に情報が公開されだしたのは、今年の一月終わり。
『ゼノ』だと認識してから、まだ半年も経っていないのです。
だからつい、動揺してしまうのです。早すぎて。心の準備が?
直接的な関係はないと、監督は明言されています。
それでも思わず、こちらはびくりと反応してしまうのです。
慣れない早さに戸惑いながら、三本目の指を折ります。
続きに、遅くなりましたが拍手のお返事を。
訳知り顔に虫めがね
毎度毎度、同じパターンなのです。
『日記書く→公式見に行く→更新→ギャア』って。ので、ちょっと変えようとして。
結果、『公式見に行く→更新→ギャア→日記書き中』
たいして変わりませんでした。
むしろ、動揺してろくに文章書けなくなりそうですね。
や。いっそここは。
『ふわはははそっちが更新してくることなぞお見通しよ!』
みたいな気概で迎撃すべきなのでしょうか。
でも何と戦ってるんだかよく分からないですねこれ。
素直に動揺してるなら動揺したままでいようと思います。
PVよっつめ、素晴らしい出来……!
PVの最後にくる、タイトルの出方が、ふわりとしました。
曲や台詞と相俟って泣きそうなところを包みこまれるような。
ふわりと。優しい。
他のPVでも見られた、タイトルの出方も好きですよ。
そちらはどきりとします。
首を落とすような音がします。
けれど、今回のPVで一番ぞわあとなったのは――言わずもがな?
あんな台詞が。出るだなんて。
しかも一旦あそこで区切ってるのは、分かった上でやっているとしか。
ええもしかすると思い込みですよけれど仕方ないじゃないですか!
拙宅は、いつまでもいつまでも接触者対存在中心なのですから!
反応しないわけがありません。
まるで。『彼女』。
じわじわ発売が押し迫りってもう来週じゃないですかうわあああ。
それまでに、勝手に想像モナドあれこれ。
・剣のこと
剣のモナド、あれなんだかあいのこみたいです。
創世で二柱、がしんがしん戦っていて。
そのどちらの剣にも似ているように見えるような気のせいのような。
ビーム部分は巨神の、金属部分は機神の。
真ん中らへんというより、どちらからも要素を取りこんでいるみたい。
・ビジョンのこと
接頭語が接頭語とはいえ、むりやりにこじつけはいけませんけれど……。
『未来が視える』と聞いた時、おや?となりました。
先の出来事に干渉できるだなんて、ゾハルみたいですね。
まあ未来への関わり方は双方随分と異なりますけれど。
ゾハルは望んだものを具現化してみせる。
モナドは望まない未来を視せてみせる。
ゾハルは導き、モナドは拒む?なんとなく、思うだけですが。
これだけ見ると、モナドのが何か自己じみたもの強そうやも…と見せかけて。
所持者の望ましくない未来へ発動条件を限定しているかと思えば、
逆に物凄くシステムシステムしているようにも考えられます。反射みたいに。
・機神兵のこと
喋ったり喋らなかったり。顔つきのみ発声機能持ち?
金色の彼が某イカ声に聞こえるような聞こえないようなうがー。
ファミ通の記事を読み返していて思ったのですけれど。
記事でやたらフェイスたちのこと『赤い筋が』って書いてるのですよね。
それこそ、しつこいくらい。
機体に赤い筋が走ってるなんて、言われなきゃ気づきませんでした。
で、改めて見直してみましたら。
なんだかあれ、血管、みたいですね。走り方が。
ああでも機神兵側のことはちっとも分からないのですよ。
純然たる機械な存在なら、工場がなくちゃ増えられませんし。
どこかでプログラミングされてるのかしらと思えばフェイス喋りますし。
巨神側はれっきとした有機体ですけれど。
あちら側も何らかの形で有機的な要素入ってるのやもですね。
なら、人を襲う理由がおぼろげに分かる気もします。
兄さんが言ってるみたいに、『餌』なのではと。
食べ物補給?いやでも凄く機械っぽいし、襲撃が唐突ですし…うーん。
クリア後にここ読んだら、さぞにやにやむずむずするのでしょうねえ(笑)
ふたつのカウントダウン
とうとう六月…、遂に六月……!
モナドの発売は春とのことですので、今はまだ春なのでしょう。
にんてんさんがそう仰るのならば。
例え、最高気温がそろそろ夏日に突入し始めていても、今は春。
……でもにんてんさん御社アホみたいに暑いところですよね?
盆地の夏は比喩抜きに溶けます。本気でサウナ状態。
いえ。もう。何も言うまいです。
粛々と。淡々と。その日を待つばかり。
しかしやっと初めて見られたモナドCMが例の新CMというのは何かその。
実にリアクションに困ります。
これからはもう、あれしか流さはらないのでしょうか。
いやー、シュルクんのやつ見たいですのにー。わあん。
CMにそわそわするよりも、もっと真剣に迎撃態勢を整えるべきでしょうか。
わたしの部屋のテレビ、全力でブラウン管なのですけれど。
ういぃは、ちゃんと映ってくれるのでしょうか。
文字が小さくなるとか何とか耳にするので心配です。
あと、ヌンチャクをきちんと扱えるのかも不安要素です。
いっそのこと、クラシックタイプのやつにしたほうが安心やも?
リモコンの電池がいいところで切れても困りますし……。
うう、きちんと知っていないことばかりですよ。
いくら現実味が湧かないからって、対策を怠りすぎました。
こんなので残り十日を切っていて良いのでしょうか。
あ、それと。
PVやら画像やら見て、思うこともちらほら。
なのに、ちっとも文章にしていないので。
発売前にそれらもかっちりまとめておかないと。
プレイしてから大ハズレしまくるのでしょうけれど…書くなら今のうち。
モナド(剣)のこと、ビジョンのこと。
あれ?と思ったことを、ちまちまこっそり、書こうと思います。
締め切りは、もう、間近です。
インクの色は
落ち着きましょう。ええ、落ち着かなければ。
泣いても笑ってもあと二週間を切ってるのです。
どこのゼノサイトさんも、落ち着いていらっしゃる感じですのに。
なんだかわたしだけぎゃあわあやかましく騒いでいる気がします。
……はずかしい。
落ち着かないと。すうはあ。
前に『不安がない』みたいに書いたことがありますけれど。
実は、ちっともないわけではないのです。ややこしいですね。
PVやら何やらを見る限り、素晴らしい作りこみです。
映像も、音楽も、戦闘もシステムもあらゆるものが。
それこそ粗を探すのが難しいほど。
ですのに……ちまちました、もの。
カスタードに残る、ちっちゃなバニラの粒のようなもの。
気のせいほどに目に入るそれに、つい不安を掻き立てられるのです。
殆どが被害妄想じみたものですけれどね。
戦闘中のかけごえの種類が少ない気がする、とか。
(でもこれは恐らく直前にしてたのがムゲフロな所為。あれは喋りすぎ)
黒のフェイスが降りてくる時の軌跡の引き方がエピ2を思い出すとか。
(これは単にトラウマ)
……また、あんな目に遭うのでは?とか。
(奥底に刻みこまれた取り除きがたい本能的なおそれ)
だめですね。
安心しきって身を委ねたくなる一方、どこかで制止がかかります。
まさか前もって防衛機制がかかっているのだとは、思いたくないのですが。
どきどきして。そわそわして。
なのに深く、どこかで、こわいと思う。
こわいと思いながら、信じている。
アンビバレントじみたものが平然と同居しています。
どうしてこんなことに、なってしまうかと申しますと。
――監督が話してくださっているからです。
監督のお言葉は、真摯で、誠実です。
PWの頃から変わりません。
そして監督はその言葉を持って、痛みをおぼえながら物語を紡がれる。
誰かが痛いと感じる場面を、痛いと感じながら書かれる。
たったそれだけ?と言われてしまいそうですけれど。
たったそれだけのことで、わたしは信じてしまえるのです。
そうして書く言葉は血のインクで書かれているはずですから。
そうして書かれる言葉がわたしは好きです。
そうしてわたしも、書いてみたい、と思うほどに。
血のインクもて。